ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

イタリアントマトと中島菜

2008年07月21日 | 食材の話

Photo このところクアトロでは連日のトマト談義である。イタリアントマトを豊四季の農家が手がけクアトロに持ち込まれたからだ。
魚料理を得意とするクアトロがトマト料理を得意とする店に変わってしまうのではないかと危惧するほどの力の入れようである。
日本のトマトは甘みとみずみずしさを競っている。それはそれで美味しいものだ。特にこの暑い季節にみずみずしいトマトは体を内から冷やしてくれるという効能があるのだ。
イタリアのトマトは、生で食べるよりもやはり調理した方が美味しいようだ。熱を加えると甘さが増し旨みが濃厚になる。適度の酸味も加熱することで甘みとのバランスが良くなる。そして、オリーブオイルとよく馴染む。
圧巻はトマトのパスタ「スパゲッティ・ポモドーロ」である。クアトロの父がミラノのレストランテで感銘を受けた味に近づいたと思う。
また、この農家が作る“中島菜”もいただいた。加賀野菜のひとつで、加賀の中島町の特産の青菜である。高血圧症予防効果があるという。クアトロの父にうってつけである。トマトに夢中になって高くなった血圧も少し下げなくてはいけない。

コメント
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