◆なぜ我々日本人が西洋クラシック音楽をやるのか？

なぜ我々日本人の多くが、異文化である
西洋クラシック音楽に携わっているのか？
なぜ、クラシック音楽をやるのか？
やる意味は一体なんなのか？


・・・このような疑問に、今までも、今でも、
多くの日本人音楽家は頭を捻らし、考え、苦しむことが
あるかと思います。


ふと、率直に考え、思いついたのですが、
やはり、
西洋クラシック音楽という
音楽におけるひとつのジャンルは、
類まれない高い芸術的レヴェルに達した
至高の芸術のひとつであるということが、
国境と時代を超えて、我々日本人にとっても、
この音楽に取り組むことは、価値あり、
意味あるものだと捉えられるならば、
我々は、
自信をもって、この音楽の勉強に励み、研究し、
短いような長いような分からない一生を、
このジャンルに賭けてみることは、
決して無意味なことではないと、信じられるのです。


我々の持つ古来からの日本の伝統の奥深さと面白さは、
21世紀となった今日において、
「和」の魅力として少しずつ、急速に、認められてきているのだと
感じられる今日この頃でもあります。


しかし、だからと言って、
我々が西洋クラシック音楽をすることが
日本人として恥ずべきことか？というと、
多分、きっと、全くそうではなく、
前述の通り、
芸術としての至高のレヴェルに達したこのクラシック音楽というものを
心血注いで極めてゆこうとすることは、
多分、きっと、決して無駄なことではないのではないでしょうか。


いやはや・・・明日からも、気張って、がんばって、
クラシック音楽に励んでゆきたいものです。




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