アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

収録観覧…♪

2015-11-21 09:50:17 | Weblog
昨夕、『題名のない音楽会』の収録の観覧に行って来ました。
会場は東京オペラシティ・コンサートホール。
平土間をコの字型の2・3階席が囲っているホールは、ニューイヤー・コンサートの中継で見たことがあるウィーン楽友協会ホールを連想させますね。
正面にパイプオルガンがあって、舞台の天井には四角錐のモダンなデザインの反響板が吊られていました。
内装はすべて木で、居心地のいいホールです。
収録は第1部と第2部に分かれていて、テレビ番組にすれば2本録り。
オンエア前なので詳しい内容はお話出来ませんけど…。
第1部はヴァイオリン、マリンバ、トロンボーンのソリストが交互に登場してメドレーを演奏。
フル・オケではないけれど、オーケストラっていいよね、と思います。
マリンバの音色が心地よく響いて、素敵でした。
演奏の間のトークは…。
司会の五島龍さん、まだ慣れていなくてちょっとぎこちないけど、それだけに彼の一生懸命さが感じられる。
最後は龍さんの演奏。
バレリーナなら、バレエを踊る人なら、みんな な曲でしたよ
20分の休憩をはさんで第2部。
ゲストがヴァイオリニストの葉加瀬太郎さん
龍さんが子供の頃からの親しい関係なんですって。
トークが弾みました
そして葉加瀬さんのオリジナル楽曲のメドレー。
はぁぁ、説明はいらない…いや、言葉はいらない…、そんな感じでした。
光と影、風や雲の動き、水の流れ、音、匂い、気配、季節、生命、色彩、そういったものが目に見えるような音楽。
会場にいるひとりひとりがみんな、音楽に導かれるままに自分なりの風景を追っていたのかもしれない。
演奏が終わって、また楽しいトークがあって。
最後は龍さんと葉加瀬さんのヴァイオリン2丁であの有名な曲を…
2丁のヴァイオリンの音がピタリと合ったり、競うような掛け合いがあったり、どんどん盛り上がっていって、ふたりの高揚感が会場をも巻き込んで、圧巻の演奏でした
本当に幸せなひと時、帰宅してもまだ興奮が冷めない状態でした。
そりゃぁそうよねぇぇ。
フルでないとはいえオーケストラとヴァイオリン2丁の、濃密な質量のあるエネルギーをじかに受けたんですものねぇ。
私はやっぱり電気的な音楽よりもアコースティックな音楽の方が好きだな、と改めて思ったひと時でもありました。

さて、次回収録の観覧募集に応募しなくっちゃぁ
往復はがきは買ってあるのよね
また当たるといいなぁぁぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする