文庫本の棚のエンド台に平積みされている沢山の新刊、タイトルと作者名とカバーを手前から見ていく。
お、好い感じ、な一冊に目を止める。
ん~、知らない作家だな…。
タイトルからして時代物、舞台は浅草界隈かな…。
どれ…、カバー裏の紹介文を読んでみる…、ふ~ん…。
『江戸は浅草』 知野みさき箸 講談社文庫
主な登場人物は六人。
元矢師でいまは形ばかりの用心棒と遣い走りをしている真一郎。
昼は楊弓場の矢取り女で夜はときおり面を打つお多香。
笛師だが女のヒモのように暮らしている大介。
錠前師兼鍵師の守蔵。
胡弓弾きのお鈴。
この五人が暮らしている六軒長屋の家主兼大家の久兵衛。
彼ら六人がなんだかんだと知恵を出し合い力を合わせて、界隈の事件を解決していくお話。
事件とはいっても火付け盗賊改めや奉行所が関わってくるような重~い暗~い難事件ではない。
なかなかに個性的な面々。
主人公といってもいい真一郎、美男ではないが背だけは高く、器用で機転が利き行動力がある、そしてお多香にほの字
お多香さんも目端が利いて気風が良くて、面打ちの腕は確かな徒な美人。
みんな貧乏長屋で飄々と暮らしているけれど、そこに暗さや悲哀はない。
それぞれに抱える思いはあるけれど、互いに互いを認め合っている。
全盲ではなくても目が見えないお鈴もちゃんと自立しているし、女のヒモのような大介も思い遣りの情はちゃんともっている。
長屋のみんなと一緒に事件を解決していきながら、真一郎は守蔵の職人としての矜持に触れて、一度は辞めた矢師の仕事に気持ちがなびいていく。
矢師としての腕も相当だが、弓術のほうもなかなかのものみたいだね。
そしてお多香さんとちょいと大人の関係になる…、よかったね、真さん
カバー裏の紹介文に
新シリーズ開幕!
とあったから、続編がでるんでしょうね。
お、好い感じ、な一冊に目を止める。
ん~、知らない作家だな…。
タイトルからして時代物、舞台は浅草界隈かな…。
どれ…、カバー裏の紹介文を読んでみる…、ふ~ん…。
『江戸は浅草』 知野みさき箸 講談社文庫
主な登場人物は六人。
元矢師でいまは形ばかりの用心棒と遣い走りをしている真一郎。
昼は楊弓場の矢取り女で夜はときおり面を打つお多香。
笛師だが女のヒモのように暮らしている大介。
錠前師兼鍵師の守蔵。
胡弓弾きのお鈴。
この五人が暮らしている六軒長屋の家主兼大家の久兵衛。
彼ら六人がなんだかんだと知恵を出し合い力を合わせて、界隈の事件を解決していくお話。
事件とはいっても火付け盗賊改めや奉行所が関わってくるような重~い暗~い難事件ではない。
なかなかに個性的な面々。
主人公といってもいい真一郎、美男ではないが背だけは高く、器用で機転が利き行動力がある、そしてお多香にほの字
お多香さんも目端が利いて気風が良くて、面打ちの腕は確かな徒な美人。
みんな貧乏長屋で飄々と暮らしているけれど、そこに暗さや悲哀はない。
それぞれに抱える思いはあるけれど、互いに互いを認め合っている。
全盲ではなくても目が見えないお鈴もちゃんと自立しているし、女のヒモのような大介も思い遣りの情はちゃんともっている。
長屋のみんなと一緒に事件を解決していきながら、真一郎は守蔵の職人としての矜持に触れて、一度は辞めた矢師の仕事に気持ちがなびいていく。
矢師としての腕も相当だが、弓術のほうもなかなかのものみたいだね。
そしてお多香さんとちょいと大人の関係になる…、よかったね、真さん
カバー裏の紹介文に
新シリーズ開幕!
とあったから、続編がでるんでしょうね。