魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ランキング

2011年06月30日 | ワイン ~2019年
FIFAランク、日本が13位に浮上…アジア最高位をキープ
らしい。


女子のW杯開催中ですが、男子も勢いに乗って欲しいところでしょう。

ただし、このランキングはあまりあてにしない方がいいみたいですけど。


最近、いや昔からだけど、TV番組の構成って視聴者をくぎ付けにするために
「ランキング方式」はよく使われる手法ですね。

あとは「対決」、「クイズ」、「視聴者参加型」などの手法も鉄板のようです。
「地方名産、習慣」なども部分的にはあるのでしょうか。


特に最近は録画する時にCMをカットできるようになったので、
番組自体が企業の宣伝、告知などがいっぱいで溢れていますね。


「シルシル見知る」とか「帰れま10」とか「なんでもランキング」とか全部
筋書きが決まっていて、スポンサーの思うがままに操られていると感じてし
まいます。ただ、商売としては上手なのでしょう。

私も見習って頑張ってワインを売ろうかっ!?

さて、当店の「売れ筋ランキング」とか
「ブルゴーニュ ピノVSニューワールド ピノ対決」とか


もしも次回のリストでそんな企画を書きましたら、読みながら

「ほら、せこかことばしよる!」

と笑ってやってください。




さて、今宵のワインです。






2009 コート・デュ・ローヌ ヴィラージュ “ル・ポナン”(ラ・フェルム・デュ・モン)
   (仏、グルナッシュ種メイン、赤、千円台後半)


濃厚で厚い果実香、プラム、ブラックカラント、厚手のクリーニングセーター、
スミレ、メントール、針葉樹など香ります。


味わいは先日の「ヴィラージュ」表記の付かないラ・フェルム・デュ・モンのコート・
デュ・ローヌよりも、さらに濃いめで厚みを感じます。
ジリジリと焼けたようなちょっと刺激的な果実味は厚くて、深くて、中にしっかりと
甘さを含み、タンニンはより太く、酸やスケールの大きさもあります。

このクラスとして、それぞれの要素をしっかりとまとめる果実味の大きさに驚きます。
まだまだ若過ぎて刺激も強めですが、ポテンシャルはさすがですので、ぜひお試しい
ただきたいと思います。あと5年は大丈夫でしょう。


あのう・・・これは大げさなやらせではありませんよ。
素直な感想です。

信じていただけますかぁ?!


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注文の多い客がやってくる!

2011年06月29日 | 美味しいもの
最近ずっと日曜日、千々石町の「げんこつ家」に行けずじまいだ。


食べる気満々で待機しているのだけど、いつも日曜日は休業。


かみ合わない!


私が行くのを察知して閉めているとしか思えない!


しきゃ~し、どうしてもあのスープを飲みたくて・・・

さすればどこがいちばんあの味に近いか?と問われれば・・・
そう、諫早の「中央軒」やろうか。


そんなわけでやって来ました。





この佇まいすごいです。



店内にはやはりこの張り紙がっ!





「当店には、レンゲは有りません」

いつもながらこの文字が光っています。


そこで、シャキーン!

おもむろに取り出したマイレンゲをドンブリの中へ。ふっふっふっ。





私は大盛りラーメンを。 450円は素晴らしい。

あっさりめの優しいトンコツスープ。ほっとする味だ。

ただ、今日はちょっと塩分強いな。もうちょっと優しいと嬉しい。



カチカチっとドンブリとレンゲの当たる音。響くはずのない店内に響かせ
ながら食べたとさ。

食べた後から気付いたのだが、言えば良かった言葉。


ネギ多めで!


あちゃー、忘れとったばい。

これは次回にね。

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盛り上がっていないけど応援しましょ!

2011年06月28日 | ワイン ~2019年
勝ちました!勝ちました!


なでしこジャパンです。


女子サッカーのワールドカップが始まったのに、世の中の盛り上がりの
ほとんどない淋しさ!


ニュージーランド戦、2-1での勝利でした。
ホントはもう1点取って欲しかったけど、勝利の勝ち点3はやはり良いことです。


次はメキシコ戦。


女子W杯の詳細はこちら(クリック)でわかりますよ。





祝杯となった本日の試飲です。







2009 コート・デュ・ローヌ “プルミエール・コート”(ラ・フェルム・デュ・モン)
  (仏、ローヌ地方、グルナッシュ種メイン、赤、千円台半ば)


ヌフ・デュ・パプで造られるワイン。パーカー高評価(PP91)のワインだそうで試飲です。

濃い色合いです。プラム、甘い焼き菓子、ちょっと甘さが強いか?

味わいも濃いですが、やや甘さが強めかなあ。厚い果実味、タンニンは細かく
悪くない。酸も果実味の厚さに埋もれます。格調高さ、エレガントさはいまいちかも
しれませんが、結構いけるとは思います。

デイリーで飲むにはバッチリ美味しいでしょう。ただ、南仏っぽさ、グルナッシュ
の風味がやや強めで好みが分かれる部分はあることでしょう。ただこの価格で
このパワーや評価はなかなか見いだせないのですごいとは思います。


さて、なでしこジャパンもこんなポテンシャルを発揮して結果を残していただきた
いと思います。


盛り上がっていなくてもサッカーファンはしっかりと応援しましょうね。


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新しいワインリスト配信いたしました。

2011年06月27日 | ワイン ~2019年
新しいワインリスト配信いたしました。


って週末のことですけど。



届いてない方、一度読んでみたいと思われた方、ご連絡ください。
テキスト形式の添付ファイルにて配信させていただきます。


このブログの右側、「当店への入り口です」って書いてありますところを
クリックしていただきますと、当店のホーム・ページに入ります。
そのなかにメルアドがございますので、お客様のアドレスとリスト希望、
あと、できましたら住所(支障がある場合は都道府県名だけでもいいです)
を書いていただけましたら配信させていただきます。2、3ヶ月に1回程度です。


なお、「リストもらったら買わないといけないのか!」と恐怖されている方、
まったくそんなことはございませんので、お読みいただくだけでも十分で
ございます。よろしくお願いします。



さて、今日はラーメンを久しぶりに食べましたが、それは長くなるので明日
にします。



今宵はこれ。






2007 キャッスルロック CS
   (USA、カベルネ種、赤、2千円台)

イチゴ、オレンジ、チェリー、カシス、スグリ、赤系のフルーツ満載にまろやか
な乳酸や揮発性のエステル、ジャム、セルロイドの蓋などの香りのイメージ。


味わいはきれいな赤系フルーツは健全で、ほど良いタンニンとほど良い酸、むしろ
しゃきっと輪郭を整える酸に助けられ、果実味はきりりと際立っています。

これは美味しいです。


もう新しいリスト書いてしまったので、次回にでもお奨めいたします。



ところで世の中はまったく盛り上がっていませんが、サッカー女子W杯が始まり
ましたよ。

ドイツ強そう!




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悲しさを紛らそう(ちょい長文、やけくそ)

2011年06月26日 | ワイン ~2019年
今日は佐賀県から悲しいお知らせがふたつも。


ひとつめは「玄海原発の再稼働問題」で、国と佐賀県は、無理矢理に玄海原発を
再稼動するために、26日にたった6~7人の住民説明会をしようとしています。
なんか怪しいです。結論ありきのアリバイ作り的説明会をやっているようにしか
見えません。

住民が申し入れに来れば、無碍な態度で追い払っているようです。

悲しいですね。県民は置きざりです。隣県のわが長崎県だって万が一の事故があ
れば被害を受ける可能性があります。西風に乗って日本の多くの国土にも放射能
汚染が広がらないとも限らないのでとても心配です。


少なくとも原発を稼働するというのであれば、「危機管理」をしっかりやってから
にしてください。まず、今福島県の現状をしっかりと元通りに出来てからやってく
ださい。

そして万が一事故が起こった時に、住民はどこに避難するのか、学校はどこで授業
を再開できるのか、土地や家屋を失った人たちの補償、新居の提供、仕事を失った
人たちの再就職や失業補償、後に出てくるであろう癌や白血病など放射能による疾病
への生涯の補償、近隣農地、漁場への物的、風評被害、観光地や宿泊施設への補償・・・
などちゃんと担保を決めて、十分な措置を取れてから再稼働してくださいな。

えっ、それも考えずにやろうとしてるのでしょうか?






もうひとつは廃墟好きの私にとってはかなりのショック。佐賀県伊万里市は
「川南造船所」の今年いっぱいの解体が正式決定したようです。


人間魚雷(回天)や震洋(爆弾を積んだべニアモーターボート)などの製造
をした生き証人的遺構なのですが、かつて私のこのブログでもご紹介した
ことがあります。


廃墟愛好家にとって、この物件は西日本の「聖地」にも等しいくらい重要拠点
だったわけですが、「いつまでもあると思うな 親と廃墟」という格言の
信憑性を証明するものなのかなあ。


しっかりしろよ、佐賀県!

まあ、我が長崎県もいろいろとあって他県のことを偉そうに言える立場でも
ございませんが。



ってわけで・・・悲しい今宵はこれ。





2010 ドメーヌ・ド・モンラベッシュ VDP
   (仏、赤、900円前後)

香りはイチゴ、スグリ、カシスなどの若くて赤いフルーツ。陰に赤土や香木、
赤い花なども感じます。

味わいはまろやかで、柔らかく、まとまりがあります。
ちょっと格調の高さに欠けそうですが、悪くはないんですよねえ。

時間が経つと、よりまとまって良いのですが、どこか野暮ったさは抜けません。
ハレの日のワインとしては弱いです。でも価格が価格ですから、そういっても
ねえ・・・。

まあ、そんなところです。


残念な気持ちで飲むワインだから美味しさに欠けるのでしょうかねえ。


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ごめんね、ちょっとだけ脱線して音楽話し

2011年06月25日 | 音楽
本日は「カフェ豆ちゃん」でライブをやってきました。


久々でしたし、初めてやる曲も2曲あったので、ちょびっと間違いながらも
やってしまいました。でもこれはこれなんです。
この瞬間なのでしょう。

ブログの告知で、しっかり聴きに来ていただいたお客さまもいらっしゃって
感謝でいっぱいでした。


そして次はまた新たな気持ちで、違う曲、そして演奏に向かうのですよね。



さて、岡野さん、橋ノ助さん、グッドネイバーズさん、グッドマンさん、ロコさん
などいつものメンバーの他にベベンコビッチさんも飛び入りで出てくださいました。
(五島の方で、今や結構有名人なのですよ~)






岡野さんから聞いてYoutubeで(検索すると出ます)拝見しておりましたが、ライブ
で聴くのは初めてでしたし、新鮮でした。
しっかりと張りのある声と五島弁の味わい深さ、ぬくもりや人間臭さがまた魅力。



終わった後も一緒にいろいろとお話をしてさらにもう一席。





そして我が長崎の岡野さんも。








考えてみるとお互いに良い刺激になっていたのでしょう。


私も席上で1曲やってしまいましたしね。


そしてもうすぐリリースされたらお知らせいたしますが「グッドマン」さんもCD
を制作されたので、これもお奨めです。(完璧プロ並みのテク、リズム、独特の
スタイルやスピリットに溢れています)


音楽で盛り上がった後は、ブログ仲間のじだらくさんとバーにて。
共通の介護の苦労話になるかと思いきや、やはり心地良かったのかお酒、特に
ワインのお話ばかりしたような・・・。ラーメンもちょっとはありましたかあ。


楽しい夜で、また明日へのモチベーションが上がった気がします。

今晩は素敵な音楽や仲間、そしてそのライブ空間を作るお聴きのみなさまに
感謝です。また楽しみたいです。


そんなわけで、明日はちゃんとワインのお話もします。えっ???

ちゃんと仕事せんば!

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応援するぞ

2011年06月24日 | ワイン ~2019年
さて、もうすぐサッカー五輪予選のクウェート戦だ。


ビール飲んで、柿ピー食べて、そいで昨日の残りの

既に祝杯のオー・ボン・クリマを飲みながらしっかりと応援だ!


多分通常の流れで勝つと思うので、そう心配しないでもいいだろうか。

俊足永井選手を見たいですし、我が長崎代表のキャプテン山村選手の
プレーも見ものですよー。




さて、明日、いや本日は新しいワインリストを配信予定です。
何とか間に合いそうです。

よろしくお願いいたします。



そいから、ちょびっとライブもやります。ピアノ弾きます。

雨の歌、梅雨明けの歌など、季節にピッタリのオリジナル曲をやろう。


お聴きの皆さんの心に届いたらお酒飲んで帰ろうか。


さてそろそろキックオフだ~!



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集中中とすごい白!

2011年06月23日 | ワイン ~2019年
今、新しいワインリストを書いております。
あと少しで配信いたします。お待ちください。

今、と言いますか、明日(6/24)は「カフェ豆ちゃん」にてライブをやりますので、
練習もせねばなりません。まだ選曲が出来ていません。
でも今日はちょこっといろいろやってみました。(時間がある方はお気軽に来てくださいね)

さらに今、曲も作りかけています。

家族の病院通いで気をもんでおります。


何となくいろいろとありますよねえ。


昼間はお仕事にしっかりと集中して、夜時間があると音楽に集中して、今この
時間はブログとワインに集中して・・・・・
それを幸せというのでしょうか?



そんな今宵は久々に奮発してみました。

ここんとこ試飲会で頂いたボトルもなくなり、美味しいUSAを飲んでみたくて
これにしました。






2008 オー・ボン・クリマ ニュイ・ブランシュ
  (USA、シャルドネ種、白、3千円台半ば程度)


USAのピノ・ノワールの2トップ、といえばこの「オー・ボン・クリマ」と
「カレラ」が一番有名でしょう。前者はカリフォルニアの「アンリ・ジャイエ」
で後者はカリフォルニアの「ロマネ・コンティ」ですね。俗に言うところでは。
(実際に飲むと違います。でもかなり美味しいワインです)


このふたつのワイナリーは白のシャルドネもとても美味しくって有名なのです。

輸入元のセールがあって、とてもお安く販売できるので買ってみました。



香りは開けたてからパインや柑橘、その奥に蜂蜜やナッツ、バターなど、すでに
ムンムンと立ちこめています。まだ若いので白い花系もありますが、露骨に美味
しそうなのがすぐに伝わってくる香りです。ワクワクです。

さて、飲みましょうね。


味わいは・・・当然のごとく・・・笑顔がこぼれてきます。(今流行りの川越
スマイル?)きっと誰でもスマイルになってしまうと思います。

白と黄色(イメージ)の混じる、しかも圧倒的な厚みと果実味とミネラル!

やはり美味しいですねえ。幸せが欲しい方はどうぞ!


ブルゴーニュなら1万円コースの味ですが、これを3千円台で味わえるのなら
素晴らしい!と掛け値なしに思います。持っていて寝かせていても数年後にも
かなりのパフォーマンスを見せてくれることでしょう。


心が癒されました。ありがとうございます、って言いたいです。


ってあんまり大げさに書きますと、ラリラリさんはあんなに言ってたけど、
期待ほどないじゃない、って言われるとまずいので、もう止めましょう。

でもちゃんと美味しい白ワインというものが、どんなものなのか?
一度お試しください。
と書いておいて・・・・・あとはばんばん飲むぞ~!


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これはありか?

2011年06月22日 | ワイン ~2019年
さてクイズです。



この建物はいったい何でしょうか?






わからないですよね。


ヒント:建物の手前はブドウ畑です。





・・・・・・





では正解を。



ボルドー、サンテミリオン地区にある「Ch.シュヴァル・ブラン」です。
建築家の手によりリニューアルしたそうです。
(ご存じない方のために書きます。格付け最高位にある超有名シャトーです。)


詳しくはこちら(クリック)を。



とんでもない!ですよね。シャトーといえば古いお城で、外は古いお城で中は近代
設備というのが定番でしょうが、この超近代的なシャトーの姿は、ワインの味さえ
近代的になったのではないか?と錯覚させるのに十分でしょう。

きっと賛否両論が噴出することでしょう。

私の知っている建築家の方にも、有名シャトーやワイナリーの建築とかやって
いただきたいなあ、とふと思ったりしました。




さて、フランスの話題で何ですが、本日もUSAいきましょう。







2007 ソーサル Zinfandel “family”
  (USA、ジンファンデル種、赤、2千円台後半)

プラム、ブラックチェリー、毛糸(ウール)、突き抜けるスパイスなど
ムンムンと香ります。

味わいは重くない程度の濃さと、フルーツ爆弾。まろやかさと充実感、
ちょっとスパイシーで弾けるようなアフター。優しいタッチで刺激的な
Zinfandelの良さと単純でない複雑味も兼ねています。古樹によるニュ
アンスが奥に眠っているのだと感じます。美味しい。

悪くはないですが、やはりこの上のクラス「リザーヴ」の方が好きですね。
(当店にあります)


このワインも古さと新しさが共存しているような印象があります。
「古樹で造るモダンな味わい」とでもいいましょうか。


ワイン界も時代は移ろいゆくのですねえ。

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来ていただける方いるかな

2011年06月21日 | ワイン ~2019年
急遽決まりました。
久しぶりのライブです。


カフェ豆ちゃん(長崎県長崎市東古川町1-5 Tel 095-825-4455)にて

6月24日(金)夜7:00以降~9:00程度まで。


私の出番はどこかわかりませんが、といいますか、7時に駆けつけられるか
どうかもわかりません。私以外にも数名、素晴らしい方々が出演されるので、
ぜひお聴きください。

私はいつものように4曲ほど。(多分ピアノか?)


ドリンクがなんでも1杯500円です。(コーヒーもワインも)
チャージはなしです。


このお店のコーヒー(通常のコーヒーもエスプレッソも)はとても美味しいです。
がんばって炒れてくださいますよ。


私のライブもこのお店でしかやらないのが不思議なところ。
もっと他のお店を開拓してもいいはずなのですが、そんなむきになってもねえ・・・
マイペースでやるのがモットーなのです。

あとはyoutube(クリックしてみる)でもいいかなぁ、なんて思ったりもします。

とりあえずクリックしてお聴きいただき、聴きに行くに値するかどうかご考慮ください。

まだ何の曲をやるか決めてはおりません。ちょっと考えてみます。


練習もしないといけないのですが、ぼちぼちとワインリストの作成もしないと
いけない時期です。
ちゃんと仕事と音楽を両立できるかどうかがとても大切です。曲作りもスランプ
でなかなか進みません。(いつもスランプでなかったことなどないです



さて、今夜もUSAで憂そのさを晴らしましょう。(シャレです)







2006 シルヴェラード ヴィンヤード CS
   (USA、カベルネ種、赤、5~6千円程度)

プラム、ブラックベリー、しんしんと深い森や井戸、洞窟、エンピツの芯を
思わせる香り、そしてミンティーです。


味わいは濃く、じゅ~と果実味が染み入ります。
タンニンはしっかりと充実して、酸もちょうど良いくらいです。
いかんせん若いのでいろんな要素はピチピチと跳ねてはいますが、それぞれ
は悪いわけはありません。充実した濃厚さで溢れています。

5~10年後の姿が本来のポテンシャルを発揮するでしょう。
今飲むのはもったいないですね。


そんなポテンシャル、私の仕事や音楽にもあったら良いのですが、そのあたり
が悩ましいところでしょうか。
ワインに学ばねばなりません。

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USA週間なのだ

2011年06月20日 | ワイン ~2019年
さあ、USA週間を始めよう。


しばらくUSA中心に試飲です。



今日はいろいろとついてないことがあってがっかりの日。

その鬱憤でも晴らしましょうか。



そう言えば、今日は父の入院する大学病院へ行きました。

父の病状は何とか良いのですが、新しくなった大学病院って迷子に
なりますねぇ。
先日もインフォームド・コンセント(最近この言葉言わないですね)で行った
のですが、その広さに驚きました。院内にはローソンや梅月堂まであるという
すごさ。


電車だったのですが、帰りがけに生まれて初めて「新型電車」に
乗れてちょっとだけ嬉しかった。新車のにおいがした。
(ちなみに長崎で電車というと路面電車のことです)



ではこれいきます。






2009 セゲシオ Zinfandel ソノマ・カウンティ
  (USA、ジンファンデル種、赤、3千円台)

プラム、スグリ、焼き菓子、インキーで深いフルーツ香。赤身の肉、若いので
赤系ベリーが強く鼻を刺す。


味わいは当然濃く、充実しています。旨味がじんわりと染みわたります。
イチゴとプラムジャムを甘さを控えて飲みものにして、タンニンを足したら
こんな感じ???
美味しいZinfandelとはかくあるべき方向は向いていると思います。

2008年ものも飲んでいますが、こちらはやや甘さが強めでした。
2009年ものは、その甘さもそこまでは強くなく、良い感じに仕上がっていると
思います。アルコール度数はさすがに高めで15%。
でも文句言っちゃダメよ~!美味しいんだから~。

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時を数える

2011年06月19日 | ワイン ~2019年

USAワイン週間です。

試飲会以降、頂いたボトルや新たに開けてみる「USA強化週間」です。

さてと、





NV サッカリー プレアデスⅩⅧ
  (USA、シラーブレンド、赤、3千円台)


このワインを初めて飲んだのが「プレアデス7」の時。

それから季節は巡り、毎年数字が増えていき、もう「プレアデス18」です。


確かに昔から個性は際立っていました。ショーン・サッカリーの造るクレイジー
なワインの入門編です。


かつての「7」の時の表情とは全く違いますが、きわめて個性的なところは確実
に受け継がれています。


香りはとてもスパイシーです。まずコショウ、シナモンやコーヒー豆、ヘーゼ
ルナッツなどがとても印象的。もちろんスグリ、スモモなどのフルーツも。


味わいはとても濃いタイプではなく、けれどしっかりとスパイシーさと旨味が乗り、
ふわふわと漂います。果実味はきれいでたゆたうように、しかししゃきっと切れ
があり、不思議な魅力があります。

この個性はどこにもないオンリー・ワンのもので、とても貴重だと思います。

クレイジーな造り手が放つ、ちょっとクレイジーだけど魅力あふれるワインです。
通常のワインベクトルとは違って、「なるほど、こんなのもアリなのか~!」的
なワインですので、自覚を新たに出来ることでしょう。


そうか、あれからもうそんなに時が経つのか・・・・・


天気に振り回される七夕のように、数年おきに適当に試飲しながら何気なく付き
合ってきたワインですが、また新たに魅力を発見した気がします。

在庫のキャパの関係上、すぐにではありませんが、そのうち入れておきます。

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主よ、あまりに美し・・・(USAワイン会)

2011年06月18日 | ワイン ~2019年
USAワイン会へ行ってまいりました。


試飲アイテムは約150!


午後1時から5時まで、休憩の20分程度以外は、4時間ほぼ立ちっぱなし。


安ワインで「やはりこれならこんなもんよ~」的にバッサバッサと切り捨てながら・・・

とは・・・まったくいかない素晴らしい内容。


どれも美味しいので、出来る限り感謝の気持ちを込めてちゃんといただく。


「カリフォルニアワインなんて嫌い!」という思い込みの方には、逆にぜひ
体感してほしい内容でした。(そんな方案外いらっしゃるようですね)




さて、何を飲んだかと言うと・・・







こんな感じ。

全部説明すると大変なこととなりますので、分かる人だけ分かってね~。


レイミー、フラワーズ良いねえ。
スタッグスリープのFAYはメチャ美味し!でしたよ。
シルバーオークも美味し。ダンは固くてシリアス。

しかし、カリフォルニアワインの素晴らしさはもっともっと一般的に(マニアは
とっくに知ってはるでしょうが)周知されるべきです。
もっと啓蒙しなければならないと心に誓うのでありました。






さて試飲会後、疲れを癒しに、通りすがりで天神にて数皿つまむ。





“あなご寿司を食べるためだけに価値のある”「ひょうたん寿司」へ。

あなご寿司だけを3個とその他をひとつふたつ。(博多っ子には常識?)





そして、帰途へ。


長崎に到着し、なぜかカリフォルニアで〆るべし!ってことで、






キャリフォルニア・ロール!!!


もちろん“これを食べるためだけに価値のある”とある回転寿司でこれと、
あとちょこっと。

カリフォルニアはやはり素晴らしい。



翌日、そんな食べてない気はするのだけれど・・・・・太っていました!



寿司好きの狐狸庵先生ならきっと・・・


こんなに哀しいのに主よ、ワインがあまりに
美味しすぎるのです!



なんて言うかもしれません。


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「一蘭」再確認

2011年06月17日 | ワイン ~2019年
福岡での試飲会行ってきました。



家内が「一蘭」を食べたことがなく、私も数年ぶりに再確認してみたかったので、





一蘭といえば、長崎なら文明堂や福紗屋のカステラ、江山楼の中華、みたいな
ラーメン界のビッグネームです。


さてと、うーーーん、不満は出ない美味しさ・・・。




これがメニューです。







まあ潔くはありますよね。トンコツメインで、今流行りの赤(辛子味噌)も黒(マー油)
もメニュー上ではないしね。

でも赤に匹敵する辛子味噌は「秘伝のたれ」(辛味スパイス)として乗っかります。
私は途中から投入していただきました。

味わいは微妙にタレ味(スパイスでない元ダレ)が強めですが、ちゃんと美味しくて、旨味
や甘さがリフレインします。悪くはありません。ただ、あの店構え、あの価格で、仰々しく
演出された上で、惚れんで足繁く通うかと言うと・・・そこまではいかないでしょうかねえ。


何と言ってもこのお店はめっちゃ高い!

しびれるほど高い!


テーブルにはコショウ、ゴマ、紅ショウガなど、ちょっとした味変も許さなくて、何も
置いてありません。トッピングメニューに至ってはめちゃ高くて、心の中で「許して下
さい」と唱えたほど。

量も少なかったので「半替え玉」だけしましたが、どこか割り切れない気分。

やはり高いの当たり前の、首都圏からの観光客が行くお店ですね、と再確認。






さて昨日からこのワインを飲んでおります。





2010 バロン・ド・ランクロ
  (仏、コート・ド・ガスコーニュ地区、赤、700円台)


香りは人工的な甘い香り、焼き菓子やお化粧。フランボワーズやチェリー、
プラムはあるのですが、前者が目立ちます。


味わいは甘いくて媚びてきます。価格として程よい厚さの果実味はありますが、
ちょと化粧した感じの果実はややケバイです。ただ時間をおくと落ち着いては
きます。セパージュは分かりませんが、多分カリニャン、サンソー、グルナッ
シュなどではないでしょうか。

本日飲んできたカリフォルニアワインたちよりも遥かに媚びるフランスワインです。


カリフォルニアワインのことをあまりご存じない方は、きっとケバイ、厚化粧の
媚びるワインだと思い込んでいる方も多いのではないでしょうか。


そのご報告はまた明日いたします。

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お休みします。

2011年06月16日 | ワイン ~2019年
本日は試飲会で福岡へまいります。


当初は私だけの予定でしたが、家内もぜひ!ということで一緒に行きます。

そうなればお店は休業するしかありません。

ご迷惑をおかけしてすみません。よろしくお願いいたします。



ニューワールドの会ですが、個人的にとても大事な時間となります。

ニューワールド(ヨーロッパ以外)ってとても好きです。

もちろん仏、伊などが嫌いなわけではありません。ただ権威主義的が大嫌い
なのかもしれません。

ヨーロッパのワインよりも、安くて、とても品質の高いワインを見つけてしまう
とめちゃ嬉しくなります。それこそがワインハンターたる何か?かもしれません。

でもその方がお客様により良いものをご提供できると信じております。



さて、本日はたくさんのワインが入荷してまいりましたよ。

整理が大変でした。

また明日もいくつも入ってきます。
お問い合わせいただいておりますブタさんラベルやジュリエットも入ります。

セラーは大丈夫やろか???



さらに試飲会で気に入ったものを入れるつもりです。
だって夏場にはあまり入れたくないので、今が最後の仕込み時期となります。


もしかしたらうちの在庫が、今が一年中で一番充実する時期かもしれません。
あとすごいのは12月初めごろでしょうか。


こうなれば、しっかりと買っていただかなくてはなりません。

ってことで、今月は下旬あたりにまたリストを書きます。



さあ、お仕事だっ!


でもせっかくの福岡だし、お昼には当然・・・・・

どこのお店に行こうか?悩んでおります。

でも雨がひどそうだなあ。

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