マルタ・アルゲリチ・・・この人の音楽に、強い疑問を持ったこともあるのだけれど、今演奏を聴きながら、やはりこの人は「大天才」なのだと思いました! これは大変なこと・・・天才の感性。(しかも、感性だけでもなく)。立派な、音楽家なのだと思います。(生意気を言ってごめんなさい・・・)
セレブリティは、詰まらないノーミス主義・資本主義を超越する!? これは、やはり素晴らしいこと。まさに理想的!? しかし私が興味あるのは、一般人が、このような境地に辿り着ける道を探すことです。人類における普遍的な価値を、出来るだけ身近にしたい!?と目論んでいます。
マルタ・アルゲリチの演奏するベートーヴェンに、古き良き時代のクラシック音楽の芳香を感じました。この香りを、彼女個人の天才に依存するだけでなく、的確に後生に伝えられないものかしら!? 個人に埋没させるには、あまりに惜しい素晴らしい音楽!!
マルタ・アルゲリチは、今自分が必死に!?研究している音楽の和声的な魅力を、見事に成功させているように思えます!! もう、悔しいくらいに!!(笑) 勉強を進め、ここに一歩でも近付けたらと思います。(完全でなくてもある程度は、皆に可能だとも信じています)
アルゲリチのベートーヴェン《協奏曲1番》、きっと青年期に素晴らしいレッスンを受けているのではないだろうか!?とも思えました・・・ 青年期の体験は、やっぱりとっても大事。この曲はピアニストの学生時代に勉強する代表的な一曲でもありますので、そう予想されました。グルダ?ミケランジェリ?