3月3日のリサイタルにおきまして、
去年の夏とは一味違う、うれしい内容の変更ができました。
それは、
最近になって知り合うことのできた
元アナウンサーの女性のお力を借りて、
リサイタルのプログラム間に、彼女の朗読を
入れていただけることとなったのです。
お名前は、田添菜穂子さん(↓ご本人のブログ)
http://blog.goo.ne.jp/tazoenahoko
東北放送のアナウンサーをされていた経緯を持ち、
ひょんなことから、実際に彼女の声を聞かせてもらい、
リサイタルのプログラム・ノートに載せました
ベートーヴェン自身の文章『ハイリゲンシュタット
の遺書』を試しに読んでいただいたところ、
・・・その言葉の力・文章の域を越えて
実際の声となって聞こえてくるそこに
大きな「力」があることを体感したのです。
「感動した」というのが率直なところでしょうか
これは、是非ともやっていただきたい、この感動を
リサイタルの会場に足を運んでくださる大勢の皆様と共有したい、
と強く思ったのでした。
ベートーヴェンの音楽・人生を紐解く二つの大きな「言葉の鍵」、
『ハイリゲンシュタットの遺書』そして
『不滅の恋人への手紙』を
実際に舞台の上で読んでいただけることで、
会場にいる皆様と、ベートーヴェンの想いを共にし、
彼の「人間」により深く触れ、そして
彼の書いた音楽が、いかに我々の心に響いてくるか
「音楽」と「言葉」による相乗効果が
どのような力をもたらしてくれるのか、
これは、自分にとっての初めての体験であり、
3月3日のリサイタルが、より一層楽しみなものとなりました!!
◆◆追記◆◆
・・・こんなことまでここで書いてよいのか分かりませんが、
先日の打合せの際、朗読していただくためのテクストをお渡ししながら
その文章の内容や細かいニュアンスを確認していたところ、
ベートーヴェンの人生背景についても話が及び、そして
リサイタルの最後に演奏いたしますベートーヴェンの後期の作、
最後から2番目のソナタ《ソナタ 変イ長調 op.110》の話になり、
ベートーヴェンの境遇、彼の死生観と哲学、神の存在、それら
人間として誰にもある純粋な思いがベートーヴェンの作品には
籠められている、そんな話にまで及んだとき、
・・・田添さんは、泣いてくれたのでした・・・
いや、その場にいた我々皆、涙が抑えきれないような・・・
不思議な・打合せとなってしまいました
田添さんには、ベートーヴェンの思いが
きっと深く伝わったのだと思います。
彼女が読むこことなる
『ハイリゲンシュタットの遺書』
『不滅の恋人への手紙』
・・・明日は一体どんなことになるのか、
言葉になりません。僕に出来ることは、
演奏者として、音楽を、精一杯がんばることです。
…………………………………………………………………
この記事に関するコメントやご連絡等ございましたら、
以下のアドレスまでメッセージをお送り下さい。
PianistSegawaGen@aol.com
…………………………………………………………………
去年の夏とは一味違う、うれしい内容の変更ができました。
それは、
最近になって知り合うことのできた
元アナウンサーの女性のお力を借りて、
リサイタルのプログラム間に、彼女の朗読を
入れていただけることとなったのです。
お名前は、田添菜穂子さん(↓ご本人のブログ)
http://blog.goo.ne.jp/tazoenahoko
東北放送のアナウンサーをされていた経緯を持ち、
ひょんなことから、実際に彼女の声を聞かせてもらい、
リサイタルのプログラム・ノートに載せました
ベートーヴェン自身の文章『ハイリゲンシュタット
の遺書』を試しに読んでいただいたところ、
・・・その言葉の力・文章の域を越えて
実際の声となって聞こえてくるそこに
大きな「力」があることを体感したのです。
「感動した」というのが率直なところでしょうか
これは、是非ともやっていただきたい、この感動を
リサイタルの会場に足を運んでくださる大勢の皆様と共有したい、
と強く思ったのでした。
ベートーヴェンの音楽・人生を紐解く二つの大きな「言葉の鍵」、
『ハイリゲンシュタットの遺書』そして
『不滅の恋人への手紙』を
実際に舞台の上で読んでいただけることで、
会場にいる皆様と、ベートーヴェンの想いを共にし、
彼の「人間」により深く触れ、そして
彼の書いた音楽が、いかに我々の心に響いてくるか
「音楽」と「言葉」による相乗効果が
どのような力をもたらしてくれるのか、
これは、自分にとっての初めての体験であり、
3月3日のリサイタルが、より一層楽しみなものとなりました!!
◆◆追記◆◆
・・・こんなことまでここで書いてよいのか分かりませんが、
先日の打合せの際、朗読していただくためのテクストをお渡ししながら
その文章の内容や細かいニュアンスを確認していたところ、
ベートーヴェンの人生背景についても話が及び、そして
リサイタルの最後に演奏いたしますベートーヴェンの後期の作、
最後から2番目のソナタ《ソナタ 変イ長調 op.110》の話になり、
ベートーヴェンの境遇、彼の死生観と哲学、神の存在、それら
人間として誰にもある純粋な思いがベートーヴェンの作品には
籠められている、そんな話にまで及んだとき、
・・・田添さんは、泣いてくれたのでした・・・
いや、その場にいた我々皆、涙が抑えきれないような・・・
不思議な・打合せとなってしまいました
田添さんには、ベートーヴェンの思いが
きっと深く伝わったのだと思います。
彼女が読むこことなる
『ハイリゲンシュタットの遺書』
『不滅の恋人への手紙』
・・・明日は一体どんなことになるのか、
言葉になりません。僕に出来ることは、
演奏者として、音楽を、精一杯がんばることです。
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PianistSegawaGen@aol.com
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