アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

やった者勝ち…♪

2015-11-18 09:09:09 | Weblog
火曜日の昨日はスタイル・メイク エクササイズのレッスン。
メニューはいつもほぼ同じ。
丁寧なストレッチと下半身、つまり脚と体幹の筋力アップ。
そのあと首や肩周り、腕のストレッチ。
デスクワーク中心のオフィス・ワーカーの場合はとくに、背中や肩・首、腰回りから脚にかけての血流をよくしておかないとね。
それに、だんだん寒くなるから、自分の筋肉でしっかり発熱して身体を冷やさないでいられるようにすることも大事。
そして、大胸筋が縮まないようにストレッチしたり軽い筋トレしたりもする。
すっきりキレイな立ち姿や姿勢でいるためには大胸筋も大事なの。
「いくつになっても張りのあるキレイなデコルテを維持したいじゃないのさ
「はい、そうです
「もちろんですよ。ストラップの付け位置が内側に内側にはいったキャミソールなんかみっともないですもん
ね~、そうよね
では、肩甲骨周りのストレッチを
まずは先週やったメニュー。
左右の腕を後頭部のところと背中に置いて左右に押し出す。
ゆっくり8カウント*2セット。
右上が終わったら左上で同じく8カウント*2セット。
「やっぱり肩甲骨をスムーズに動かせるって大事なんですよね
そうよぉ。
肩凝り・首凝りの予防になるし、キレイな姿勢をキープするのにも大事なポイントよ。
日常の作業って全部前傾姿勢だからね。
そのまま筋肉が硬くなってしまうと、背骨のうちの胸椎の部分のカーブが深くなって背中が丸くなる。
さらにそのまま放置しておくとますます筋肉は硬くなり、カーブは深くなり、やがては圧迫骨折のリスクも…ってことになる。
近頃ではストレート・ネックが問題になってるしね。
頸椎のカーブが変形して、そのまま固着してしまうと、血流を阻害するとか神経を圧迫するとか、いろいろ良くないことに繋がる。
だから、前傾姿勢で作業をしても、スグに正しいポジシオンに姿勢を戻せるだけの柔軟性と筋力が不可欠だと思うのよ。
「つまり、肩甲骨周りのエクササイズは、“やった者勝ち”ってことですね
そうです、そのとおりです
それに、腹筋だってそうよ、前にも話したけどさ。
骨盤底筋群が弱る、腹斜筋が活性化してない、なんてことが理由でいろいろ残念な症状が現れる。
たとえば内臓が圧迫されて血流が悪くなり婦人科系の病気を発症しやすくなるとか、出産経験がないのに若いうちからオシメが必要になるとか、男性の場合は鼠蹊ヘルニア(=脱腸)のリスクが高くなるとか…。
「うっへぇぇぇ…
だからね、イメージでいうならば、骨盤底筋群は反発した状態のトランポリン、それで内臓を押し上げておく。
さらに腹斜筋で内臓膜をググッ と吊り上げておく。
そうやって内臓の健康を守るの。
だから筋力って必要だし、大事。
「つまりそれも、“やった者勝ち”ってことですよね
そう、そのとおりです。
やった者勝ち、つまりやれば勝てる、ってのがこういう地道なエクササイズの良いところなのよね
コメント
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