魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

カニの雫の会

2009年02月23日 | ワイン ~2019年
カニとワインを頂く会です。

みんな「カニの雫」だと言って集まったのです。


一人一匹(一杯?)づつですが、タラバガニと毛ガニを
半分づつ。


そんな美味しいカニをつつきながら、ワインも飲むのですが、

会話も少なくなるは・・・、ワインのメモも取れないは・・・!


何気にみんなで会話が少なくならないように意識しながらの
カニの貪り合いです。







まず、白ワインから。
メモしていないので思い出しながら書いていきましょう。


1 2006 コノスル ゲビュルツトラミネール RSV(チリ)
良く出来ていて驚きのコストパフォーマンス。ライチの風味、濃厚で
ちょっとトロリともし、美味しいです。

2 2006 アルザス リースリング(トリンバック、仏)
1番の後に出ると、やや印象も薄くはなりますが、こちらの方が
ややミネラル感が強いです。こっちが好きです。


カニの後、手料理の登場です。

チーズの入った濃厚なカニのリゾット、さらにカニスパゲッティ、
そしてビーフシチューと続きます。

それぞれがかなり力も入り、味わいが力強く、とても美味しいので
驚きなのです。





このシチューはおかわりしたかったが、もうお腹がいっぱいだった。




カニスパとシチューには、赤ワインの登場です。



 
3 2005 クラウディーベイ ピノ(NZ)
軽めのキノコや、軽めのチョコ、イチゴ、焼き菓子。若いのに
獣臭もして旨味も乗り美味しかったですよ。

4 1999 Ch.メトリア(仏、ボルドー・ムーリ)
あまり重くなく、やや軽めの中に明るい花の蜜のような煌きと美味さ。
これは私が持ってきた1本。ボルドー飲みたかったし。

5 1998 Ch.レオヴィル・バルトン(仏、ボルドー・サンジュリアン)
いかにも古典的で媚びない、堂々としたボルドー。
まだしっかりとボディがあり、ダレもせず、堅甲でシリアスさ。
もう少し時間が欲しかったなぁ。

このワインはブラインドで飲んで、思わず
「おおおおおお・・・・、ボルドーの畑が広がる・・・!」
と言ったような気がします。神の雫の見過ぎです。

すみませんでした。


しかし、誰かブルゴーニュピノを持って来るだろうと思っていたら、
みんな違っていました。
お互い同じことを考えていたようです。

次回はぜひグランブルピノの登場する会を!!!


コメント
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