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シリアで何が起きているのか?・・・ロシア側の情報は、西側メディアと正反対の情報を伝えている

2012-07-31 10:55:00 | 時事/金融危機
 

■ 立場が変われば報道の内容が180度変わる・・・ロシアのシリア報道 ■

「ロシアの声」のシリア情勢報道の翻訳を見つけたので紹介します。


<全文引用>

「シリア 目撃者が見た現実」(ロシアの声)
http://japanese.ruvr.ru/2012_07_24/shiria-mokugekisha-ga-mita-genjitsu/

ナオワフ・イブラギム、ムンセフ・マトニ 世界の各メディアはシリアの町アレッポでの戦闘が激化していると報じている。実際に何が起こっているのかについて、VOR「ロシアの声」の特派員は現地で生活するアレッポ大学職員、ファーティマ・バナウィさんに話を聞いた。彼女によれば、戦闘についての噂はかなり誇張されたものであるものの、アレッポでの治安は安全ではないという。


-私たちは町に出る回数をできるだけ少なくしています。そこはあまり安全ではありません。常に何かの集会が行われていますし、それはシリア自由軍が組織しているものです。地元の人々はそれらの集会には参加していません。

-集会に出かける人を見たことがありますか?

-およそ15歳とか16歳の若者たちです。イドリブやハマなどから来た人々です。見た目はとても奇妙な感じです。武器を手に持って、空砲を撃ったり、悪態をついたりしています。感じとしては彼らが何かに取り付かれているような感じで、酔っているのか、何らかの薬物に影響されているのかといった印象を受けます。

-町の普通の人々はいまどのように生活しているのでしょう?

-物価は高くなりました。蜂起軍側は定期的に食料を乗せた車両や商品を載せた車両を攻撃しています。それは自分たちが使うためではない様で、捨てたり燃やしたりしています。なぜかは分かりません。多分、住民たちが政府に対して抗議を行うようしむけているのでしょうか。分かりません。それとか今日の朝などは、蜂起軍側はパン屋を脅したりしていました。ガスのタンクをたくさん積んだ車両で乗り付けて、「もしも今日店をオープンしたら、お前らを爆発するぞ!」などと脅していたのです。それからパンがないことを理由に、政府を非難するのです。しかし全体として、私たちは状況に対処できています。お互いの家に遊びに行ったり、お互いを支えあおうとしています。全てが落ち着いて、政府軍が彼ら山賊たちを追い払ってくれると信じています。私たちは動揺などしません!

-テレビでは町の様子についてどのように放送されていますか?

-もうそれはどのチャンネルを信じていいのか分かりません。例えば反対派を支持する「ハレブ・トゥデイ」などは、現場から爆発や交戦について現場のど真ん中から放送しています。時には事件が起こる前にすでにニュースを報道しています。これは冗談でありません。本当のことです。

-シリア政府の治安機関は町ではどのように行動していますか?

-政府軍はおそらく地元住民が攻撃されないように努力していると思います。一方の蜂起軍は何らかの争いが起これば、めくら滅法に乱射します。彼らにとって誰が死のうと関係ないのです。子供でさえです!その後、殺された子供たちの残虐な写真を、政府軍の仕業としてインターネットに掲載するのです。

-ダマスカスなどのほかの町では、蜂起軍が住民を追い出し、自分たちが住んでいるようですが・・・

-私たちが自分の家を明け渡すことなどありません!略奪兵や武装勢力であろうと、彼らには教育もなければ、信仰もありません。文盲な野蛮人なのです!


<引用終わり>



意外とフランス革命もジャコバン派が同様の画策をしたのかな?

走って行けるかな①・・・熱中症と闘いながら「東京スカイツリー」へ!!

2012-07-31 04:20:00 | 自転車/マラソン
 



■ 新シリーズ・スタート。題して「走って行けるかなシリーズ」 ■

最近、腹が出てきた。
ズボンがMサイズからLサイズになった。

体というのは、不思議なもので、
服のサイズに体形がどんどん合っていくようだ。
最初はユルユルだったLサイズのウエストに
だんだんと自分の体が順応して行く・・・。

ベルトの穴が足りなくなった・・・。
ベルトもLサイズになった・・・。
これは、かなりヤバイ・・・・。

という事で、新シリーズのスタートです。
夏場でジョギングをサボり気味の自分を奮起する為に、
ジョギングで様々な観光名所に行く企画。

題して「走って行けるかな?」シリーズ。

本日はその第一弾、「東京スカイツリー」です。

■ 距離が短いので、「熱中症と対決」というサブテーマを付けてみた ■

東京に突如出現したバベルの塔、東京スカイツリー。
このあまりに巨大な建造物は、
関東平野の様々な場所から見る事が出来ます。

全国から観光客を集める日本の新名所ですが、
近くに住んでいると、ついつい「いつでも行けるや」と思ってしまう。
結局、未だに見に行っていません。

そこで、栄えある「走って行けるかな?」の第一弾として、
「東京スカイツリー」を目指す事にしました。

でも、「東京スカイツリー」は意外に近い。
距離にして10Km程度しか無い。
これでは、普通のジョギングと変わりません。

そこで、サブテーマーを付けてみました。
題して「熱中症と対決する」です。

と言っても、土曜日の午前中をダラダラ過ごしていたら、
午後1時のスタートになってしまっただけなのですが・・・。

真夏の午後1時は暑い。
照りつける日差しも強い。
ましてはヒートアイランドの東京都心です。

これは熱中症に注意しなければなりません。
熱中症対策は、適度な水分と塩分の補給が重要ですが、
尤も重要なのは、暑い時間帯を避けて運動する事。

実は、私はジョギングで軽い熱中症になった経験があります。

真夏の午前10時に走り始めて、25Km走ったら、
なんだかクラクラし始めました。
目の前が妙に白く霞んでいるなと思ったら、
脈拍が急に上がりだしました。

木陰で休んでも、脈拍が130(回/分)程度から下がりませんでした。
自販機のペットボトルの水を頭から被って、
強制水冷しても、フラフラはなかなか治りません。
ある程度、木陰で休んで回復しましたが、
実は、その後、数日間は、「やる気」が出ない・・。

これって、三国志に出てくる「塩抜き」の状態では無いかと疑ってみました。
捉えた敵の猛勇を、塩を抜いた食事を与える事で手なずけようという話。
曹操の策略だったか・・・・?
どんな歴戦の猛者でも、塩が欠乏すると、おとなしく成るという、
なかなか姑息な手段だったと記憶しています(おぼろげだけど)。

そこで、塩水を作って2杯程飲んでみた所、
かなり気力が回復しました。
それでも、1ヶ月くらいは、ジョギングに出かける気がしませんでした。
体も何処と無くダルイ感じ。

ですから、真夏の日中のジョギングは危ない。

そこで、東京スカイツリーまでのコースは
なるべく涼しい川沿いのコースを選びます。
幸い、風が適当にあるので、体感温度はそれ程高くありません。

■ 東京の川の記憶を辿る ■



A:新川の岸辺


午後1時に出発して、
浦安橋を渡って、江戸川沿いを上流に進むと、
「新川」が江戸川に合流します。

新川は、中川と江戸川を結ぶ運河です。
護岸の改修工事で、親水公園として水辺の散策が楽しめます。
時折、カルガモが泳いでいます。


B:新川の荒川水門側

新川の中川側水門に周辺は、
江戸情緒のある佇まいです。
木製の橋や、灯篭、そして物見櫓があったりして、
まるで時代劇のセットです。

水門脇から荒川の土手に上がります。
対岸の彼方に、「東京スカイツリー」が遠望できます。
川面を渡る風は、・・・・ドライヤーの熱風の様です。
唇が乾燥してゆくのが分かります。
・・・ここでUターンして帰ろうかとも思いましたが、
行くも地獄、帰るも地獄で、距離も同等ならば、
これは、もう前進あるのみです。




C:江戸川競艇

しばらく土手を走って、都営新宿線の鉄橋をくぐると
新大橋通りの荒川大橋が現れます。
ここを渡って・・・・って、土手を降りる階段が見当たりません。

仕方なく。もう少し先まで行くと、
何やら、エンジンの音が川の方から聞こえてきます。

なんと、江戸川競艇と書かれています。
競艇のボートが、水面を疾走しています。
・・・江戸川競艇って、江戸川にあるものだとばかり思ってました。
ここ中川(荒川)なんですけど・・・・江戸川区の競艇っていう意味なのですね。

競艇場の手前の階段で荒川の土手を降り、
新大橋通りの橋を超えてます。

街中に入ると気温はさらに上昇します。
これはヤバイかも・・・。
出来るだけ日陰を選んで走りたい。


D:竪川河川敷公園

ありました、日陰が。
大島から北上すると、京葉道路の高架が顕れます。
その下は、昔、竪川という川だった様で、
現在は遊歩道として整備されています。
川の名残の流れが、残されています。

川に上を京葉道路の高架が通っているので
日射による体温上昇は避けられそうです。

それにしても、東京はかつての川や運河の名残が多い街です。
江戸の物資の運搬の主役は水運であった事を実感します。



D:京葉道路高架下から、スカイツリーを望む

下町の工場の屋根の向こうに見えるスカイツイリーは
だいぶ大きく見える様になりました。

亀戸手前で竪川遊歩道を離れ、
明治通りを北上します。



E:初めてスカイツリの文字が標識に!!

明治通りと、浅草通りとの交差点手前、
初めて道路標識に「東京スカイツリー」の文字が出現します。
浅草通の交差点を左に曲がると、
巨大なスカイツリーがそそり立ちます。

あとちょっと・・・と思ったら
スケールが大きすぎて、近くに見えるだけでした、

走る事10分。
ようやく押上駅に到着。


F:東京スカイツリー、到着!!

さすがに634mはダテではありません。
カメラも横位置では、
フレーム内に収まりません。

この日は隅田川の花火大会当日でした。
街は浴衣姿の若い女性も沢山居ます。

そんな中、頭から水を被った様、
汗ダクダクにして走っている
オヤジの姿は異様に映った事でしょう。


ここまで距離は役10Km、
良く頑張った、オレ。

しかし、夏の都内は暑い。
これ、マジで熱中症にならない方が不思議です。


帰りは、地下鉄で浦安へ。
クーラーで汗が冷やされたので、
これはこれで、寒くて大変でした・・・。




<追記>

とても暑い思いをすると、人間の体の耐暑性は向上します。
体には一種のメモリー効果がある様です。

これで、しばらくは、クーラー無しの生活を
我慢出来そうです。


実はこれクーラー無し生活の基本。

涼しく過ごす工夫をするよりも、
暑さに耐える体を作れ!!!


でも、今度はクーラーの効いた所で
とても寒い思いをします。
体が暑さになれるので、逆に すぐに凍えてしまうのです。


冷房の効いた電車の中や、オフィス。
映画館などで凍えない様に、
私は夏でも長袖が手放せません。

結局、現代人はせっかく獲得した生理的耐暑性を
クーラーの使用によって失っているのです。

よくよく考えれば、子供達は真夏の炎天下や、
蒸し風呂の様な体育館の中で、部活をやってますよね。
でも、大丈夫。

たまに熱中症になる子が居ますが
多分、クーラーに慣れた現代っ子程、
部活での熱中症のリスクは高くなるのではないでしょうか?