音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

♪クラシック音楽の伝統を受け継ぐ真の音楽芸術家を目指して活動しています♪ 「YouTubeクラシック音楽道場」も更新中♪

◆「1指(親指)」の効果をギロック氏は知っている!?

2017年02月04日 | 音楽(一般)

ギロック作曲《叙情小曲集、13番》冒頭


楽譜に指示されている指番号は、
作者本人によるものだそうです。

最初1拍目で奏される左手のバスは「51」の指。
その後のバス以外の音域の音達には、
1指は使わないよう、書かれているといえましょうか。

第2小節の頭にも左手バスに「51」の指・・・

なぜ大事な低音バスの時に「1指」を使うのか!?

1指(親指)は、
他の指達に比べて短いため、
普通に弾いていると、自然に「鍵盤の手前」という、
鍵盤における「梃子の原理」が活用されての
「もっとも響きが大きい箇所」を弾くことができる!!
そういう特徴をもった指なのです。

古の中国、銅鑼の音が響き渡る、
チャイナな雰囲気が
ペダルを全開しての左手51指で


「ごわ~~~ん~~~~・・・」


・・・って鳴る!?



 ♪

P.S.この曲を昼食前に練習していて・・・
中華料理が食べたくなってしまい(笑)
昼は担々麺を食しました(笑)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ◆音の延ばし(音価)を揃える... | トップ | 2月4日(土)のつぶやき »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。