◆久々の日本でのリサイタルをひとつ終えて

おかげさまで昨日、
横浜市上大岡「ひまわりの郷」ホールにおける
ピアノソロリサイタルを無事終了することができました。
ご来場いただいた大勢の方々！！
本当に、本当にありがとうございました。


暖かい拍手と共に、ホール全体を包み込む緊張感は
ベートーヴェンとショパンの名作を通して
聴者と奏者が共に創りあげた空間であると思うのです。
この意味においても、皆さまに感謝申し上げるのは
当然のこととも思われるのです！！
一緒になって創りあげる時空間なのです、きっと。


自分にとって初めて踏む地のステージ、
それは同時に、久々の日本でのコンサートホールの
ステージを一人（ソロ）で踏む感触でもありました。

ドイツで演奏してきたのとはまた違う雰囲気、
印象としては、より「ステージ」という雰囲気の
強い感触を得たのでした。
それはリハーサルの時から感じました。
暗転した座席、スポットライトに照らされた鍵盤の白さが、
自分がステージの上にいるという意識を
より一層かき立てられるような気にさせたのでした。
ドイツでもステージは色々あったのに、不思議なものです・・・
日本の整備整頓の行き届いた空間が、
さらなる緊張感を生み出しているのでしょうか。

ステージでの緊張感は、
ここでなにごとかを成さねばならない、
という意識を持ってこれを制し、
そこにはただ音楽ありき、すなわちそれは
そこにいる、今いる人間ありき、
ということに結びつくことと信じ、
かつて生きた大作曲家の音楽作品の力が
最大限に発揮されるよう努力し、
充実の時間と空間になれればと、
そんな思いだったでしょうか・・・



いやはや、要らぬことを
書いてしまったかもしれません。
でも、ま、いっか。
今思い出してみた昨夜の感触が
正直な気持ちと共に
上記の言葉となって湧き出てきたものです。

ちょっと恥ずかしい気もしますが、
このまま掲載しちゃいましょう・・・


昨夜の「ひまわりの郷」、
僕にとっての大事な大事な一歩であると実感しております。
上大岡の皆さま！
もう一度、本当にありがとうございました！！
そしてまた、弾きに行きます！！



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