音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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◆本番・舞台で緊張・あがる際の「おまじない」!?

2010年06月24日 | ◆一言◆
本番・舞台とは緊張し、あがるものです。


というわけで、
「緊張しないためには」という風には
あまり考えない方が良いのだそうです。


本番・舞台とは、
大勢の人前に立つということ。

これ、日常にはない
尋常の事ではない状態です。

よって、
緊張し、あがるのは
当たり前、自然なことなのです。


というわけで、問題は、
舞台の上で本番、いよいよ緊張して
演奏がうまくいかなくなってしまうかもしれない危険性を
どうしたら回避できるのか!?というところに
問題の焦点が絞られてくるのではないでしょうか。


そんなことを考えていて、ひとつ、思いつくことがありました。


音楽において、
その楽曲それぞれ違いはありますが、
「難所」であったり、あるいは「crescendo(斬強)」の際に
意図せず不必要に急いでしまうことがあります・・・

「難所」であるなら、その前あたりから
「うわ~~・・・くるぞ・・・」と嫌な気分になってくるなど・・・


その際、
◆こう考えてみて、
◆こう考えてみない、
というのはいかがでしょう。というのは、


●「焦るな!!」と自分の心に言い聞かせること。
そして、
●「落ち着け!!」とは言わないこと。


目的とする内容は同じようなのですが、
ここでひとつ考えてみたいのは、
舞台・本番において緊張するのは当たり前であることは上述の通りです。

すると、そのような状況下においては、
「落ち着け」
という言葉は、考えてみると残念ながら
その現状に対して不可能な命令をしていることに
なってしまうのではないでしょうか!?


「落ち着け」といわれたって、落ち着けるものではない・・・

それなら、
落ち着けない状況下においては、せめて
「焦るな!!」
という言葉によって、自身の焦りを戒めんと心がける気持ちを喚起させ、
そして、焦らず、最大限の集中力でもって難所をクリアしようとする
心構えと成功率を得ることはできないでしょうか!?



もちろん、本番をむかえるにあたって
事前の具体的で有意義な練習は不可欠です。
「準備あってこそ」は大前提といえましょう。


それでも、うまくいかない危険性があるのが舞台・本番というライヴ(生もの)。

その時こそ、
「焦るな!!」という言葉は、
何か効果を発揮してはくれないだろうか、と
期待したいのですが、いかがなものでしょうか。
(ちなみに、自分自身、本番中にこう考えることは少なからずあります)



P.S.
あと数時間後には、
サッカー・ワールドカップの日本第3戦が始まります。

サッカーにおいても、「焦るな!!」のおまじないで
強豪相手にしっかりと良いサッカーが出来れば!?
いいなぁ、なんて思います。
日本、がんばって欲しいものです!!








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