人力でGO

経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

ボルガールール対策に乗り出す米銀行・・・不採算部門を切り離して生き残りを模索?

2012-07-02 18:02:00 | 時事/金融危機
  


■ 米巨大銀行は解体した方が株主の為 ■

ブルームバーグの記事は興味深い。

「BOA解体は合理的、ユニバーサルバンクは時代遅れと投資家 」(2012.06.28 Bloomberg)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M6A89W6KLVR401.html

1) 米巨大銀行の株価は、不採算部門を沢山抱え込んだ為に低迷している

2) 投資家の利益の為には巨大銀行を解体すべき

リーマンショック以降「大きすぎて潰せない」と言われた
米強大銀行を解体せよとの発言は
JPモルガンの元CEOなど、金融界の中からもおきている様です。

バンクオブアメリカ、シティバンク、JPモルガン、ゴールドマンサックス、JPモルガン
などの巨大銀行が槍玉に上がっています。

■ 米銀は7月1日に「生前遺書」を政府に提出した ■

米銀は7月に銀行が破綻した場合の精算手続計画書を
7月1日までに政府に低提出する事になっています。
4000ページに及ぶ膨大な資料の様です。

前のアメリカ預金保険機構のベアー元総裁は、
この計画に基づいて巨大銀行は解体できるとインタビューに答えていますが、
カンサスシティー連銀総裁は、
グラススティーガル法を復活させて商業銀行と投資銀行を分離すべきだと主張しています。

■ ボルガールール対策ではないか? ■

リーマンショック時の緊急避難として
米投資銀行は商業銀行に合併したり、
商業銀行に看板を架け替えて
政府から救済されました。

しかし、商業銀行は政府からの規制を受ける為、
投資銀行部門を再び独立させようという狙いがあるものと思われます。

ボルガールールが投資銀行にどの様に適用されるのか
定かではありませんが、
少なくとも、商業銀行よりは規制は少ないと見ているのでしょう。

債権市場はリーマンショック時よりは持ち直していますから、
投資銀行が再び自立する環境が整ったとも言えます。

「大きすぎて潰せない銀行を解体する」と国民に思わせておいて、
その実は、銀行と投資家の利益を優先しているのでしょう。

■ 損失はどこへ隠されるのか? ■

グラススティーガル法の目的は
リスクの高い投資銀行業務の損失を
一般の預金者が被らないようにするという事でしょう。

その骨子に従えば、緊急非難の必要性が減ずれば、
商業銀行と投資銀行は分離した方がこの好ましいと言えます。

一方、グラススティーガル法を厳格に運用すると
アメリカの商業銀行は利益の少ない融資業務に押し込められてしまします。

さらに気になるのは、投資銀行の抱えているはずの
巨大な不良債権がどこに行くかです。

巨大銀行をいくつかに分割して、
不良債権をバットバンクに押し付ければ、
投資銀行はキレイな身になって再出発できます。

最も、多少身奇麗になった所で、
金融危機が再発すれば今度こそ
どの銀行も一旦は国営化されるしか生き残れないのでしょうが・・・。

もしかすると銀行解体の動きは、
優良資産だけを集めたスーパー・グット・バンクを設立して、
資産保全を図る動きなのかなとも、勘ぐってしまいます。

いずれにしても、「銀行が解体され、いい気味だ」などと思っていると
手痛いしっぺ返しを喰らうかもしれません。

祝初収穫・・・鶏肉料理に添えてみました。

2012-07-02 10:19:00 | グルメ・クッキング
 



■ ヤングコーンって普通のトウモロコシだったのですね!! ■

娘が学校で育てたヤングコーンを持ち帰って来ました。
初収穫です。

ところで、ヤングコーンって普通のトウモロコシを
間引いたものだってご存知でしたか?

私はてっきり芽キャベツみたいに、
小さなトウモロコシが沢山出来る品種かと思っていした。

トウモロコシの実は、間引く事で糖度が5%程度アップするそうです。

■ 鶏肉の醤油煮の付け合せにしてみた ■

娘の記念すべき初収穫なので、美味しく頂きたい。
そこで、鶏肉の醤油煮の付け合せにしてみました。

材料  鶏もも肉   2枚
    醤油     大さじ3
    酒      大さじ3
    みりん    大さじ3
    白だし    大さじ2
    砂糖     大さじ1
    水      100CC
    ニンニク   大3
    長ネギ    葉っぱの所 1本
    ショウが   大1

    片栗粉    適量

    小松菜    一束
    ヤングコーン 3本

(注意) 実は計量は全くしていません。
     全部目分量の適当です。
     酒、ドボドボ、醤油、ドボドボ、みりんドボドボ・・・。

1) 小松菜は下茹でして、食べやすい大きさに切ります。

2) ヤングコーンは塩水で茹でます(5分程度)

3) 鶏肉の皮にフォークでプチプチ穴を開けます。

4) ニンニクの皮を剥いて、半分に切ります

5) ショウガの皮を剥いて、5mm程度のスライスにします

6) 圧力鍋に調味料を入れ、ネギ、ニンニク、ショウガを入れ
   最後に鶏肉をのっけます

7) 圧力鍋の蓋をして、強火で沸騰させます。

8) 沸騰したらそのまま3分煮込み、
   その後弱火で2分程度煮たら火を止めます。(この時間も適当)
   
   強火で似すぎると肉が崩れるので注意!

9) そのまま冷やして余熱で火を通します。

10) 鍋が冷えたら鶏肉を取り出し、食べやすい大きさに切ります。

11) ネギの葉っぱを取り出した煮汁を煮立て、片栗粉を加えてトロミを出します。


12) 皿に鶏肉を盛りつけ、上から11)の煮汁をかけ、
    小松菜とヤングコーンを盛り付けます。
    カラシを添えたら、出来上がり!!


(注意) 男の料理なので、計量も適当、火加減も適当です。
     って、こんなのレシピじゃないですね。

     今回は少し薄味でした。
     水はもう少し少なくても良かったかも・・・。


ところで、ヤングコーンの内の1本は明らかに育ちすぎでした。
普通のヤングコーンの3倍はありました。

どうにか食べれましたが、何だかトウモロコシに芯を食べてるみたい。
って、これ芯ですから、当たりまえか・・・。

小さな方は、普通に売られているヤングコーンと同じですが、
微妙な青臭さがありました。
水煮や缶詰では、臭いが抜けているみたいですね。


本日は、誰でも簡単、「鶏肉の適当煮」を紹介しました。