ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

ガイジンさんを接待

2006年09月20日 22時50分27秒 | 日記2005-10
昨夜、大学オケの後輩より電話が。
『外国からのお客様が楽器持ってきてるので、大学オケで遊んであげてください』

(*´Д`)うはー

で、本日遊んできました。
お客様は、まだ若く20代と思われるアンドリュー氏。
わざわざアメリカからバイオリン持ってきたらしい。
相当の好きモノですね。

実は2年前にも来たことがあって、そのときは千歳フィルにてニアミス。
当時は話しませんでしたが、彼はなぜか私のことを覚えていました。(なぜだー!!)

とりあえず『これは弾いたことないべ』と、宮崎駿作品集カルテットを。(←鬼)
前知識がないと、トトロのメロディーなんか、いきなりは読めないよなぁ…
見知らぬ異国のメロディーに少々ウンザリしたところで、アイネクの楽譜をさしだすと、目を輝かせて喜んでいました。
最後は、全員で『詩人と農夫』合奏。

本来ならその後飲み会へ…というところですが、それもなく…ダメダメでした。
言葉の壁の厚みを感じました。
せっかくの機会なのに。。。ごめんよう。。。



新調した名刺を渡した最初の人物はアンドリューでした。
こういうこともあろうかと、所属と名前は英語・ローマ字で併記してるのです。
(*´∀`*)ふふふ
コメント (3)
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【鑑】舘野泉 トーク&ピアノリサイタル

2006年09月20日 19時18分16秒 | 鑑賞記録
左手のピアニスト ~生きる喜びと心に響く感動~
舘野泉 トーク&ピアノリサイタル
~21世紀をひらく胆振の教育にロマンを求めて~
2006.9.19(火) 18:30開演, 室蘭市文化センター 大ホール, 入場無料(整理券)

バッハ ― ブラームス : シャコンヌ ニ短調 BWV1004
スクリャービン : 前奏曲と夜想曲
吉松隆 : 四つの小さな夢の歌(三手連弾/共演:平原あゆみ)
吉松隆 : タピオラ幻影 Op.92(舘野泉に捧げる)
 光のヴィネット~森のジーグ~水のパヴァーヌ~鳥たちのコンマ~風のトッカータ
アンコール シュールホフ : ピアノ左手のための第3組曲より第2曲『アリア』

・テレビ等で紹介されているのでご存知の方も多いと思います。もともと有名なピアニストでしたが2002年に脳溢血で倒れ右半身不随となった後は、左手のみで演奏を行っているそうです。
・演奏会の構成は、インタビュー形式のトーク30分間のあと演奏1時間、休憩なし。
・「右半身不随」とのことで、どの程度の障害なのかと思いましたが、杖なしで歩けて、言葉も明瞭、右手はマイクを握ったり譜めくりする程度は動き、ペダルも右足を使っていました。トークによると現在も回復途中で、来年あたりには簡単な曲なら右手も使えるのではないか、とのことです。おそらく通常では考えられないような回復具合なんでしょうねぇ。音楽にかける執念!?
・トーク:舘野氏の半生を振り返り、室蘭についての思い出、フィンランドについて、倒れてからのこと、などについて。舘野氏の母親が昔室蘭にいたということで、かなり室蘭にゆかりのある方なんですね。知りませんでした。その母親が住んでいたのが、会場のすぐ近くの、今では『斉藤外科』となっている場所だそうです。びっくり。 
・シャコンヌ:バイオリンのための有名曲をブラームスが左手用に編曲したもの。 これ感動しました。もう泣きそう。さすがにテクニック的な部分はアレですが、そんなものは帳消しにする表現、音色。
・三手連弾:この曲にくるまで、「ここのピアノってこんなにいい音したっけ~?」とその音色が不思議でした。腕のいいおかかえ調律師でも同行してるのかな…とも考えましたが、連弾になってピアノのせいではないことが判明。共演したのは将来有望で優秀な方らしいのですが。。。音色がものすごく硬質。頭痛しそうなくらい。
・吉松隆:無調・不協和音いっぱいなバリバリの現代音楽だったらどうしようかと心配でしたが、そんなこともなく、耳になじみやすい、かわいらしい楽曲でした。
・客数約1400名[目測]:ほぼ満席。ポスターなどの宣伝を全く見かけなかったので、大丈夫か?人はいるのか?という感じでしたが。教育委員会主催の事業ということで、学校経由で宣伝していたようです。
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