魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ルネッサ~~ンス!

2009年02月17日 | ワイン ~2019年
髭男爵ではありませんが、近頃、乾杯の時には、みんな

「ルネッサ~~ンス!!!」

と叫ぶようです。


何が言いたいかといえば、本日のワインです。


2005 Ch.ルネッサンス
  (仏、ボルドー地区、赤、千円台)


面白い名前でしょ。

香りはあまり強くはありません。
古い机の引き出しを開けたようなイメージです。
そこにはスモモ、フランボワーズ、カシス、イチゴ、ハーブ、エン
ピツやその芯、いく分かのジビエや新樽(多分せいぜい2割程度)
などが香ってきます。


味わいはすんなりと入る果実味(ビオゆえ?)、やや酸味が強めで
くっきりと輪郭を描いています。厚み、重みはさほど感じません。
イチゴや赤系ベリーの味が案外細めにたなびきます。


正直、もう少しタンニンもえぐみもあっていいから、果実味の厚さ
ボリューム感、骨格などあった方がいいとは思います。

この価格としては細身でスッキリとしすぎていると感じます。


そういえば、TVドラマ「神の雫」打ち切りの噂が流れています。
あまりに変なキャスティングに違和感があるのかも?ですね。

本筋はともかく、私が感じるのは、相方の女の子(みやび?)が
あまりに子供! 一番おかしいのは竹中直人(ロベール?)が
あまりに異様で異質。演技がどうのこうのではなく存在自体が
おかしいし、うざい!(いない方が良い、のだめカンタービレとか
スウィングガールってわけでもないでしょうにねぇ)

原作もこうなのでしょうか。

このドラマの方はもっとすっきりと、ワインや人間ドラマ、血の通う
ようなストーリーだったら視聴率も取れたでしょうに。

最近唯一の楽しみは評論家の一青が叫ぶ
「お・・・おお・・・・・!」というフレーズなのです。

多分、私と同類のバカさ加減です。

コメント
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