ピアノを何十年!?と弾き続けてきて体に染み付いてしまった悪い癖は、同じくらいの年月をかけないと直らない!?としたら、(既に10代20代という成長・吸収期でもありませんし)これは絶望的・・・しかし、これは「体感的」な直そうとする方法だとしたら、それにのみ頼らず他に
大人になって、もしも知性、いや・・・「真実を見極める力」!?が磨かれたとしたら、これを活用し、自らに染み付いた悪い所を無くしてゆくよう労力を払うことで、悪が染み付くのにかかった時間以下で効果を得ることは不可能ではないなら!? 直る見込みはある!?
もちろん、体の部位が欠損してしまったら、我々はトカゲではないので!直ることはできないでしょう・・・今考えているのは、体に染み付いた「癖」という程度のレヴェルの話といえましょうか。悪い癖を直すのは簡単ではないでしょうが、短時間で効率良く直すことを諦めたくはない!?です
10代20代という年齢の成長期(形成期?)に染み付いたものは、その人間の一生に渡って影響するよう思われます。その時期に染み付いてしまい直したいものがあるなら、その修正はなかなか難しいことでしょうが、体感のみに任せず、工夫して直したい!新たな体感を形成するようなつもりで!?
私は、10代の頃に集中して会得した音階練習が諸刃の剣!?となって、調性に関する感覚や知識は勉強できたものの、右手(利き手)を知らない間に乱雑に使ってしまっていたがためか、悪い癖が付いてしまいました・・・20代に、これに邪魔されない自分なりの特殊な運指法を発見し、演奏してきました
悪い癖を意識するともっと悪くなり、ピアニスト人生は諦めねば!?と思った時もありましたが・・・悪い癖が出ない特殊な指使い(奇形!?)を発見し、それまで苦しんでいた所はウソのように弾きやすくなり!本当に嬉しかった!その奇形の指使いで長らく弾いてきて、この夏は・・・これを
奇形の指使いに頼らない、正規の、すなわち、鍵盤演奏の達者だった大作曲家本人がきっと使っていたであろう指使いと同じものが自分の指でも出来るよう!がんばりたく思います
結局、変な力(無駄な筋肉の硬直)が入っていて、これが動きを妨げているなら、これを抜くよう気を付ける・・・しかし「抜く」というのは本当に難しい・・・変な力が入ってしまう原因が「他」にあるなら、これを直すのを先決とすると、変な力は「抜けている」となれたら、これ近道!?
指の動きの悪い癖、そこに集中して直そうとするのではなく、実はその瞬間に他の場所に改善の余地があるのかもしれない・・・他所から直してみたら、悪い部分は自然と直っていた!?・・・そういうものかもしれない
今一度、鍵盤演奏の基本と思われる「ポジションの把握」を、その時に使っていない指も実は含めて、捉え直そうと研究中です。出来る左手は、これが無意識に完成しているようですので!これに倣って出来ない方の手を直したい
ピアノ演奏の基本は、指や腕に力を入れて弾くのではなく「腕や体(上半身)の重みを指で支えて音を出す」とすると、何時間弾いていてもほとんど疲れないのは自明の理に!? 「重みを支える」という行為は、今現在地球の引力に引っ張られているその体の状態とほぼ変わらないわけだから!?
地球の引力に引っ張られて「疲れる」とは、普通は感じないでしょう・・・(そうでないと地球上で生きることが困難に!) ピアノ演奏においては、基本はこれと一緒で、腕や体の重さを指の支えを通して伝えるだけの動作としたら、実に楽なことと言えましょうか!? もちろん
音楽に沿って、適度な重さ(←筋肉で微調整している!?)を次々と異なる指に入れ換え鍵盤を動かす作業は、それ相応の訓練が必要でしょう・・・ただ重さを鍵盤に乗せればいいというものではありませんから! なかなか大変な作業。しかし基本は指で支えるだけ!?だから疲れない!?
指にある「小さな筋肉」を動かすだけだと、エネルギー消費は少ない!? 今、冷房をかけない部屋で1時間近く音階だけ弾いていても、汗をかかなかったのですが、曲になって体を動かし始めた途端、汗が出たのです!上半身を動かす大きな筋肉は、エネルギー消費が多いということ!?