ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

森が育んだワイン

2008年07月02日 | ワインの話

Photo クアトロ統計局の発表によると、クアトロのグラスワインの売上数が2008年上半期だけで1000杯を超えた。その内の6割が白ワイン、4割が赤ワインである。魚料理を得意とするクアトロらしい数字かもしれない。
ボトルワインの売上も伸びている。クアトロの売上の1割をワインが占めているものと思われる。しかし、ワインの価格も高騰を続けており頭を悩ますクアトロの父である。
また、クアトロのハウスワインが変わった。イタリア・トスカーナのカ・デル・ヴィスポのトスカーナ・ロッソとトスカーナ・ビアンコが採用された。ワインの価格高騰の中、従来のものよりも原価の高いワインに変更している。あくまでも品質向上のための変更なのである。
このカ・デル・ヴィスポは、大変に評価の高い造り手ではあるが、宣伝嫌いで有名。純粋にワイン造りに魅せられた兄弟たちは、世間の評価よりも自分たちの納得したワイン造りを優先している。彼らの畑は森の中にあり、ミネラル豊富な土壌から作られるワインのレベルは高く、その愛好者は多い。高価なワインだけも造れる力がある彼らだが、もっとワインを気軽に楽しんで欲しいという考えから造られたこのシリーズのワインを期間限定になるかもしれないのだが、クアトロではハウスワインに採用したのだ。
グラスワインもハウスワインも個性あるボトルワインのレパートリーもさらに充実しているクアトロである。下半期も、クアトロでワインを楽しもう。

コメント (1)
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