ギロック作曲《叙情小曲集、13番》冒頭
楽譜に指示されている指番号は、
作者本人によるものだそうです。
最初1拍目で奏される左手のバスは「51」の指。
その後のバス以外の音域の音達には、
1指は使わないよう、書かれているといえましょうか。
第2小節の頭にも左手バスに「51」の指・・・
なぜ大事な低音バスの時に「1指」を使うのか!?
1指(親指)は、
他の指達に比べて短いため、
普通に弾いていると、自然に「鍵盤の手前」という、
鍵盤における「梃子の原理」が活用されての
「もっとも響きが大きい箇所」を弾くことができる!!
そういう特徴をもった指なのです。
古の中国、銅鑼の音が響き渡る、
チャイナな雰囲気が
ペダルを全開しての左手51指で
「ごわ~~~ん~~~~・・・」
・・・って鳴る!?
♪
P.S.この曲を昼食前に練習していて・・・
中華料理が食べたくなってしまい(笑)
昼は担々麺を食しました(笑)