アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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転ばぬ先の杖の、その前に…♪

2016-11-10 11:03:16 | Weblog
先日、夜遅い時間にテレビをみていたら、40代とアラフィフのタレントが集まって談笑していた。
その内容は、40歳過ぎると急にいろいろ衰えたり変化したりする、というもの。
40肩、50肩、肥満、倦怠感、etc.etc.…。
なかでも一人の女性が訴えたのが、
何もないところでつまづく、転ぶ
ということ。
40肩も50肩も肩凝りも、肥満も腰痛も倦怠感も経験しないままコノ歳になったワタクシ…
何もないところでつまづくとか、転ぶとか、そんな芸はできないゾ
で、番組では専門家とやらを呼んで解説をしてもらっていた。
ま、筋力の低下などが理由で、脳が身体のバランスの状態を認知しにくくなる、とやら。
で、足の裏にあるメカノレセプターがちゃんと働いているかどうかが鍵なんだって。
それをチェックするには、片脚立でソックスを履く。
ただし、その脚がよたよたと移動してはいけない。
ふぅぅん…、それはロコモティヴ・シンドロームのチェックでもやるわね…
で、メカノレセプターを活性化させるには
片方のお皿に載せたビー玉や洗濯バサミなどの小物をもう一方のお皿に、足の指でつまんで移す
というトレーニングが有効らしい。
ふぅぅぅん…、ソレ、出来るよ、普通に…
で、メカノレセプターが足裏のどこにあるかというと、
拇指全体、5本の指の付け根の関節のところ、カカトの前側
だそうです。
だから、そこを効果的に刺激出来ていればメカノレセプターはきちんと働き続ける、と。
ふぅぅ~~ん
んじゃ、クラシック・バレエが最適じゃん
真っ直ぐ立つときに重心がカカトに落ちてはいけません、土踏まずの上に。
ルルヴェするには足指の付け根から足指の先まで全部を使う。とくに小指側に重心が落ちないように拇指でしっかり支える。
 跳び上がる時も着地のときも爪先から、が鉄則。
さらには、ワタクシが指導しているウォーキングでは
カカトから踏み込んで後ろの足の爪先で地面を蹴って重心を前に送り出し、土踏まずの上に引き上げましょう。
だもんねぇ…。
メカノレセプターの活性が鈍ることはないわけだ
転ばぬ先の杖といいますが、その『杖』の前にまず、バレエやウォーキングなどのレッスンをしてみるのが一番じゃないかな
コメント
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