新しいヤゴの羽化殻を入手。そこは、良く通る川沿いの殆ど諏訪湖と言うくらいの河口で、しかも橋の下、全くの死角でノーマークだった。発見者によると、結構な数あったということだった。二種類で、大きいほうは「オオヤマトンボ」と直ぐに判ったが、一杯いた方の小さいのが初めて見るものでよく判らなかった。形からエゾトンボ系というのは推測できたが同定には至らず。早速ネットで調べてみると、どうやら「コヤマトンボ」であるらしい。オオヤマ、コヤマと似たような名前のトンボ二種だが、このヤゴの特徴は蜘蛛のような足の長さである。ただ、生息域は、オオヤマが止水でコヤマが流水なので二つが混在するのは基本的には無い筈なのだが、今回は、河口ということでどちらの環境条件も備えていたから、ということなのでしょうかね?しかし、あの周辺でコヤマトンボの成虫を見たことがないというのも不思議である。
ところで、ヤゴの造形というのはなかなか魅力的で、オブジェとしても良いと思う、が、摘むと簡単に崩れてしまう所が弱点である。今回その二つのヤゴを、どうにか写真で決めようといろいろやってみた。そして、以前作ったコラージュのはがきの上に置いて撮ったら、ヤゴがコラージュに溶け込んでしまった。
これではヤゴの存在もいまいち分からないので、その部分を分かるようにしたのが次の写真。画像ソフトの習熟度が...