音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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◆カザルス「この世は調和にみたされています」

2010年06月16日 | ◆一言◆
『パブロ・カザルス 鳥の歌』
ジュリアン・ロイド・ウェッバー編より抜粋
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あるとき、
ことのほか感動的な演奏のあとで、
ベルギーのエリザベト女王が尋ねた。


「カザルスさん、
私たちはいま天国にいるのでしょうか、
それともまだこの世にいるのでしょうか」


カザルスはおだやかに答えた。


「この世です・・・・・・しかしいまこの世は調和にみたされています」


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チェロの巨匠カザルスが
「調和」すなわち「ハーモニー」について言及している文章を、
ふと見付け、ご紹介したいと思いました・・・


カザルスとベルギー女王が一堂に会した、
その時、その場所が、
「調和にみたされていた」と・・・


地上にいながら、
「良き時」を迎えることもできる、
これも音楽の・ハーモニーの力なのかもしれませんね。


「調和にみたされている」だなんて!!


なんだか、とても感動的ではないでしょうか!?









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