音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

♪クラシック音楽の伝統を受け継ぐ真の音楽芸術家を目指して活動しています♪ 「YouTubeクラシック音楽道場」も更新中♪

レッスンから、帰ってきました。

2006年04月09日 | 音楽(一般)
一泊二日の集中レッスンから帰ってきました。ただいまです。
師匠ともども、疲れました・・・・
8曲のピアノ・ソナタは、さすがに多かったか・・・
でも、生徒を置いてこれから長期間日本へ行ってしまう師匠が悪い!?
だから、2回分のコンサートのプログラムを一気にやっつけるハメになった・・・
でも、心から感謝です。充実した楽しい音楽の時間でした!

Schilde先生は、5月一杯、日本のいたるところにて、
講習会と講座(今回はJ.S.Bachがテーマ)を開かれます。
ドイツの残り少ない巨匠の一人です。興味のある方、
是非とも訪れてみてください。


レッスンにて特筆すべきは、やはりop.109(ソナタ30番)のレッスンでした。
師匠の十八番だけあって、それはそれは指示が細かく、
曲の細部いたるところまで「音楽し尽くす」ことが要求される。
あらためて、すごい作品なんだなということと、
難しさを痛感しています。

op.49-2(ソナタ20番、ソナティネとも言われる)のレッスンも
面白かった!ピアノを習い始めて、順調に進んで2年・3年ほどたって
初めて触れるベートーヴェンの作品となることが多いこの曲、
大勢の方が、実際弾かれたことがあるのではないでしょうか?
冒頭の1小節目から、
重厚な和音と、それに続く第一ヴァイオリンを思わせるのソロの和声感を指摘される。
ベートーヴェンの初期の小さめの作品とはいえ、
立派な芸術作品となりえるのですね。
II楽章のMenuettoも、極上に美しい!(この楽章、形式はメヌエットではなく、
どちらかというとロンドですよね?)
この小品、コンサート当日は、美しく充実した演奏ができたらと願っています。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 発見!?Beethoven op..109と... | トップ | Beethoven 《ピアノソナタ30... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。