音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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◆楽曲は、実は「不協和音」だらけ!?でも、最終的には「救い」が!?

2010年06月19日 | ◆一言◆
「音楽は、緊張と弛緩の連続である」


よく言われることです。

今日は、ふと、とても強烈に、
この「当たり前」と言われ、思われている真実が
啓けた気がしたのです。


そうした視点に立ってみると、
あらゆる音楽は、実に「不協和音だらけ」だと気づかされるのです・・・


不協和音というストレス、
そのストレス度合いは、個々様々。

少なめのストレスのものもあれば、
強烈なものもある。


しかし、
一応、クラシックの音楽では、
曲の終わりには、一応、必ず「協和音」で終わるよう、出来ているはずです。

(不協和音で終わる音楽があるとすれば・・・それはきっと
 救いようのないような気分にさせられるものなのかも!?
 それは、その楽曲がそれを目的(=救いようの無い結末)
 にしているという解釈も成り立つのかもしれません)


人生、紆余曲折があるものです。

幸福な時もありますが、
不幸な時、ストレスが沢山の時もあります・・・


音楽は、そんな人生の紆余曲折も、
最終的には「調和されるんだよ」、と
救いを予感させてくれるものなのかもしれない、
だからこそ、
協和音の心地よさというものが感じられるのかもしれない・・・



音楽における「協和音」と「不協和音」

これを理解し・感得することは、音楽するにあたっての
「とてつもなく大きな一要素」であるように
今日は強く感じられたのでした・・・













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