音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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「ドビュッシー《月の光》は<水>の音楽でもある!?」 ~ 6月21日(金)のつぶやき

2013年06月22日 | ドビュッシー Claude Debussy

長い年月に渡って弾いてきたドビュッシー《月の光》、あらためて!この音楽は「月」だけではなく「水」の音楽でもあるよう、気付きました。ヴェルレーヌによる原詩『月の光』には、確かに「噴水の滴」という言葉があります。きっと楽曲《月の光》の中間部から出てくる沢山のアルペジオは、水を現しているよう、イメージがピッタリとはまる気がします。噴き上がる数々の水柱と月の光のコラボレーション・・・そこに恋の物語の儚さ(その証拠に、テーマが再現する時、それは長調ではなく、寂しげな短調に伴奏されている)が象徴されるかのよう・・・切なくも美しいです!


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