ピアノ演奏において、
「上半身の使い方」が音楽性と技術の
不可分であり、しかし難儀でもあるところ・・・
世阿弥の花伝書にあるのは、
「音曲・はたらき、一心になるべし」
とのこと。これが出来る人こそ
「無上第一の上手」と続く文章があります。
ショパン作曲の《革命エチュード》を
上半身を揺り動かし、その音楽的抑揚を
表現することに完全に成功している!?
前世紀の巨匠の卓越したピアノ演奏より
参考となること多いのではと思われます。
凄い演奏ではありませんでしょうか!?!?
Richter plays Chopin Revolutionary Etude
追記
私の父はラッキーなことに、この
リヒテル先生の調律を担当することの出来た人でした。
父曰く、舞台袖から見ていて
「背中が躍っているよう」
そんな時は、先生の調子がよく、
演奏も格別だった、とのことでした♪
♪