ワディム・レーピン ヴァイオリンリサイタル
ピアノ:イタマール・ゴラン
2006.11.21(火)19:00開演, Kitara大ホール, 招待券(S席7千円, 2階CB6列2番)
バルトーク: 狂詩曲第1番 ト長調 Sz.86
ブラームス: ヴァイオリンソナタ第3番 ニ短調 作品108
チャイコフスキー: 「懐かしい土地の思い出」より瞑想曲 ニ短調 作品42-1
チャイコフスキー: ワルツ―スケルツォ ハ長調 作品34
ショーソン: 詩曲 作品25
ワックスマン: カルメン幻想曲
アンコール1 ブラームス ハンガリー舞曲第7番
アンコール2 バルトーク ルーマニア民俗舞曲
アンコール3 ショスタコービチ プレリュード
アンコール4 チャイコフスキー メロディー
アンコール5 サラサーテ ツィゴイネルワイゼン
・まず、はじめに。
わざわざ室蘭から出かけていった甲斐がありました。
チケットを下さったS様ありがとうございます!
・写真:会場前のイルミネーションがきれいだったので撮ってみたのですが、さっぱりダメですな。
・室蘭から札幌までずーーっと気が滅入るような雨! 時間的余裕をみて出発したつもりだったが、結局ゆっくり食事をする暇無し。開演前に喫茶コーナーでおいしそうなカツサンドが目に付くも、『600円』の価格に手が出ず。
・バルトーク:知らない曲。ピアノの前奏に続き、注目のヴァイオリンの第一音が鳴る。
「音小さっ!!」
出だしからフルパワーの激しいフレーズだったのですが、ほとんどピアノにかき消されてました。そもそも大ホールでソロリサイタルは無理があるのでしょうか。最後までこの調子でいくのかと、不安を感じるうちに終了。
・ブラームス:ここからその音量にほぼ耳が慣れた。2楽章の終わりの、弾き終った後もしばらく咳をするのもはばかられる静寂。けっこうボリュームがある曲なのに全然飽きない。
・ここで休憩。あっという間に前半終了。
・チャイコ ワルツ-スケルツォ:今回唯一ちょっぴり怪し気で、ハラハラドキドキ。
・ショーソン:これとブラームスがよかった。
・カルメン:有名曲らしいけど、この編曲は初めて聴きました。名人芸、炸裂。
・バルトーク:鳥肌たった。演奏聴いて鳥肌がたつなんていつ以来だろう。
・チゴイナー:聴衆からの絶えない拍手に、なんとアンコール5曲!最後は「ヤレヤレ、仕方がないなあ…」という感じで、ピアノからお馴染みのアノ前奏が! 会場からはどよめきと拍手。前半部分が全然ダレないのがすごいなぁ~。最後は聴衆の半数ほどがスタンディングオベーション。あまり見ない光景です。
・特に有名演奏家なんかだと、その演奏の当り外れが大きかったりしますが、今回は大当たり。一音も漏らすことなくその音譜全てを体に叩きこまれました。私は特に良い耳を持っているというわけでもありませんが、どんな演奏会でもたいてい「エェッ!?」とか「アッ!」とか思うようなミスが耳につくものです。しかし、今回はそれがありませんでした。スゲー。休憩を除いた正味2時間強を弾きまくってもケロッとしている。体力だけでなく、相当な精神的タフさを感じました。また、どの作曲家が得意、とかが無くて何でも弾けちゃうんだなぁ~。『世界の技』を堪能させていただきました。
・ピアノも素晴らしかった。そう強く自己主張しないタイプ。
・小ホールで聴きたかった。大ホールはやはりきつい。よっぽど前の席を取らないと。
・使用楽器:1736年製 グァルネリ・デルジェス "von Szerdahely" 正直、グァリネリだとかストラディバリだとか、"聴き分け"つきません。もっといい音出る楽器がいくらでもある気がしますが、、、そういうもんじゃないのか。
・プログラムは別売500円。デフォはチラシのみ。
・客数5~600名[目測]:ちょっとさびしい数ですが、盛り上がりました。曲間のそでに引っ込む間もずっと途切れることのない拍手。招待券引替えカウンターの人の群がり具合から見て、相当な数の招待券がまかれていたと思われます。たとえ7千円払っていても安く感じたであろう演奏会。もったいない。
ピアノ:イタマール・ゴラン
2006.11.21(火)19:00開演, Kitara大ホール, 招待券(S席7千円, 2階CB6列2番)
バルトーク: 狂詩曲第1番 ト長調 Sz.86
ブラームス: ヴァイオリンソナタ第3番 ニ短調 作品108
チャイコフスキー: 「懐かしい土地の思い出」より瞑想曲 ニ短調 作品42-1
チャイコフスキー: ワルツ―スケルツォ ハ長調 作品34
ショーソン: 詩曲 作品25
ワックスマン: カルメン幻想曲
アンコール1 ブラームス ハンガリー舞曲第7番
アンコール2 バルトーク ルーマニア民俗舞曲
アンコール3 ショスタコービチ プレリュード
アンコール4 チャイコフスキー メロディー
アンコール5 サラサーテ ツィゴイネルワイゼン
・まず、はじめに。
わざわざ室蘭から出かけていった甲斐がありました。
チケットを下さったS様ありがとうございます!
・写真:会場前のイルミネーションがきれいだったので撮ってみたのですが、さっぱりダメですな。
・室蘭から札幌までずーーっと気が滅入るような雨! 時間的余裕をみて出発したつもりだったが、結局ゆっくり食事をする暇無し。開演前に喫茶コーナーでおいしそうなカツサンドが目に付くも、『600円』の価格に手が出ず。
・バルトーク:知らない曲。ピアノの前奏に続き、注目のヴァイオリンの第一音が鳴る。
「音小さっ!!」
出だしからフルパワーの激しいフレーズだったのですが、ほとんどピアノにかき消されてました。そもそも大ホールでソロリサイタルは無理があるのでしょうか。最後までこの調子でいくのかと、不安を感じるうちに終了。
・ブラームス:ここからその音量にほぼ耳が慣れた。2楽章の終わりの、弾き終った後もしばらく咳をするのもはばかられる静寂。けっこうボリュームがある曲なのに全然飽きない。
・ここで休憩。あっという間に前半終了。
・チャイコ ワルツ-スケルツォ:今回唯一ちょっぴり怪し気で、ハラハラドキドキ。
・ショーソン:これとブラームスがよかった。
・カルメン:有名曲らしいけど、この編曲は初めて聴きました。名人芸、炸裂。
・バルトーク:鳥肌たった。演奏聴いて鳥肌がたつなんていつ以来だろう。
・チゴイナー:聴衆からの絶えない拍手に、なんとアンコール5曲!最後は「ヤレヤレ、仕方がないなあ…」という感じで、ピアノからお馴染みのアノ前奏が! 会場からはどよめきと拍手。前半部分が全然ダレないのがすごいなぁ~。最後は聴衆の半数ほどがスタンディングオベーション。あまり見ない光景です。
・特に有名演奏家なんかだと、その演奏の当り外れが大きかったりしますが、今回は大当たり。一音も漏らすことなくその音譜全てを体に叩きこまれました。私は特に良い耳を持っているというわけでもありませんが、どんな演奏会でもたいてい「エェッ!?」とか「アッ!」とか思うようなミスが耳につくものです。しかし、今回はそれがありませんでした。スゲー。休憩を除いた正味2時間強を弾きまくってもケロッとしている。体力だけでなく、相当な精神的タフさを感じました。また、どの作曲家が得意、とかが無くて何でも弾けちゃうんだなぁ~。『世界の技』を堪能させていただきました。
・ピアノも素晴らしかった。そう強く自己主張しないタイプ。
・小ホールで聴きたかった。大ホールはやはりきつい。よっぽど前の席を取らないと。
・使用楽器:1736年製 グァルネリ・デルジェス "von Szerdahely" 正直、グァリネリだとかストラディバリだとか、"聴き分け"つきません。もっといい音出る楽器がいくらでもある気がしますが、、、そういうもんじゃないのか。
・プログラムは別売500円。デフォはチラシのみ。
・客数5~600名[目測]:ちょっとさびしい数ですが、盛り上がりました。曲間のそでに引っ込む間もずっと途切れることのない拍手。招待券引替えカウンターの人の群がり具合から見て、相当な数の招待券がまかれていたと思われます。たとえ7千円払っていても安く感じたであろう演奏会。もったいない。