恒例家族行事 ～墓参り

・昨日は、毎年恒例の墓参りのため洞爺湖町へ。
・札幌実家にて目が覚めると、先発隊の両親はすでに出発。遅れて9時半ごろ出発。それにしても暑い！！　朝の時点で体感気温は32度。定山渓手前、喜茂別手前で渋滞。通常1時間半のところ2時間ほどかかった。
・到着した洞爺は体感温度30度弱。しかしこれでも暑い。さすがに普段は使わない車のクーラーを使用。親戚のじーさん、ばーさん３名を車に乗せ、寺へ行ってお参り。約1年ぶりに会った親戚たちの第一声は、「嫁はまだか？？　早くしないと死んじまう」。超定番のやりとり。また、「こないだ、ペットとってきた」と言うので、ぺっと？　ペット？？　どうも愛玩動物のことではないらしい。ペットってなんじゃ？？　答えは『ＰＥＴ；Positron emission tomography；ポジトロン断層法』といういわゆる病院で撮った断層写真のことでした。老人は物知りです。
・洞爺湖畔の某レストランへ行き、皆で昼食。着いてみると予想通り店は激混みで30分ほど待たされる。待ち時間の間に散歩をしつつ写真撮影。水が青の絵の具でも入ってるかのようにきれいだった。向こうにうっすらと羊蹄山。手前に何故かアヒル。たぶんアヒル。食事は地味な具の無い冷たいソバを注文。なぜか。天セイロやら豚カツ御膳やら頼んだ老人たちが『お前は若いんだからたくさん喰え』と食べきれない分を全部よこすのです。 "若者" は一人で奮闘。2.5人前は食べた。苦しい。
・レストランへの行き帰りに、最近開通した新しいトンネルを通る。そんな所を通る機会の無い地元の老人たちは「初めて通った」と大喜び。約2kmのかなり長いトンネルが続けて二本も。次回の有珠山噴火で崩れるのではないかと心配。
・お次はメインイベント(?)買い物タイム。普段は自由に使える車なぞ無いので、ここぞとばかりに車を活用し、毎年この機会に溜めていたデカイ買い物をする。ばーさん２名を乗せ、ちょっと都会な隣町へ。行きはリクエストにより高速道路を使用。普段は庭の畑いじりと近所の買い物や病院くらいが全ての行動範囲なので、高速道路に乗るだけでもかなりの冒険。またも「初めて通った」と大満足。
・まずは某大手ホームセンターへ、掃除機やらポットやらフライパンやら、それと家で待っているじーさんへのお土産だと、金魚と水槽セットも購入。以前の噴火時に飼ってた金魚が全滅してしまい寂しい思いをしていたのです。
・続けて某大手ショッピングセンターへ。まずは喫茶コーナーで小休止。ソフトクリーム＋またもや食べきれないカキ氷半分を完食。腹キツイ。米のほか食料品をまとめ買い。
・親戚宅に帰宅し、買ってきた金魚の水槽、掃除機などをセットアップ。と、居間には前回には無かったピカピカの大型液晶テレビ（地デジ対応）が！　老人にとって唯一の娯楽であるテレビは必需品です。「親切な電器屋さんが売り込みに来て、何から何までやってくれた」って……ちょっとその値段が気になるところ。ここで、「おやつでも食べないか」とのお言葉。満腹なので断ると、「さっぱり食べないんだなぁ」と不満そう。だって、育ち盛りの中・高校生ならいざ知らず、私、実はもう結構イイ年ですぜ。あちらから見ると、まだまだ "子供" のイメージなのでしょうね。
・お土産に庭でつくったトマトなどをいただき、おいとま。直接、室蘭オケの練習へ向かう。来年もまた、皆元気で会えますように。