<2008.10.20(月) 3日目 後編>
●13:45 昼食&買い物から会場に戻り、ロビーコンサートのためのカルテット練習開始。
●14:30 練習が一段落したので、建物内を探検。まだ建ってから数年といった雰囲気。なかなか贅沢な間取り、悪く言えば無駄の多い設計に見えます。
・ホールではリハーサルが進行中。リハは午前中だけで後は本番だけかと思っていたので、ホッとしました。中国のオケメンバーは心なしか午前中より増えています。
・秦皇島のオケメンバー。プログラムによるとオケは『秦皇島▲楽交響楽団』という名称です。▲の字の日本字体が分かりません。『愛』の中部分が『友』という字。
・司会は三名。二名が中国語で話し、それに続けて残りの一名が流暢な日本語でアナウンス。
●16:50
・オケ入りの曲のリハは先に終わり、残りは合唱曲のリハ。舞台裏をウロウロしていると中国のオケのメンバーらしき女の子二人組が寄ってきて何かと思ったら、「一緒に写真を撮ってください」。それをきっかけにオケの若いメンバーたちがわらわらと集まってきました。お互いカタコトの英語でしゃべり、聞いたところでは、若い子たちは「High school student」とのこと。詳しいところまではわかりませんが、楽器が弾けるということで今回臨時に動員されてオケに参加しているようです。
・写真は集まってきたオケメンバーの女の子たちと、電子辞書を手に必死に通訳する、中国にいる間同行してくれた通訳学生アルバイト(?)の通称 "じゅんこちゃん"。ここで女の子の一人が私のデジカメを見て「日本の写真を見せてください!」とのことなので、待ってましたとばかりに、メモリに入っていた日本のラーメンの写真やここに至るまでの道のりなどを見せてあげました。ラーメンの写真を見せると一同、「お~~う・・・・・(うまそう~)」、前出の出発日の白老の空の写真を見せると「Beautiful!」等々、デジカメ大活躍でした。
・メンバーの中の男の子がしきりに「るーま! るーま!」と連呼。「なんのこっちゃ!?」と通訳のじゅんこちゃんに聞いてみると、「らんま」のことを言ってるらしい。中国の若者の間では日本のアニメが大流行らしく、彼は「らんま1/2」の大ファンなのだとか。日本製のキャラクターグッズなんか持って行った日には、彼らは狂気乱舞でしょう。さらにこの人懐こい男の子は、私を指して、カタコトの日本語で「かわいい! かわいい!」と。どうもこれは「かっこいい!」と言いたかったようです。え!? 「かっこいい」だなんてそんな・・・(*´∀`*)
・私のカメラで記念撮影。そして、私の隣に写ってるバイオリンを持ったかわいい女の子からは、「もし私が日本に旅行に行ったら、先生(中国での男性の敬称)案内してくれますか??」の言葉。もちろん仕事の休み取ってでも案内しまっせー!! 何故だかこの後、すれ違う度にこの女の子は「Hello!」と声をかけてくれました。
・積極的に声をかけてくる若い子たちに対して、年長の方々はわりと消極的。とは言っても日本のメンバーがやはり気にはなっているらしく、舞台裏にてジェスチャーで「楽器を見せてくれ」とのことなので「Made in China!」と私の楽器を差し出すと、「ほほーう……」とメンバーがわらわら集まってきて、順に楽器を手に取り興味深く観察したり音を出してみたり。
・それにしても舞台裏での喫煙には、タバコ天国の中国と言えど、さすがにびっくり。舞台のすぐ裏で、しかも灰皿の無い場所で灰を床に落としながら吸って、当たり前のように吸殻はポイ捨て。他の場所でもそうでしたが、あちらの人は灰皿の有無はそう気にしないようです。
●17:30 窓の無いまるで独房のような、閉塞感のある控え室に戻るとハンバーガーが置いてありました。
演奏会が終わるまで食事をとれないので、どこかからの臨時の差し入れのようです。ありがたくいただく。日本には(たぶん)無いタイプの細長い形状のハンバーガー。マクドナルドというと日本では見慣れた物ですが、日本の金銭感覚でいくと1000円くらいの高級品という雰囲気です。外箱の絵にはパンにゴマがいっぱいまぶしてありますが、実物の写真を確認するとゴマは三粒のみ。細かいことはさておき、久々の非中華料理は新鮮なので喜んでパクつくと、やはりベースは中華風の味付け。。。アメリカよりも日本に近い仕様のハンバーガーです。
・空き時間があればすぐにフラフラと散歩。外へ出てみるとテレビ局のものらしきトラックが停まっていました。
●18:25 演奏会開演前のロビーコンサート開始。日本だとお客さんはたいてい素通りですが、中国では通る人皆立ち止まり、喰いつき具合が全く違う。多くのお客さんにとって「こんなの初めて見た!」という体験だったようです。演奏の甲斐がありました。詳細後日。写真の、窓の向こうに映っている人たちは亡霊ではなく、外から物珍しげに覗きこんでるお客さん。
・演奏を終えると話しかけてくるお客さんも。写真は「うちの娘にもバイオリン習わせてるんですよ」という母娘。
・舞台裏の通路では、本番を前にした子供合唱団の練習が。
●19:05 開演間近の舞台。緊張感が漂う。私は初めは降り番なので舞台裏で待機。
●19:10 定刻を10分過ぎていよいよ開演。まずは三名の司会による幕開きのスピーチ。
・緞帳の開閉は人力で。演奏会の詳細は後日。
●21:30 終演。
・舞台の片付け現場を見に行くと、なんと舞台裏にトラックが。日本では見ない光景です。日本では通常、楽器運搬時に運搬車両とステージとの往復を余儀なくされているわけですが、なるほど、ステージに直接車を乗り付けられれば大型楽器の運搬はかなり楽ですね。この発想は無かったなぁ~
・ホール全景。
・片づけを終え控え室を出ると、燕山大学合唱団のお見送りが。
・バスに乗って食事会場へ。
●22:10 音楽チームのみで遅い夕食。
●23:30 ホテル着。
・ここまで充電無しできていた携帯電話の電池残量がさすがに心もとなくなり、ホテルのフロントに頼んでコンセントの変圧器を借りることに(中国は200Vオーバー)。しかし、出てきたのはどう見ても単なる口数を増やすテーブルタップ。「物は試し」と携帯に充電器を差し込んでみたその瞬間、「プシュー!」といったかと思うと、モワーンと電源アダプタから小さなキノコ雲が。あえなくアダプタはオシャカになってしまいました。おかげで帰国後、代替品を買うはめに。デジカメの充電器やヒゲソリはそのまま問題なく使えましたが、他の参加者がドライヤーを壊してしまった例などもあったので、コンセントに差し込む前に200V以上に対応しているかどうか注意が必要です。
●24:15 就寝。翌朝は7時に秦皇島を経ち北京へ移動。早起きせねば。
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⇒⇒⇒【旅】中国(秦皇島・北京)旅行 まとめ
●13:45 昼食&買い物から会場に戻り、ロビーコンサートのためのカルテット練習開始。
●14:30 練習が一段落したので、建物内を探検。まだ建ってから数年といった雰囲気。なかなか贅沢な間取り、悪く言えば無駄の多い設計に見えます。
・ホールではリハーサルが進行中。リハは午前中だけで後は本番だけかと思っていたので、ホッとしました。中国のオケメンバーは心なしか午前中より増えています。
・秦皇島のオケメンバー。プログラムによるとオケは『秦皇島▲楽交響楽団』という名称です。▲の字の日本字体が分かりません。『愛』の中部分が『友』という字。
・司会は三名。二名が中国語で話し、それに続けて残りの一名が流暢な日本語でアナウンス。
●16:50
・オケ入りの曲のリハは先に終わり、残りは合唱曲のリハ。舞台裏をウロウロしていると中国のオケのメンバーらしき女の子二人組が寄ってきて何かと思ったら、「一緒に写真を撮ってください」。それをきっかけにオケの若いメンバーたちがわらわらと集まってきました。お互いカタコトの英語でしゃべり、聞いたところでは、若い子たちは「High school student」とのこと。詳しいところまではわかりませんが、楽器が弾けるということで今回臨時に動員されてオケに参加しているようです。
・写真は集まってきたオケメンバーの女の子たちと、電子辞書を手に必死に通訳する、中国にいる間同行してくれた通訳学生アルバイト(?)の通称 "じゅんこちゃん"。ここで女の子の一人が私のデジカメを見て「日本の写真を見せてください!」とのことなので、待ってましたとばかりに、メモリに入っていた日本のラーメンの写真やここに至るまでの道のりなどを見せてあげました。ラーメンの写真を見せると一同、「お~~う・・・・・(うまそう~)」、前出の出発日の白老の空の写真を見せると「Beautiful!」等々、デジカメ大活躍でした。
・メンバーの中の男の子がしきりに「るーま! るーま!」と連呼。「なんのこっちゃ!?」と通訳のじゅんこちゃんに聞いてみると、「らんま」のことを言ってるらしい。中国の若者の間では日本のアニメが大流行らしく、彼は「らんま1/2」の大ファンなのだとか。日本製のキャラクターグッズなんか持って行った日には、彼らは狂気乱舞でしょう。さらにこの人懐こい男の子は、私を指して、カタコトの日本語で「かわいい! かわいい!」と。どうもこれは「かっこいい!」と言いたかったようです。え!? 「かっこいい」だなんてそんな・・・(*´∀`*)
・私のカメラで記念撮影。そして、私の隣に写ってるバイオリンを持ったかわいい女の子からは、「もし私が日本に旅行に行ったら、先生(中国での男性の敬称)案内してくれますか??」の言葉。もちろん仕事の休み取ってでも案内しまっせー!! 何故だかこの後、すれ違う度にこの女の子は「Hello!」と声をかけてくれました。
・積極的に声をかけてくる若い子たちに対して、年長の方々はわりと消極的。とは言っても日本のメンバーがやはり気にはなっているらしく、舞台裏にてジェスチャーで「楽器を見せてくれ」とのことなので「Made in China!」と私の楽器を差し出すと、「ほほーう……」とメンバーがわらわら集まってきて、順に楽器を手に取り興味深く観察したり音を出してみたり。
・それにしても舞台裏での喫煙には、タバコ天国の中国と言えど、さすがにびっくり。舞台のすぐ裏で、しかも灰皿の無い場所で灰を床に落としながら吸って、当たり前のように吸殻はポイ捨て。他の場所でもそうでしたが、あちらの人は灰皿の有無はそう気にしないようです。
●17:30 窓の無いまるで独房のような、閉塞感のある控え室に戻るとハンバーガーが置いてありました。
演奏会が終わるまで食事をとれないので、どこかからの臨時の差し入れのようです。ありがたくいただく。日本には(たぶん)無いタイプの細長い形状のハンバーガー。マクドナルドというと日本では見慣れた物ですが、日本の金銭感覚でいくと1000円くらいの高級品という雰囲気です。外箱の絵にはパンにゴマがいっぱいまぶしてありますが、実物の写真を確認するとゴマは三粒のみ。細かいことはさておき、久々の非中華料理は新鮮なので喜んでパクつくと、やはりベースは中華風の味付け。。。アメリカよりも日本に近い仕様のハンバーガーです。
・空き時間があればすぐにフラフラと散歩。外へ出てみるとテレビ局のものらしきトラックが停まっていました。
●18:25 演奏会開演前のロビーコンサート開始。日本だとお客さんはたいてい素通りですが、中国では通る人皆立ち止まり、喰いつき具合が全く違う。多くのお客さんにとって「こんなの初めて見た!」という体験だったようです。演奏の甲斐がありました。詳細後日。写真の、窓の向こうに映っている人たちは亡霊ではなく、外から物珍しげに覗きこんでるお客さん。
・演奏を終えると話しかけてくるお客さんも。写真は「うちの娘にもバイオリン習わせてるんですよ」という母娘。
・舞台裏の通路では、本番を前にした子供合唱団の練習が。
●19:05 開演間近の舞台。緊張感が漂う。私は初めは降り番なので舞台裏で待機。
●19:10 定刻を10分過ぎていよいよ開演。まずは三名の司会による幕開きのスピーチ。
・緞帳の開閉は人力で。演奏会の詳細は後日。
●21:30 終演。
・舞台の片付け現場を見に行くと、なんと舞台裏にトラックが。日本では見ない光景です。日本では通常、楽器運搬時に運搬車両とステージとの往復を余儀なくされているわけですが、なるほど、ステージに直接車を乗り付けられれば大型楽器の運搬はかなり楽ですね。この発想は無かったなぁ~
・ホール全景。
・片づけを終え控え室を出ると、燕山大学合唱団のお見送りが。
・バスに乗って食事会場へ。
●22:10 音楽チームのみで遅い夕食。
●23:30 ホテル着。
・ここまで充電無しできていた携帯電話の電池残量がさすがに心もとなくなり、ホテルのフロントに頼んでコンセントの変圧器を借りることに(中国は200Vオーバー)。しかし、出てきたのはどう見ても単なる口数を増やすテーブルタップ。「物は試し」と携帯に充電器を差し込んでみたその瞬間、「プシュー!」といったかと思うと、モワーンと電源アダプタから小さなキノコ雲が。あえなくアダプタはオシャカになってしまいました。おかげで帰国後、代替品を買うはめに。デジカメの充電器やヒゲソリはそのまま問題なく使えましたが、他の参加者がドライヤーを壊してしまった例などもあったので、コンセントに差し込む前に200V以上に対応しているかどうか注意が必要です。
●24:15 就寝。翌朝は7時に秦皇島を経ち北京へ移動。早起きせねば。
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⇒⇒⇒【旅】中国(秦皇島・北京)旅行 まとめ
もしやフルートの○○先生・・・
娘のヴァイオリンレッスン時に、向かい側の教室でレッスンしています。
いつも元気な方ですよね~
結構昔からお世話になっており、中国でのカルテットではご一緒させていただきました。
もしかして、『あの声』だと向かいのレッスン部屋から声が聞こえてきたり!?