アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

やっと6作目…♪

2019-11-22 11:16:57 | Weblog
やっとシリーズ6作目です。

               

『夢胡蝶 羽州ぼろ鳶組 今村翔吾著 祥伝社文庫
本作では江戸の吉原が舞台、短時日の間に5件もの不審火が起こっています。
その下手人探しに源吾さんたちが挑むの。
きっかけは、非番だった彦弥さんが吉原は京町一丁目の妓楼醒ヶ井の火事に駆けつけ、花魁の花菊さんを助け出したこと。
この助け出すまでの花魁との遣り取りがほんと、彦弥さんらしいのよね
源吾さんと彦弥さん、寅次郎さんの三人が吉原に滞在して調べることになります。
でも奉行所と定火消も何やら動いているようだし、火付盗賊改も乗り出してくるし…。
ここで源吾さんの奥方深雪さまの勘が冴える。
下手人は複数だがそれを操る黒幕は一人、と。
何かに勘付いたらしい彦弥さんは源吾さんたちに何も告げずに単独行動。
そこにまたしても火事が起こり、ついに新之助さんに率いられたぼろ鳶組も加勢に現れます。
彦弥さんの目覚ましい活躍により一件落着
最後の最後に、彦弥さんと花菊花魁との素敵なシーンがあります。
さすが、彦弥さん
そうそう、本作では大文字屋通称大丸の主人下村彦右衛門さんがいいところをみせてます。
金の力に物を言わせて、というと聞こえが悪いですが、生き金を使って源吾さんを助けてくれる。このお方もまた好漢、主要人物のひとりです。
さぁ、残り4作、年内には読み終えられるかな…。
ほかにも違う著者の作品が2作で3冊出る予定だから、それも読みたいしねぇ
コメント
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