音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

♪クラシック音楽の伝統を受け継ぐ真の音楽芸術家を目指して活動しています♪ 「YouTubeクラシック音楽道場」も更新中♪

10月28日(日)のつぶやき

2012年10月29日 | ◆一言◆

ショパン《練習曲op.10-8》は、右手で繰り返されるアルペジオが特徴の音楽。それをドビュッシーは《水の反映》に使っていることに今、気付きました。世代を経て「受け継がれる技術」と「発展する音楽」という、音楽史の一部に直に触れられたような感じがします


・・・悪いクセを取り除く作業(練習)は、まるで毒に犯されたそこから毒を取り去るような感じ!? これは・・・なかなか大変な作業です!果たして毒を全部抜き去ることが出来るのだろうか・・・?(若い頃無闇に弾きまくったショパン《練習曲》の練習にて)


ドビュッシーの音楽は、ペダルを沢山使って、響きを豊かにピアノを鳴り響かせることが理想ですが、しかし時にはやはり、ペダルを使わない暗い響きも必要かも・・・?と思いました。晩年の作品《英雄的子守歌》の冒頭など・・・不穏な音楽にはペダルを使わない暗い音色が必要?


「よい音程」の最も高いレヴェルを「音感がよい」と言うならば、それは「調性に則った個々の音の意味(主音や導音、長短3音等々)を網羅した音程感」ということ?


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「悪い癖を取り除くのは大変... | トップ | ◆練習方法「ゆっくり練習した... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。