ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

餃子の秘密

2011年08月26日 | 食べ物

 

ビールのお供で一番すきなのは「餃子」、だからたまに(極稀に)スーパーの惣菜コーナーにあるものを買うことがある。一度として美味いものにあたったことが無いにも関わらずだ。で、昨日初めてのスーパーでその餃子を買った。そこのスーパーは、他のスーパーより品揃えがちょっと本格的であるので(東京で言えば、いなげやにちょっと紀伊国屋が入っているといった感じ、飽くまでもちょっとだが)、少しはましかと淡い期待もあったのは事実である。

そして食べてみた。ところがこれが、想像を上回る不味さで参ってしまった。元々餃子に多くは求めてない、というか普通に美味ければそれで十分だ。普通のラーメン屋(変にこだわりのラーメン屋が増えてそれも無くなりつつある)で出す、普通の餃子で十分なのだ。そんな野菜(多目が好き)とひき肉(本格的な叩いたものではなく)だけの餃子で何故これだけ不味くなるのかという話なのだが、一般的にスーパーなどのものが美味くない理由は、ひき肉野菜以外にいろいろ入れるからなのだが(旨み調味料、砂糖、でんぷん、保存料など)、今回のものはそういう理由ではない。肉そのものが不味いのだ。考えられるのは、ひき肉が余り、それを惣菜のほうに回し消費したのではないかということだ。賞味期限前だが今一鮮度に欠けるもの、という状態のものかもしれない。例えば、ベーコンや生ハムなどでも、三四日冷蔵庫に置いとくと風味がガクッと悪くなり肉の臭みを感じるが、その臭みの強いのが今回の餃子だった。ザーサイなども入れてごまかそうとしてるようだったが、とてもそんなものでは誤魔化しきれない。

というわけで、もうスーパーでは餃子は絶対買わないと固く誓ったのであった。

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