ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ロックフォール

2011年08月08日 | Weblog

 

昨日は、久しぶりにこれぞ「どしゃ降り」という雨が降った。あれだけ降ると、昼間の30度の熱も一気に冷やされ、夜は結構過ごしやすい。ひんやりとした雨露に濡れた庭木の陰からは、こおろぎの鳴き声が。季節の移ろいを感じるのは、こういう瞬間である(ホンマか?)。

夜トマトソースのスパゲッティを食べたのだが、振りかけたのはパルメザンなのに何故かブルーチーズの味がする。確かめなかったが、パルメザンに青かびが生えていたのではないか。混ぜてしまったので、そのまま食したが、ブルーチーズを使ったトマトソースのスパゲッティと思えば、味的には悪くない。つまり、トマトソースにブルーチーズは決して相性が悪くないということだ。が、カビの生えた粉チーズは決して体には良くないだろう。

昔、ロックフォールチーズの青かびの正体はペニシリウムロックフォルティである、とある人に聞いたことがあるが、それは今のようにゴルゴンゾーラなどが入るずっと前の話で、ブルーチーズそのものも、デパートにかろうじて売ってるかという時代の話だ。考えてみると、随分昔に青かびの正体を知っていたことになる。その時は、ペニシリンの元は何かという話から始まって、それってロックフォールチーズのロックフォールじゃあ、あーりませんかという展開になったのだ。同じようなことをしている自分を振り返り、思わず嘆息する日々である。

 

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