ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

シャンベルタン

2007年03月25日 | ワインの話

Photo_253 クアトロは最近フランス・ワイン好きになってきた。グラス・ワインの赤ではフランス南西地区のカオールを使ったりしている。ピノ・ノアールにも手を広げている。ピノの柔らかな果実味はクアトロの料理も良く合うはずである。しかし、ピノは難しい。ピノのワインはボルドー・ワインのように他のブドウと混醸することは無く、単一品種でワインになるのだが、結果ロマネ・コンティのような何十万もするワインが出来たり、廉価なワインが出来たりする。また、同じ土地の名前のワインでも善し悪しが激しい。中々、美味しいピノを見つけるのは難しい。良い例がシャンベルタンで、シャンベルタンという名前が付いていると良いワインのようなイメージがする。なにせナポレオンが愛飲したワインなのだ。長嶋茂雄も愛飲しているらしい。しかし、がっかりさせられるシャンベルタンも数多い。クアトロでもジュヴレ・シャンベルタン/ヴィエーユ・ヴィーニュを置いている。価格の割にはまずまずだと思う。昨日は、カリフォルニアのサンタバーバラのピノ・ノアールと飲み比べてみた。それぞれ、国柄が出ていて面白かった。しかし、カリフォルニアの方がパワーがあったようだ。映画「サイドウエイ」の主人公はピノに魅せられた中年の男。カリフォルニアのピノを訪ねる旅が話の縦糸となる。そんな旅をしてみたいものである。ピノの魅力の原点になるようなワインを自宅のセラーから出してきた。アルマン・ルソーのシャルム・シャンベルタン1998である。まずは、これを飲んでから他のピノを語るべきだったかもしれない。ハーフ・ボトルですが、どなたか一緒に試飲しませんか。

コメント (3)
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