アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

トルソーのコントロールを大事に…♪

2019-11-16 10:19:48 | Weblog
アイさんヨウさん、私の順に縦に並んでバー・レッスン
1番からのスロー・タンジュのとき
お…っ、そこは注意してあげなくちゃねぇ
右側が終わったところで一旦音を止めて…。
動作脚=ポワン・タンジュする脚に重心がついていってはいけません
軸脚の上にのったトルソーは上に、動作脚は爪先のさらに向こうへとベクトルの向きが違います
ふたつのベクトルが互いに引っ張り合ってバランスをコントロールしています
つぎは5番ポジシオンからのバットマン・タンジュ。
ん、今度はそうなるワケね…
また右側が終わったところで音を止めて…。
「ヨウさん、動作脚に重心がついていかないように気を付けるのはいいんだけど、だからといって軸脚側のお尻を逃がしちゃダメ 軸脚側のラインは5番ポジシオンで立ってるときと同じ。骨盤が横にはみ出さないように気を付けて」
「…っへぇぇぇ…
それからバットマン・デガージェ、ロン・ドゥ・ジャンブとメニューは進み、バットマン・フォンデュ。
順番はシンプルに
プレパラシオン→クぺ-プリエ→ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→クぺ-プリエ→デガージェ・ドゥヴァン→クぺ-プリエ→ポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド→クぺ-プリエ→デガージェ・ア・ラ・スゴンド→…………
あらぁ…、やっぱりそうなるかぁぁ…
いまのうちにちゃんと修正しないとトルソーのコントロールが狂っちゃう。
「はい、ヨウさん、左手バーで5番ポジシオン、そしてポワン・タンジュ・ア・ラ・スゴンド」
彼女の左後に立って骨盤の位置をサポートしてあげる。
「はい、クぺ-プリエ」
「…へ…あ…や…
骨盤が軸脚側にズレ落ちないように抑えてあげているから、お尻をズラセないわけよ。
動けないでしょ?
これまでヨウさんはお尻をズラして、つまり骨盤を軸脚側に落っことしてクぺ-プリエをしてたのよ。
「でも、本当のクぺ-プリエはね…」
右脚前5番ポジシオン・ドゥミ・プリエ
右脚クぺ
と見本を見せる。
「あぁ…っ…
分かったでしょ
基本の基の≪基≫はただ真っ直ぐに5番ドゥミ・プリエをするだけなのよ、それで片方の脚がクぺをするだけ
トルソーのラインに変化は全くないの。
「はぁぁぁ…
では左側を

あ、ヨウさん、呼吸をわすれちゃダメよ
ヨウさんは、身体の動かし方に可笑しな癖がないし、憶えるのも早いほうだし、関節周りの柔軟性もある。
まぁ惜しいのは筋力不足だねぇ、とくに体幹と脚ね。
昨日教えたエクササイズ、1日10回、続けてみてね
コメント
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