音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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2月9日(月)のつぶやき

2015年02月10日 | ◆一言◆

「あらゆる煩悩を抑えてのち、成果を顧みることなく自らの機知により、人生のあらゆる出来事を処理する人は幸いである。行動理由は結果にではなく、行為そのものに置くべし。行動の食指が報酬にあるような人たちには加わってはならない。」曰ベートーヴェン


「汝の人生を無益に過ごすべからず。努力家であれ。義務を果たし、結果の良し悪しを気にすることとは縁を切るべし。そのような無関心を、人は精神活動の養生と呼ぶ。」曰ベートーヴェン

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「それ以後は独りして、叡知の中に自由空間を求めよ。何故ならば、惨めな者も不幸な者も事の成り行きを通して生まれるからである。真の賢者は、この世の善悪に悩むことはない。従って、汝の理性をこれから維持活用するように心掛けよ。理性の活用こそ、人生における貴重な技術だからである」曰B


「減7度」という音程に込めたベートーヴェンの強い思い!!が、最後のピアノソナタ《op.111》I楽章を勉強している最中に伝わってきました・・・ ふと見たら、この曲冒頭の音が「減7度」・・・初めからヒントは与えられていたのですね・・・後になって解る(苦笑)そんなものでしょうか


「減7の和音」に象徴される不協和音、それにたいする物理界に存在する協和音、この両者の対峙をこそ、ベートーヴェンは最後のピアノソナタにおいて表現している!?テーゼとアンチテーゼの闘いは・・・次楽章にて・・・ジンテーゼとなる!?


ベートーヴェン最後のピアノソナタ・・・強く!強く!感じられる凄まじい音楽性は、音程を検証することで、その正体を現し始めたかも・・・デモーニッシュ(悪魔的)であり、ヘルリッヒ(天国的)でもあるこの音楽は、具体的な音楽的事象により、強く確かに裏付けられているよう

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ベートーヴェンという人間の・・・人生の闘い・・・その最後の姿(壮絶なまでに!!)・・・確かに見届けました、楽曲を通じて。感覚論ではなく、音楽的「事実」として。こんなにも・・・こんなにも「ぶつけ合う」なんて!!


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