ドビュッシー作曲《グラナダの夕べ》冒頭部分
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 12:02
まず注意すべきは、左手5指は二分音符で長く伸ばしますが、1指は二分音符ではなく、右手の1指に受け渡される音の線なので、左1指の長さに気を付けたいものです!レガートで(安易にハバネラのリズ… twitter.com/i/web/status/9…
2,3,4小節は同じ音型。
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 12:10
右手はオクターブずつ上がっていき、スラーであってタイではないようなので、勘違いしないよう!?
左手は1小節目と同じハバネラの上行音型、スラーなので、スタッカートにしないよう!一息で弾く指使いとして《喜び… twitter.com/i/web/status/9…
5,6小節
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 12:14
右手5指にテヌートがついていて、その後計10回も!印象的に響かせるとよいかも、鐘のように…?
1指はハバネラのリズム、ここからはスラーではなくポルタート、ゆえに一音ずつ指を鍵盤から離して、勿論ペダルを使って音を伸ばしな… twitter.com/i/web/status/9…
7小節〜
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 12:21
この曲が始まって最初の旋律!
右手のド♯とメロディのレが心揺さぶる音楽的な大効果を持っていることに最大の注意を払いたいものです!(これぞ倚音)
esp.ゆえに上半身を鍵盤に近付け思いを込めつつも、遠くから聞こえてくる歌で… twitter.com/i/web/status/9…
12小節
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 12:28
左手の旋律に付いている装飾音レは、おすすめでは、右手のド♯と同時が不協和音となって、旋律の冒頭のそれと同じような効果が出来て、断然よいと思っています♪
旋律冒頭のように自由に時間を使って(ルバート)不協和音を楽しむ暇はな… twitter.com/i/web/status/9…
15,16小節
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 12:33
全ての音にポルタート(=スラー.スタッカート、すなわち指は離すけど音は繋げて、すなわちペダルが必要という解釈)、pppという極小の音量ゆえに、二小節をペダル踏みっぱなしで行けます。濁りもまた美♪
濁り過ぎるなら、指… twitter.com/i/web/status/9…
17,18小節
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 12:43
ジャストなテンポ!?とすると、ルバートしないイン・テンポの演奏が指示されているのでしょうか。必要以上に速く弾きすぎることは無いと思います。
最初の左手オクター、5指のみが八分音符なのが…ペダル無しで八分休符を表現す… twitter.com/i/web/status/9…
17,18小節
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 12:51
反復音やオクターブのレガート移動のためにペダルはその都度必要。
左手の最初の5指は、やっぱりペダルで伸ばさないようにしようかしら…
注意すべきは左手5指はド♯二分音符タイで長く伸ばしておきたい(二拍目でちょっと弾き… twitter.com/i/web/status/9…
19,20小節
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 12:58
この最後の左手5指バス音は、なんと付点四分休符と八分休符!ゆえに上声部達の和音A7のみが鳴り、バスは無しという音色に要注意♪
19小節冒頭、楽譜では左手は単音に始まりますが、下段の異稿は17小節と同じオクターブ…こ… twitter.com/i/web/status/9…
19小節
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 13:03
私は、上にある楽譜通りに弾くようにしています。
下はドビュッシーが録音の際、彼がここもオクターブで弾いていることを表したもの(R:はピアノロール録音の略)
きっとドビュッシーは録音で間違って弾いちゃったのだと思っています… twitter.com/i/web/status/9…
ドビュッシー自身の録音と楽譜との違いが新ドビュッシー全集には掲載されています。これは《沈める大伽藍》に特に多く散見されます。
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 13:15
私は楽譜通り弾くのがよいよう、考えています。
ドビュッシーは録音できっと間違っちゃったに違いない!?
録… twitter.com/i/web/status/9…
21,22小節
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 13:38
ここでは右手に5小節目のようなテヌートは無いので、柔らかめに弾くと対比が面白いかも!?
左手バス音は二分音符、次の小節ではバス無しなので、ペダルを踏み変えるべし、でしょう。ここから左手はずっと7小節間ハバネラを担当… twitter.com/i/web/status/9…
ドビュッシーから直々にレッスンを受けた女流ピアニスト、マルグリット・ロンの説明している《喜びの島》に関する部分です。
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 13:47
感動が文章にそのまま現れているような…読み応えのあるところです。
espr.とrubatoという言葉に、音楽的感… twitter.com/i/web/status/9…
23小節〜
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 13:54
6小節に渡るテンポ・ルバートとespr.のくだり…ドビュッシー的な表現・気分を盛り上げ存分に発揮すべきところとなりましょうか♪
右手のオクターブ旋律を、私はついつい「男女のデュエット」と解釈したがってしまいます(笑)… twitter.com/i/web/status/9…
29小節〜
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 13:58
再び、ジャストなテンポ!?、の部分。今度は左手5指バスは、どちらも二分音符で最後まで長く伸ばしておくようになっています。(20小節の時のみ八分休符がありました)
そして33小節からmf、この曲始まって以来の大きめの音量♪ pic.twitter.com/bSSxmFCRvn
33小節〜
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 14:10
左手最下部の二分音符は、指で押さえておくことは不可用!ゆえに、これはペダルをしっかりその長さ分のばしておくという、ドビュッシーの楽譜を読み解く上での典型的なコツの一つです。
小節頭毎の右手十六分音符の和音と次をペダル踏… twitter.com/i/web/status/9…
36,37小節
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 14:53
前からの小節のバス音タイゆえに、ペダルは踏みっぱなし、音量は前小節からdim.が始まり、ここでpに。
37小節では右手が休符、バス音も無くなり、ゆえにペダルを踏み変え。
ラのオクターブがテヌートが付いた大事な音で、… twitter.com/i/web/status/9…
テヌート、スラー、クレッシェンド、スタッカート、和音アルペジオ、アクセント、どれも実現させたいものです(笑)
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 15:00
ペダルが問題ですが…
augm.とあるので、堂々とした拡がりある音楽性を表現するには、やはりペダルがしっかりあってよいと… twitter.com/i/web/status/9…
42小節〜
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 15:04
アウフタクトに始まる大音量ffの壮大・痛快!?なメロディ。
その音楽性を彩る原因はやっぱり倚音にあり!?
1拍目頭はだいたい倚音。その処理法として、その音を大事に弾き、次の音にレガートしながら減衰する、このクラシック音… twitter.com/i/web/status/9…
45処理〜
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 15:13
ffだった音量はここからはmfに落ち着きつつも、1拍目の音は詳細に見ると倚音では無いが、倚音のように弾いて然るべき、いちいち減衰し、また盛り上がっては減衰を繰り返す…
波打つスペイン魂こそがこの音楽の真骨頂!? pic.twitter.com/SCXOJx77Q4
50小節〜
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 15:23
メロディは、前小節のオクターブではなくなり、単旋律に、テノール男声のよう!?
dim.、piu dim.と沈んでゆくようなのは、元気の少ないドビュッシーの特徴!?この旋律はまるでドビュッシー自身の声!? pic.twitter.com/xOGBF9axa8
57,58小節
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 18:21
ここで興味深いのは、バスの付点四分休符はそれまでに無く実際に5指で長く保てる音なので、ペダル無しの緊迫感ある音色が表れ(2拍目から裏拍にかけて一度踏む必要ありますが)最後にはスタッカートの和音、なんだか物憂げなく…… twitter.com/i/web/status/9…
59,60小節
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 18:28
左手バスは拍前に出してペダルとともにその音価分まで響かせておいて、二拍目裏の八分休符が聞こえるとよいでしょう。その休符の上には右手の二分音符(テヌート有り)とポルタート、左手のメロディが小節最後までしっかり居るよう… twitter.com/i/web/status/9…
61小節〜
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 18:33
6小節間は、前にあったおなじrubatoの箇所23小節〜と、全く同じに見受けられます。ここまで差が見つからないのは、なんだか逆に新鮮!?にすら思えてしまう…
表現・気持ちも、全く同じでよいのかしら!?(敢えて、よいのか… twitter.com/i/web/status/9…
67小節〜
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 18:40
また問題はバスにありましょうか。左5指は音価通り保ち続けるのは不可能ゆえにペダルを使用。2拍目に入ったらバスは休符、右手は停滞、左手の八分音符は指のみで弾けるため、ここ2拍目はペダル無し!?
以後この応用で適宜ペダルを… twitter.com/i/web/status/9…
76,77小節
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 18:45
またもバスは拍前に出してペダルとともに響かせておき、一拍半踏み続け、二拍目裏で一旦ペダル無し、バスが無くなり、次の小節から、右手の和音毎にしっかりペダルを踏み変えながらcresc. pic.twitter.com/49JLeMooDE
78小節〜
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 18:49
4小節間…ここ難所!?
ほとんどの平行移動する和音群はレガート、しかし指では不可能ゆえにペダルを和音毎に踏み変え、しかし左手の下の声部にポルタートのハバネラがいて、これは、指を離す必要があり…
離す指、あまり離さず繋げ… twitter.com/i/web/status/9…
82,83小節
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 20:15
mfの音量、その前にはpoco cresc.
右手はオクターブの旋律と、左手にハバネラのリズム、両手には二分音符で伸ばしておく音もあり、一小節間ひとつのペダルで和音としても問題なく響きます(踏み変えると、二分音符が… twitter.com/i/web/status/9…
84小節〜
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 20:20
音量は先のmfからfに上がる。
右手オクターブ旋律と、右手内声+左手の下声部によるオクターブの対旋律も居ることに注意。
左手1指はハバネラのリズム…
合わせて三声ないし五声の音楽と成っています。 pic.twitter.com/kbBhXgW50T
87小節〜
— Gen Segawa 瀬川玄 (@pianistGS) 2018年2月4日 - 20:24
前記の三ないし五声に加え、バスにソ♯のハバネラ現る…
最後には上の声部は皆消えて、バスのみがひとり孤独に残る91小節…ここでペダルを踏み変え、バスのみの音とした方が、緊迫感ある音楽となりましょう… pic.twitter.com/U4i4rfTPgK