音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

♪クラシック音楽の伝統を受け継ぐ真の音楽芸術家を目指して活動しています♪ 「YouTubeクラシック音楽道場」も更新中♪

◆「当たり前に上手い」という凄さ~ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートを聴きながら

2013年01月01日 | ◆一言◆
2013年、明けましておめでとうございます!
今年も、よろしくお願いいたします。


お正月といえば、クラシック音楽界にとっては恒例の
ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートが、
今年も衛星生中継で、只今上演されています。

「黄金のホール」とも呼ばれるらしい
ウィーン楽友協会ホール、
また一段と黄金の輝きを増しているように見えるのは、
カメラが発達しているのやら!?
ホールが更にピカピカになったのか!?
不況もなんのその!?美しいものです。


こうして、
お気楽な!?シュトラウス達の音楽を
本場ウィーンフィルの演奏で聴いていると、
なんとも「当たり前に上手」ということが思われました。

「音楽の適格な抑揚」
「スッキリとしたテンポ感」

全てが、実に見事に達成されていて、
さすがクラシック音楽の世界で一二を争う!?
名オーケストラと指揮者だと思います。

「当たり前」と、言葉に言うと一見詰まらなくも思えますが、
しかし「当たり前」とは、実はなかなか到達できない
至極の芸術的力量の成せる業とも
最近は思い・考えることがあります。


同じクラシック音楽を生業とする者として、
この「当たり前」の境地を目指し、
精進してゆきたく思います。


ちょっと一言付け加えますと、
弱点は、
「当たり前」であるという長所が裏目に出て、
初心を離れ、よからぬ惰性があらわれてしまう時、
クラシック音楽が「敷居が高い」と言われてしまうような
面白くない事態に陥ってしまう危険もはらんでいるのかも・・・!?

「当たり前」を大事にしつつ、
一所懸命の尊さを忘れなければ、
充実の芸術は間違いなく
そこに完成する!!と思いたいです!


前半が終了しました。
後半も、音楽を楽しみに聴きたく思います♪










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