魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

さすが先輩!

2014年04月30日 | サッカー
昨日はV・ファーレン長崎vs大分トリニータ戦でした。


私も久しぶりにグランドへ行きました。
ここのところ、土曜日開催も多くてなかなか足を運べませんでしたので、鬱憤が
たまっておりましたよ。




大分からはかなりの人がアウェー観戦に来ていたようです。
GWというのもあってか、多分1000人程度はいらしていたのではないでしょうか。


今回から長崎の応援もこんなのやり始めました。(コレオというらしい)



「12」が描かれています。(サポーターの番号ね)




しきゃ~し、大分の方がサッカー、Jリーグ経験では大先輩なのです。

こんな感じ。




きれいなものです。

さらに声も良く出ていて、応援では大分の方がすごかったともっぱらのおはなし。
「大分帝国」とかすごいでしょ。

でも長崎もこれから。決して負けてばかりはいられませんよね。




さて試合です。





私も手には



スタグルの「クッチーナ」のクレープを握りしめ(すぐ食べたけど)、「勝利をクレープ!」
と念じます。


試合結果はみなさんご存知でしょうが、0-0の引き分け。

何度か決定的なシーンもありましたが、ちょっと残念でした。

大分はかなりハードワークしてきて、前線からのプレスも激しく迫ったので
チャンスも作りにくかったです。その中でも長崎は左右のサイドからの攻撃を展開。
山田、野田選手がガンガン来てたのですが、今一歩。

まだまだこれからですね。決定機を作ること、その回数を増やす工夫を考えなければ
ならないでしょう。




またしてもヴィヴィくんのお辞儀に癒される。


次は5/3にアウェーでジュビロ磐田戦。

そして5/6にホームで水戸ホーリーホック戦。
これにはまた張り切って応援に行きたいところです。


諫早のカレー屋さんも攻めたかったのですが、時間がなくて断念。
そのうち行きましょうかね。

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山シンガー

2014年04月29日 | ワイン ~2019年
さあ、いよいよ本日はV・ファーレン長崎のホームゲームに行ける!!!

相手は昨年までJ1だった大分トリニータです。

先輩の胸を借りて良いゲーム、期待しています。




さあ、今夜はこれ。





2011 モンテ・カシュカシュ
  (ポルトガル、赤、千円台前半)

名前が面白いです。モンテは山なので、あとは歌手歌手。
「山の歌手」と想像するとちょっと楽しい。(もちろん違います)

V・ファーレン長崎が勝つように、勝つ勝つ、いやカシュカシュ・・・・・!


セパージュはトゥーリガ・ナシナル60%、トゥーリガ・フランカ30%、ティンタ・
ロリス10%となっております。


香りは濃く沈んでいます。熟したブラックベリー、プラムなど。あとはレーズン、
果梗、ミントや、セルロイド、ハーブなど。

味わいも濃くて沈んだイメージでしょう。熟したフルーツに黒糖や黒土を思わせます。
この価格では十分に濃い、そして沈んだ重々しさを感じることが出来ます。
良い感じです。



面白いことにラベルの横側がこんな感じなのです。




APPEARANCE(外観)・・・DEEP
NOSE(香り)・・・FLOWERS
FRUIT(果実味)・・・BLACK
PALATE(味わい)・・・FULL BOBIED(印刷間違いでBODIEDだと思う)
LENGHT(余韻の長さ)・・・LONG

面白いですね。こんな具合です。
スペル間違いでも、まあいいじゃないか、大体わかるだろっ・・・てことで押し通して
しまうところが、まさにアバウト。ラテン系です。


ところで、フルボディよりももっとしっかりしたのを「ROBUST」と言うのでしょうか。

ちょっとお勉強しました。

美味しいし、お客様にも勉強になるので、次回の仕入れで入れときます。




私が山の中で歌えば「モンテ・カシュカシュ」になりますね。


そうそう、日曜日にシカが出たのであわてて、写真を撮ったのですが、逃げて行きました。

でもちょっとだけ写っていますよ。




もっとちゃんと撮りたかったけど、おシカったです。(2匹見ましたよ)



山の中で星を見ながら聞くのはこの歌(クリック)
ラリラリピノ推進委員会より。


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長崎でちゃんぽんを食べるなら

2014年04月28日 | ちゃんぽん探索
遥か昔に行ったことがあるかもしれないけれど、どうしても思い出せない。
そこで今一度。


・・・そのお店は「康楽」(カンロと読みます)。


「長崎ちゃんぽんの御三家」といわれる一角です。あとは「喜楽園」と「共楽園」
です。(こちらは味の記憶があります)


時々、他県の方から「長崎でちゃんぽんを食べるならどこが良いですか?」という
質問を受けることがあります。

ひどく悩ましげなことで、たいていの長崎市民はうろたえてしまいそうな質問です。
ですから確認しておかないと答えようがありません。

というわけでこのお店を訪れました。




オーダーしたちゃんぽんです。





麺はぬるっとちょっと柔らかめ。でも長崎では柔らかめのオーダーがかなり多いの
で、これでも普通の範疇です。野菜もちょっと茹ですぎで、しなっとなっています
が、これも長崎流。

一番肝心のスープですが、味わいは素晴らしいと思いました。
優しく、柔らかで軽い。軽いといってもペラペラではなくて、ちゃんとエキス分や
旨味がしっかりと乗っています。鶏がらからのゼラチンもしっかりと感じますし、
濃いはずなのに、とても優しく飽きのこない美味しさでしょう。


ただし、800円はかなり高いです。600円程度で食べられると最高ではあります。

今後、冒頭の質問が来た時には、このお店をお奨めの3本指に入れましょう。

ゴールデンウィークですので、観光客のみなさまも多いことでしょう。


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隙あらば

2014年04月27日 | 音楽
どーでもいいお話だから日曜日に書いておきます。音楽の話題ね。


福岡で帰り際に30~40分ほど時間が出来た。


すかさず楽器店へ。

ちょっとギターを弾いて選びたくなったのさー。


お~マーチン(Martin)があるぜ~。




私が弾きたいのはD-28のマーキスという型。

でもなかった。


その横の方に目をやると・・・

おお、コリングスだよー。





店員さんに試奏をお願いした。

弾いたのはいちばんコンパクトボディーのOM2Hというもの。
(写真左から2番目)

ごじゅうななまん、はえ~、そんがんと・・・・・


音はひとつひとつが綺麗だけど、深みが足りない。ボディーが小さいからね。
やはりドレッド型のほうがそのまま弾くには良い。
時間がなかったのでこの1本だけね。


でももし、すっごく良くて、欲しくてたまらんごとなったら、それはそれで困る。
(このメーカーはホントすごいよ)


こうして、買えないけど、いつも隙あらば・・・と狙っております。



最近ちょっとエレアコが欲しかったりする。私の曲は最近ラテンがかっているので
ガットタイプも挑戦してみようか。
いかん、いかん、どんどんのめりこみそうだよー。


かつてはギターは捨てて、ピアノ、キーボードを決意してやっておりましたが、音楽
を再開するにあたり、やはり下手だけどギターは大好きなんだよなあ・・・。


もうすぐかつてのピアノでのナンバーをyoutubeかfacebookにアップしたいと思って
おります。画像用の写真を選んでからね。 



そういえば、久しぶりにピアノでインストのジャズ曲を作りました。
曲も隙あらばで作らないとね。


最近忙しくて、あまり音楽やれておりませんが、落ち着いたら何かやります。
みなさんに喜んでいただきたくて、心地良い時間を過ごしていただきたくて、
そんな思いで(1円にもなりませんが)これからも良い音楽をお届けいたします。



ちなみに、最後に私が絶対に弾かないタイプのギターはこれ。
(別のお店にあったもので、衝撃的だったので写真撮りました)




こんな飾り、私には全く無意味~。


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路地裏へ今一度

2014年04月26日 | 美味しいもの
福岡では今一度路地裏の店「Tiki」へ。


前回食べていなかった「ココナッツグリーンカレー」をぜひとも!
と思いやってまいりました。



まずはこの路地へ。





奥の方にカラフルな風車が見えますが、その右側が入口です。


入口の門燈がこんな感じ。





そして入り口のガラスが・・・





おいおい、マフィアぐぁ~?!


席についてメニューを見ます。




あれ~、ココナッツグリーンカレーのところに、前と違う文字が。


前は確か「エビと野菜が入った」と書かれてありました。写真で見てこれ食べよう
と思ったんです。でも来てみると私の嫌いなワードに変わっています。

「ササミ・野菜が入った」に変わり、さらに「ヘルシー」の文字まで!!!

何ということじゃ。「ササミ」はつまらん!ゴムを食べているみたいだし。
「ヘルシー」というのも上っ面だけの言葉で大嫌い!

そこでグリーンカレーは変更さ。

「スパイス MAX チキンカレー」へ。



そして問題は辛さだ。そのままでも結構辛くはあるんだけれど、前回はトウガラシ
5本を投入したわけですが、まずまずでした。

しきゃ~し、ワインの試飲を控えているのであえて「トウガラシ2本」という
逆暴挙に出ました。「自重、自重・・・」自分に言い聞かせます。ゼイゼイ




・・・そこへあとから入ってきたお客さんが、「スパイスMAX 7本で!」
というオーダーを。


 オーマイガー!
やっぱり7本にすればよかったー!!!

そんなわけでいつかまたリベンジだね。

ちなみにもっと辛いのもある。



「責任取りません」と書いてある。

どーすーかなー。(笑)


さあ、これが「スパイスMAXチキンカレー 2本」ね。



熱いうちはいいけど、冷めてくると辛さが物足りない。


テーブルにある「辛味スパイス」をふりかけてもむなしい。




7本のおやじーいいなー。
(おやじーといっても年下かもしれんばい)


・・・でももしその横から「10本で!」のオーダーが来たらどうなるんだろう???

もっと悔しがるのだろうか。


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GWの営業日程

2014年04月26日 | ワイン ~2019年
ゴールデンウィークの営業日程です。


連休は取りません。


4/26(土、本日)・・・営業

4/27(日)・・・休み

4/28(月)・・・営業

4/29(火、祝)・・・休み(V・ファーレン長崎ホームゲーム応援)

4/30(水)・・・営業

5/1(木)・・・営業

5/2(金)・・・ 営業

5/3(土、祝)・・・営業

5/4(日、祝)・・・休み

5/5(月、祝)・・・営業

5/6(火、祝)・・・休み(V・ファーレン長崎ホームゲーム応援)


ということにさせていただきます。

何といってもV・ファーレン長崎の応援のため営業日を決めるという、とんでもない
方針です。

でもホントは「日曜日がお休みで、祝日は月、土など場合、日曜との連休を取らない」
というのが基本方針です。


今季はV・ファーレンも好調を維持しているので、燃えますね。
行ける時には何とか応援に駆け付けたい!


でもゴールデンウィークは1年の中で最も良い時期のひとつなので、充実した時間を
過ごしたいものですね。

・・・

そのためにはぜひ美味しいワインをご用意いただいて、素敵な時間をお過ごしください。
よろしくお願いいたします。


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新しいワインリスト配信しました

2014年04月25日 | ワイン ~2019年
本日は新しいワインリストを配信いたしました。

メールの方には添付ファイルで、Faxでも配信いたしました。


これをお読みの方で、「どれどれ買うかどうかは分からないけど、もしくはひや
かしでも読んでやってもいいよ」という方は、ご連絡いただきますと、配信させて
いただきます。だいたい2、3ヶ月に1度程度のゆる~いリストです。

そんなわけでよろしくお付き合いください。


ただし、いきなりの値上げを突き付けられたクロネコヤマトと交渉中で(多分もうすぐ
他の運送会社とも)、数日配送が止まっております。少し遅れてもご了承ください。
こんな現状でとても困っております。


ただでさえ消費税が8%に上がってしまって戸惑っているところに来て、こんなこと
になろうとは。
でも、捨てる神あれば拾う神もあろうというもの。何とかします。




さあ、今夜はこれ。







ラベルを拡大




2012 ヴェルディッキオ ディ・カステッリ・ディ・ジェシ
  (伊、ヴェルディッキオ種、白、千円未満)


ボトルの形が面白いですね。

香りは青い柑橘や野菜、セルロイド、タタミ、石灰が少々、青や緑を想像させます。

味わいはとてもさわやかで、きれいな酸と柑橘や青野菜が弾けます。
高級感はありませんが、コンパクトで小ざっぱりした印象です。
厚みこそありませんが、線の細さ、さわやかさは悪くありません。

ただ、もうひとつ心を掴む何かが欲しいとは思います。



ワインリストもオーダーが入り始めました。ありがとうございます。
ちなみにワインリストの2番のワインは売り切れました。

ゴールデンウィークを美味しいワインでお過ごしください。


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ビオワイン試飲会

2014年04月24日 | ワイン ~2019年
福岡に自然派ワイン試飲会ということで行ってまいりました。







輸入元数社による合同試飲会で、結構賑わっておりました。

直接取引しているのは1社だけで、あと何か見つかれば・・・という「運が良け
れば」的参加です。(でもそういうのも大事だったりするんです)


この造り手は良かったです。




「マタン・カルム」。今後も少し気がけて追いかけよう。



相変わらずここは良い。



「クロ・ド・ロリジンヌ」。

しかし取り扱いも長くてお客さんも新鮮味がないかもと心配。



そういえばブルゴーニュシャルドネの2012年ものが出ていました。




厚みもあり、しっかりと美味しいです。ただ、長熟というイメージは湧かなかった
ので、10年程度で飲んでしまえば十分じゃないでしょうか。(あくまで第一感)




お高いのはもっと良いのもありますが、価格もほどほどで、コスパが良く
お奨めしやすいアイテムがこちら。





ローヌの「ドメーヌ・ラ・ロッシュ・ビュイシェール」(上)と
ロワールの「ドメーヌ・ド・ラ・ギャルリエール」(下)。

特に下の白2アイテムはラベルが素敵ですね。

取引はない輸入元ですが、入荷するかどうか・・・できたら少し入れてお試し
したいと思いました。


ただ、全体的にはビオはビオだなあ・・・。
グルナッシュ種やガメイ種を造るところが多く、またそれを飲むとビオらしいと
感じてしまう。

そんな無名の場所、マイナーな品種こそのビオが多いから当たり前かもなあ。


何がしかの看板掲げて売らざるを得ないわけですが、でもそれが悪いばかりでもなく、
美味しいものは「ビオ」の看板を掲げようが掲げまいが美味しいのですよね。


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ラーメン病治療

2014年04月23日 | 美味しいもの
さて、一昨日、昨日、「ワイン病治療」、「カレー病治療」と続き、今日は「ラー
メン病の治療日」となった。さすれば豚骨エキスを注入せねばなるまい。


私の大好きなラーメン店長崎県千々石町の「げんこつ家」がもう開かないようだ。
何か月も閉まったままの状態だ。

過去に何度か復活したので、これから先、復活がないとまでは言い切れないかもしれ
ないけれど、今のところ望むには儚すぎる。


そんな私が向かったのはこのお店。





噂に聞いて一度は訪れたかった門司にある「圭順」。


唐津にある聖地「一竜軒」をインスパイアするお店のひとつ。

次から次へとお客さんは来店する。回転は速いので並ぶことはなく、スムースに。




オーダーは「ラーメン」と「チャーシューメン大盛」ね。







私のチャーシューメンが出た後にすぐに壁の木札がひっくり返された。




よかったよ。ギリギリだね。
チャーシューメンは600円、大で650円。安いと思う。
それにしても、実に潔いメニューだ。


まずレンゲでスープをネギを混ぜずにひとすすり。


こっ、これは・・・すごい!!!


とうとうここまでのラーメンと出会えたよ。

麺にいかない、いけない! スープが美味しすぎる!

しばらく浸った後、麺へ。中太麺。これも佐賀スタイル。
あえてかた麺にしなかったが正解。らしい味はこれだろうか。

さらにチャーシューは赤みを帯びて少しだけレア感覚も楽しめる。これも初めて。


思わず笑みがこぼれ、しばしラーメン劇場へ。


タレに頼らない、それでも十分すぎるコクと厚み。旨味のエキス分の中へ吸い
込まれそうです。美味しさの中で幸せいっぱいになる。

これ最高!




どんぶりの底にはしっかりと骨粉が。


このラーメンは私の中では最高峰。いや最高かもしれない。

せっかく遠征したので、いくつかの候補の中からひとつを選ぶのに迷ったけれど、
この店で大正解。


何回も食べた、大好きなげんこつ家さんのどの回のラーメンをも凌いでいるよぉ。

げんこつ家さん、こういわれて悔しかったら、絶対に店を復活して、美味しい
ラーメンを食べさせてください。(万が一でもお読みならば)


もう長崎へ帰っても、こんなラーメンは食べられないんだなあ・・・・・。

そう思うとラーメンの治療はかなり効果があったとみなしていい。



しばらくはここのラーメンにうなされながら「一竜軒」への遠征を模索しましょう。
好みは人それぞれだけれど、このスタイルのラーメンが自分には一番合っていると
確信します。



最後に業務連絡。

本日はまた福岡出張となります。もちろん試飲会のためです。
戻りは夜になります。よろしくお願いいたします。

ビオワイン(自然派)をたんまりと飲んで来る予定です。
何か見つかるといいですけどねえ。(自然派看板ワインはさして期待していない)

・・・えっ何?もしやラーメンかカレーいくとやろってー???

よく分かりませんが、たぶんそうなるかなあ・・・っと。


そして、明日か明後日までには新しいワインリストを配信予定となります。
よろしくお願いいたします。


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カレー病治療

2014年04月21日 | 美味しいもの
先日書きましたワイン病の治療はマニアの方には驚きのワインですが、分からない
方もたくさんいらっしゃったことでしょうか。


さて、次はワインとともに、カレーやラーメンのエキス注入もやっておかないと
いけません。

人生の休息日、治療日なのです。


そこでこんなお店に寄ってみました。


福岡市博多区御供所町(ごくしょまち)にある「MANOMA」(マノマ)です。


その外観からここがお店なのかどうかわかりにくい。
外とくらべ、中は暗くて、「やってるの?」とつい思うことでしょう。






店内に入って、外を見るとこんな感じ。






広い土間と梁のもろに見える古い家屋の中。


古本も置かれ、販売されています。




そのあまりのお店らしくない様に驚きを禁じ得ませんでした。



さて、カレーですが






カレー単品とこのお品書きの「MEALS」(1000円)をオーダー。

辛さの希望調整はしていないとのこと。



卵と筍のココナッツカレー。(900円)





そして「Meals」



クラッカーみたいのに隠れて菊芋のサブジがありました。


カレーいい感じです。ごはんが玄米を使っているらしく、丸っこく穀物っぽい。
辛さが後からだんだんとその厚みを増してくるようなイメージで、物足りないという
こともありませんでした。風味がとてもカントリーというかネイティヴなイメージです。


ホテルカレーとか欧風カレーなどの対極的味わい、だけどスマートに炸裂します。


だだっ広い割には、席数が少なく、ちょっとした違和感と面白さも。





お店の方と仲良しになると、とても居心地の良い空間なんだろうな。

私ならライブやりたくなる。そんな不思議空間かも。



なお、ここでのカレー治療はまったく効果なし。
ますますカレーにはまるという副作用のみが現れた結果となった。
果たしてこんなのは治療と呼べるのだろうか?!


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半世紀ワイン会

2014年04月21日 | ワイン ~2019年
H氏の50歳を記念に「半世紀ワイン会」というのが行われた。


「ラリラリさん、あなたは重症、重病だ。ワイン病治療のため来ませんか」
ということで治療へと向かいました。


自身の健康のためには1日休業しよう、ということで、土曜日にお店を閉めて、
いよいよ出発。





ワクワクします。




もちろん「反抗精神」は忘れておりません。
洋服掛けにメガネを掛けて、反抗しながら我が意思を確かめます。

いいか、ワイン病の治療だぞ!と。



さあ、着きました。





煙突からもくもくと煙を吐く街。工業地帯の大きな都市です。




さあ、治療に臨みましょうぞ。




H氏の3千円でゲットしたという武勇伝を聞きながら
2002 ルイ・ロデレールのクリスタルでスタート。
とてもきれいで、まだまだ若いです。(泡の注入からです)


2001 オート・コート・ド・ニュイ キュヴェ・オージェ(DRC)
熟成はしているもののまだまだクリーンさ、しっかりミネラル感を持っています。


2000 パヴィヨンブラン・デュ・Ch.マルゴー
熟成感とハーブ。厚みがグングン。


2003 ベリンジャー スブラジア・リミテッド シャルドネ(USA)
熟成感ばかりで出てしまっている・・・と思いきや途中からボディがグングン出てきて
とんでもないことになる。(カリシャルの注入は思いっきり効いたようだ)



食べ物も普段B級グルメのラーメンやカレーばかりの身にはもったいなくて、
身もだえするほどのものがずらり。


  

  

デザートもあったのですが・・・撮り忘れました。




白の治療は効果的でしたので、赤の注入治療へと移ります。





1964 コルトン・マレショード(デュデ・ノダン)
まだまだクリアさも輪郭も残して深みとワイルドさが十分。革のニュアンス強し。
1964こそH氏のヴィンテージ。


1998 エシェゾー(ジャイエ・ジル)
明るさとクリアさ、旨味爆発するピノ・ノワール。ある程度高いが、滅茶苦茶な
高騰を避けられているので、この造り手は今後貴重な存在になるのか。ピノの
注入は完了。


そして、
1964 Ch.オー・ブリオン
やはりボルドー。ボルドー。そしてまだまだしっかりとしたボルドー。
50年経っても、ワインも人生もこれから。素晴らしいオー・ブリオンは葉巻やタバコ
の風味が特徴だというけれど、やはりボルドーでした。


1990 オーパス・ワン(USA)
この注入は異色か、と思いきや、やはりすごいワイン。USAっぽさはほとんど感じず、
ボルドーだった。ほんの少しフルーツが明るくはあるけれど旨味もすごくてまだまだ
元気いっぱい。


1988 Ch.ラトゥール
もう、どこをどうしてもラトゥールは偉大だった。これは素晴らしいボトル。
圧倒的な存在感、熟してもなお堂々と立つ巨塔。26年、なんのその。


1993 コート・ロティ ムーリンヌ(E・ギガル)
これからシラーとの注入となるが、もうあまりにいろんな要素が入って、さらに熟成
しているのでくらくらとなる。革や獣、奥深さ。ムンムン状態。



さらにデザートの頃、劇薬エキスが表れた。




2003 ターリー プティ・シラー ラトルスネーク・エーカーズ(USA)
もうこれは強烈過ぎてすべてをなぎ倒すかのような濃さと厚み。
香りからしてもう強烈。これ以上重たく強い香りのワインはそうないだろう。
そのパワーにはギブアップ状態だ。


2003 サンタバーバラ ジンファンデル エッセンス レイトハーヴェスト(USA)
酸味が熟した分厚い果実味と相まってすごいことに。イチゴとの相性最高。
エキス分がどこまでもたなびく。


ワインエキス注入の凄まじさよ。とんでもない荒療治だった。

治療していただいたH氏他、みなさま、ありがとうございました。

おかげでこれだけのワインをいただけば、もう他のワインを飲んでも美味しいとは
ほぼ思えなくなるので、二度とワインを飲まないですむことでしょう。

めでたくワインを卒業出来ました。ワイン病の治療は成功したと言えるでしょう。


・・・・・もちろん28時間程度は、すごく効いていました。


しかし、もう今晩は効き目が切れたのか、リハビリ安ワインにすら喜んでいる
私。なので・・・・・次回もワイン病の治療は継続せねばなりません。

2年後か数年後の治療をよろしくお願いいたします。
私も劇薬ワインエキスを仕込んでおきましょう。


それにしても飲み過ぎたけれど、みなさまのあたたかさや笑顔にワイン病も
完治するかと思うほどの奇跡的な夜でした。心から感謝です。


しかし、次回の荒療治にはDR何とか、アンリ・何とか、などのピノ治療、
ならびにラフィット・ロス何とか、などなど・・・・・、
さらなる効果を高める治療法が開発されているかもしれないとのこと。
そんな治療を楽しみに人生を歩いていこうと思います。


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ひと休みの旅へ

2014年04月19日 | ワイン ~2019年
本日は休業いたします。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。


人生の休息を取りに、といいますか、ワイン病治療のため、近場ですが1泊のワイン
修行へと旅立ちます。


同時にカレー病やラーメン病の治療もおこなう予定です。

荒療治になるかもしれません。少しでも治ることを願って止みません。


いつもはバスが多いけど、今回はJRを使ってみます。旅行気分を盛り上げるために。

普段滅多なことでは旅行も行けないので、ちょっと嬉しいかも。

ちょっと弾けてみたいところです。数年に一度のことだから大目に見てください。

美味しい情報はちゃんとご報告いたしますね。




さて、明日は数年に一度のお祭りになるかもしれませんので、今夜は賑やかな
ラベルのこれ。




2012 アスル・イ・ガランサ フィエスタ
  (スペイン、ナヴァラ地区、赤、千円台前半)


セパージュはガルナッチャとテンプラニーリョ種のようです。

香りはフランボワーズ、優しいプラム、スグリ、パッションフルーツなどの優しい
果実香とミネラルや奥の方からシナモン、ターメリックやクミンが僅かに。

味わいは自然派なので柔らかなアタック、とげとげしさはあまりなく、優しいフル
ーツは入ってきます。ほんの少しだけスパイシーさありますが、割と大人しく、
きれいでしなやかです。やや濃いめの、ボディー自体はミディアム程度かもしれ
ません。

タンニンが細かく優しいので特にそう思えるでしょう。すごくはないけれど、心地良い
ワインだと思います。


そんな訳で、1泊の人生の休息の旅(治療かも?)楽しんでまいります。


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カレー狂想曲は続く

2014年04月18日 | 美味しいもの
一昨日、マドゥバニが新規オープンでチキンカレー定食をべました。







そして昨日も連チャンで通ってチキンカレー。








さらに本日はマドゥバニがお休みだったので・・・・・

ランチパスポートでお気に入りになった「フォルピーズ・カフェ」へ。
その節はお世話になりました。



「バターチキンマサラ カレー」というのが美味しいと聞いていたのですが、壁を
見るとこんなのが。




バターチキンマサラはいつでもありますが、キーマは今だけですので、こちらから
いかがですか。と言われオーダー。

最初男子がひとりいたけど、彼が出てからは、女子ばかりになってしまった。
私がその中にポツンとひとり・・・・・「まっ、いっかー」(最近は開き直りも
平気です)


これがキーマカレーね。




ごはんの量はたっぷりで満足です。辛さも程良い。(しっかり辛くとお願いしました)
基本、チキンカレーと似ている風味なのでけど(確か???)、タマネギに厚みが
あって個人的には良いと思う。スパイシーで、でもまとまっていて、ほんの少し頼り
なさがあって(野菜の水分のため)、でもやはり結構良いんだよなあ。

ただ、900円はランチとしては高いのでいつもは行けません。
サラダ&コーヒーorデザートは付いてはいます。




そして夜。

奥さんと一緒に作ってみました。

材料を次々とフライパンでぐるぐるかきまぜました。

「ナスのブラックカレー」と本には書いてありましたが、「ナス入りキーマカレー」
です。

ちょっと足りないぞとカイエンペッパーを激しく足そうかと思っていたら、「あんまり
辛くせんでねー」と奥さんに突っ込まれ、我に返り「そうだ、デスソースで足せばいい
のだった」と再確認。





これです。ターメリック、クミン、コリアンダー、カイエンペッパー、ジンジャー
などを使いました。

結構美味しくてびっくり。でもまとまっていてワイルド感は弱めかも。

ライタ(トマトのヨーグルト)を付けるとさらにぐっと良くなります。

ライタも一緒に食べると、それはそれは素晴らしい世界です。


ジャワカレーとか市販のカレーにもライタを一緒に添えて食べてみることをお奨め
いたします。かなり味わいが複雑で広がりが出ます。お好み焼きに初めてマヨネー
ズをつけてみた?的な感覚になると思いますよ。

こうして毎日毎日、カレーの日々です。
「小麦粉を使わない超スパイシーカレー」にはまってしまうととても恐ろしい
ことになります。

ラーメンの次にはカレーのウェーヴが席巻するでしょう。
スパイス会社の株でも買っておくと儲かるかなぁ~。


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すっきりなるといいな

2014年04月17日 | ワイン ~2019年
映画「スパイダーマン」の派手な予告編が流れた。


ついに世界はスパイダーマンを失うのか?

・・・・・そう言われても、もともとスパイダーマンなんておらんし、別にー。

と夢のないことを言うてやったばい!

スパイダーマンよりも世界からワインを失う方が1億倍くらい辛いことです。



昨日も書きましたが、念のためまた書いておきます。
4/19(土)は休業いたします。よろしくお願いいたします。


そして昨日も行ったのですが、ちょうどお昼頃長崎駅近辺の配達があって、つい
ついまたマドゥバニへ寄ってしまいました。しばらくお休みだったので、堰を切った
ように常連の方々が訪れ、禁断を解いていることでしょう。



そしてぼちぼちと新しいワインリストを書かねばならない時期となりました。
ただ、送料がよく分からないんです。クロネコヤマトの一方的で強引な値上げ宣告
でどうすっとぉ???状態。もうちょっと交渉してみます。

いきなり2倍、3倍とかなかろうもん!
今までの信頼関係とか、いきなり壊すような一方的なおはなし。

最悪の場合、ヤマトではなくて別の運送会社と契約することにします。
もう少し時間がかかりそうです。




さて今夜はこれ。






2013 クロード・ヴァル 白(ポール・マス)
  (仏、VdP、白、千円未満)


当店にも足を運んでいただいたポール・マスさんの造るワイン。

お手軽でこれからの季節にピッタリのさわやかな白です。


香りは「リンゴと蜂蜜とろ~り・・・♪」ではありませんが、柑橘の中にリンゴが
溢れてきます。青リンゴっぽさも当然あります。そして蜜のような、リンゴの蜜っ
ぽい部分もこんな感じでしょうか。あとは藁とかミネラルなど。

正直お手軽なのにこんな香りは、とても良く出来ていると思います。


さて、味わいですが、きれいな酸とともにやや厚みも感じるまろやかな果実味が
あります。温度が上がってくると顕著です。すっきりとしてまろやか、さわやか、
すいすいと心地良く入ります。冷やし過ぎると良さが出ないかもしれません。
やるじゃん!と言いそうなコストパフォーマンス。


こんな白ワインくらいすっきりとさわやかにクロネコヤマトとの問題も解決できたら
いいなあ。タノムヨー

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業務連絡&チャイ屋マドゥバニ新店舗

2014年04月16日 | 美味しいもの
まずは業務連絡から。

4/19(土)はお休みとさせていただきます。

週末ですが申し訳ございません。

「人生のささやかな休日」を取りに近場ですが、1泊してまいります。

こんな時代に何事か?!と叱責されそうですが、すみません。
4/19、4/20の土日は連休とさせていただきます。

もちろん何があったかはこのブログにて報告いたします。
よろしくお願いいたします。



ということで、さて、

長崎市賑町にあった「チャイ屋マドゥバニ」が新店舗(長崎市中町)に移転。

本日がリニューアルオープンでした。



もうね、スパイス中毒者の行列ができて・・・・・

と思いきや、まだ告知されている範囲が狭いのか4人目の入店でした。






お店の雰囲気は以前の「ちょっとした怪しさ」はほぼなくなって、すっきりとして
おりました。これなら女性のおひとり様でもハードルは低くなったでしょう。


価格はちょっと上がっておりチキンカレー定食が550円→600円です。
(定食大は900円)そんくらいの値上がりやったら何のその!






さあ、ちょっと久しぶりの定食。
最近このブログをお読みの方は過去のこの記事(クリック)でもお読みください。
ここのカレーの食べ方を書いております。結構辛いと思われますが、食べ進めるうちに
多くの方がはまってしまう味です。かつて大航海時代に「胡椒ひと粒、黄金ひと粒」
と言われたスパイスの魅力に開眼するかもしれませんよ。


今日は気合が入っているのか、沈んで重たいスパイスが生き生きと踊っており
ました。店主N氏は腰を痛め、まだまだ本調子ではないのでしょうが、ゆっくり
と慣れていただきましょう。

多分向かいの郵便局の人たちや近隣の会社の方々もお昼時に押し寄せて、行列の
できる日がやって来るかと思います。

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