音楽家ピアニスト瀬川玄「ひたすら音楽」

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◆一クラシック音楽家が考える「スイング」とは「ロック」とは!?(2012年大晦日に一言)

2012年12月31日 | ◆一言◆
昨夜、テレビの音楽番組を見ながら
こんな会話・質問が出ていました。


「スイング、って、なんですか?」



ここでいう「スイング」とは、
ジャズ音楽によく使われる、あの用語です。



スイングとは?



私はクラシック音楽家ですが、
ジャズもクラシックも、音楽であることは同じ、
音楽であればどんなジャンルの隔てなく、
どこか普遍的なつながりがあると考えているので、
「スイング」
について自分なりにちょっと考えてみました。


「スイングとは」、
「拍感とハーモニーの抑揚」
というのはどうだろうか?と。

拍感、特に、一拍目に向かい、
そこに拍(ビート)の重みを感じる楽しみや、
さらには、拍感だけでなく、
ハーモニーの持つ、えもいわれぬ、あの音楽の力を感じ、
奏者であれば、それを演奏に表現すること、

こういった要素が
「スイング」なのではないだろうか?と、
畑違い者ではありますが、音楽家として、
考えてみました。


さらにひとつ、気になる言葉を思い出しました。

それは
「ロック!!ロックンロール!!」


大音量に、エレキギターのすさまじい音色で奏でられるロックミュージック、
クラシック音楽家である私ですが、
その快感は、分からなくはない、と思っています。



「ロックとは」、
「音楽を、熱く、情熱的に、興奮できる心」
なのかも!?と、考えました。


「音楽」の「心」


誰しもが、きっと持っている、
しかし個人差・レヴェルの差はあるのかもしれません、
音楽の心を、強く持っている人、
あまり持っていない人(←無自覚なだけでは?と思いたいです)
とてつもなく、強く持っている人、
色々な人が、世の中にはいるでしょう。


人それぞれ、しかし
音楽に身をゆだねようとする人であれば、
この「音楽の心」は、磨くことができる、
さらには、磨くよう精進することが肝要かと、
最近では思っております。



人類、数万年の歴史があるようで、
音楽は、人とともにあったのだそうです。

確か、二万年前と思われる、
動物の骨に穴をあけた「管楽器」が発掘されたとか!?


太古の昔から人とともに、音楽はあった。

今の人もそう、我々にも、音楽がある。




今年も一年、
ありがとうございました。


また来年も、
音楽に、精進してゆきたく思います。

よろしくお願いいたします。


皆様、よいお年を!!  2012年大晦日






















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