魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

そういえばこんなの飲んだ

2011年03月31日 | ワイン ~2019年
備忘録として書いておかねば。


輸入元の営業の方が来店され、これらを。






・2007 カスティリョ デル バロン
    (スペイン、モナストレル種、千円程度)
ちょっと紅茶っぽさ。まあ悪くはないけど魅力が乏しい。



・NV アルヴェアル フィノ ラ スルタナ
    (スペイン、ペドロヒメネス種、千円程度)
うん、シェリー。これ面白いけど受けるんでしょうか???


・2008 グラディウム クリアンサ
    (スペイン、テンプラニーリョ種、千円程度)
下のクラスの方がコスパが良い。でももうグラディウムは話題になり
過ぎだし、取り扱いも長いのでちょっと飽き気味。間をおこう。


・2009 ヴァッレ デラカーテ カゼイビディニ
    (伊、インツォリア種、千円台前半)
これは美味しい。さわやかで柔らかい柑橘系。


・2007 ロブレ・モノ ロザエ
    (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、千円台)
酵母感がありさわやかで淡いロゼだ。和食に合いそう。



ご苦労様です。
この輸入元からはたくさん仕入れたばかりなので、もうちょっと
してからまた入れます。



さてと本日は・・・・・

いよいよ最後のステーキトルコを食べに行きたいけど、何時にするべきか
悩んでいます。遠いので私の仕事に影響しなくて、出来るだけ最後の時間
にその場にいたいなあ。

先日が「トルコリーチ」でさて、「トルコローン!」と上がるのだろか???

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いろんな気持ちのやり場

2011年03月30日 | ワイン ~2019年
日本代表 VS Jリーグ選抜戦


楽しかったですね。普段は多くのJリーグの試合があって、ファンはそれぞれを見ている
のでしょうが、今日は観戦も、被災地への気持もひとつに集まったことでしょう。


義援金も多く集まったでしょうし、遠藤、岡崎、カズのゴールも素晴らしかった。

やはり本田や長友など素晴らしい選手たちも見せてくれました。


個人的にはGK川口のプレーが印象的でした。彼のフィードはやはりすごいと。





本日は発泡酒の在庫を切らしたのがあって、しかもオーダーしても「まだ入ってこない
そうです。」なんて・・・そんな状況のものもあります。

でもまあいいんじゃないでしょうか。西日本の人も少しは影響があって、制約を受ける
方があまりに日常的で、平和すぎるよりも、心が軽くなる部分もあるかもですよ。



そんな日でしたが、ワインを飲みます。

私はワインをおすすめ、販売することで少しでも義援金を集めるべきなのです。







2005 Ch.メイヌ・ダヴィッド(Mayne David)
   (仏、ボルドー、コート・ド・カスティオン地区、メルロ、千円台前半)

香りは厚い赤い花びら、カシス、プラム、甘いドライフルーツなど。

色濃く、味わいも濃い。さすがに偉大なる2005年ボルドー。
厚い果実味に、しっかりとした酸、ちょっと後から押し寄せるタンニン。
通常年よりも明らかに奥が深く、ウェイト感、ヴィンテージの重みが出て
いると思います。

デイリー価格範囲で飲めるのは良いことでしょう。2005年も世の中に在庫
が少なくなっていますので買えるうちにどうぞ。

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トルコリーチ!

2011年03月29日 | 美味しいもの
やはり日曜日の夜はここだ。時津町にある「グリーンバンブー」。





シェフ、というかおじちゃん(この方はシェフって感じはなぜかあまりしない。)
ホントにやめちゃうの?


今日は若い料理人が助っ人なのか?次のお店のシェフなのか?
謎のまま厨房の中にいました。あとはいつものメンバーだ。



さて何を食べようか?と悩んだ。

本日のおすすめはシーフードフライにハンバーグの1100円だ。

一瞬美味しいエビフライが頭をよぎる。


・・・・・・・・


フライやハンバーグは今後よそのお店でも食べられる。

こんな時はこのお店独特のものでなければならない。

そうだね。








これしかない。「特製トルコ」1050円、ですね。

今後もう二度と食べることはできない。

カレーにサワークリームやミルクがかかったマイルドで
スパイシーな亜流トルコ。長崎では他にはない。


もうここまで来ると何がトルコの定義なのか皆目分からなく
なるのだけど、そんなこたーもうどうでも良いよね。


心の中にこの味を刻み、食べ終える。


会計の時、達人のお姉さんとちょっとだけ言葉を交わす。

なんでも土曜日は200人くらい来たそうだ。
(よくもさばいたものだと感心する)

最終日の31日にまた来たいとの思いを伝えた。

あまり長く話すわけにはいかない。お仕事も次から次へとあるし、
惚れてしまったら大変だ!(笑)


さて、淋しいけどこのお店との別れも間もなくでしょう。


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写真

2011年03月28日 | ワイン ~2019年
今日は大切な日でした。

写真館で写真を撮りました。
多分生涯最初で最後の。


成人した娘の着物写真を撮り、その後、家族4人の写真を撮りました。



その時、私が言いました。

「この瞬間だけでいい、生涯で一番幸せな顔をして撮ろうよ。



帰宅後家内に言いました。

「今日の写真を、いつの日かわからないけど私の棺桶に入れてくれ。」


そんな日でした。

いろいろあったけど、思いを込めて、ひとつひとつのことを噛みしめながら
心に刻みました。
独りよがりかもしれないけどそんな思いの時があるのも人生です。







そんな夜。デイリーボルドー。


2007 Ch.ボーセジュール
  (仏、ボルドー地区、メルロ種主体、赤、千円台前半)


香りはプラム、ブラックチェリー、井戸、ミネラルなど。

濃いめでまとまりがあり、しっかりボルドーらしい。
しっかりと酸味、張りと旨味があって美味しい。
デイリーであること、それこそがいいんだよね。


でも写真が出来上がったらもっと美味しいピノで祝杯をあげたいなあ。

写真を見ながら、美味しいピノを飲んで、そして人生に感謝したい。

ワインが染みわたるだろうなあ。



ありがとう。



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イタ~リアの不思議な魅力

2011年03月27日 | ワイン ~2019年
明日はグリーンバンブーに行けるかなあ・・・


祈りながら今宵のワインはこれ。







2004 ランゲ ネッビオーロ(ニコレッロ)
  (伊、ネッビオーロ種、赤、千円台半ば)

香りは黒糖にカツオブシだし、ヨードに干しブドウ、なめし革など。

味わいですが、出汁っぽい味わいで、フルーツ感よりも田舎くさい感が
強いです。「どこがデザインや芸術の国イタリアかよっ」って思います。
タンニンが多めでその割には軽めで優しい果実味。


イタリアらしいワインってこんなのでしょう。しかもピエモンテ州の
典型的風味です。一見、臭くて垢ぬけません。でも不思議な力があって、
料理との相性も良く、飲み進めるにつれて何となく馴染んで美味しく
なってきます。なめし革の風味も良いもんです。

さらに時間が経つと、完全に馴染んですっごく美味しくなります。
美味しさもリフレインしてきます。
何でしょう。この不思議な感覚???


こだまでしょうか? 


いいえ イタ~リアン!

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どっちに転んでも

2011年03月26日 | ワイン ~2019年
東京や福島では水道水から放射能ヨウ素が出たといって大騒ぎ。

そりゃ赤ちゃんには飲ませないにこしたことはないでしょう。


放射能の検出値に関して数字をあらわに出すとマスコミが騒ぎ、だからといって
「人体には安全です」宣言だけすると、政府は情報を隠している、と騒ぐ。
どっちにしても騒ぐんですよね。


ネットを見ると現政府への非難の多いこと。気持ちは分かりますよ。

でも原発の安全性をはぐらかしながら、そしてお金をばらまきながら
原発を建設、推進してきたのは誰よ?


どっちに転んでも結局騒いで、非難するばかり。
ネットって恐いですね。多分実際に被災地の方はネットが出来る環境ではない
でしょうからほとんどが外野です。対岸の火事を見ながらでしょう。

被災地で実際に頑張っていらっしゃる方々の方が数万倍偉いですよね。


そして、冷めるのも速そう。のど元過ぎれば・・・ではないけど、電力が足り
ないのならまた原発を稼働させて・・・みたいになるんでしょうか?
将来も不安が続くこと自体に変わりはありません。




そんな微妙な心理状態を落ち着かせようとワインを飲みます。

今宵はこれです。








2004 カスティーリョ ロシーオ レセルヴァ
   (スペイン、赤、800円台)

香りはブラックベリー、チェリーなどのフルーツ、どこか安山岩を思わせます。
煮詰めた干しブドウは弱め。


味わいは優しいアタックですいすいと入ります。穏やかですが味わいはちゃん
とあって、でも逆に主張し過ぎず、力が抜けた感がとても心地良い。

力まない、気取らない、本当にデイリーとして優しさにあふれたワインでしょう。

こんな風に優しい心でありたい、そうですね。

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東北地震の当店への影響

2011年03月25日 | Weblog
東北大地震による当店への影響ですが、いくつかあります。


まず、ものが入りにくくなっています。

キリンビールが出荷規制です。
淡麗、のどごし、一番搾りの350ml缶に生産、出荷を集中させるそうです。
なんでも缶や段ボールの材料不足だそうです。
チューハイは全滅だそうです。在庫は多少あります。


同様にサッポロ、サントリーも出荷規制状態です。

アサヒは何とか今のところいけてます。


被災地での悲劇や苦労を思えば、無傷の地域の消費者のみなさまは
もの自体はあるのですから、ビール類の選択はご理解いただけることでしょう。




あとお米も「宮城のひとめぼれ」など入らないアイテムもあります。


ミネラルウォーターも入ってこないようです。
在庫のみです。当店では買占めも今のところないのですが、少なくなっては
います。


肝心のワインですが・・・・・たっぷりあります!
ご心配なく。

「入荷がない!」って書いたほうが買いに来ていただけるかなあ???

でもあるんです。ただ、輸入元の倉庫も被害を受けていたりで、入荷に時間が
かかるようです。


そう言えば昨日配送されてきたワインのうち1ケース、ゆうパックの郵便局の
方が落として割って・・・・・そりゃもうワインまみれでした。
うーーーん、白ワインで良かった。(染みにならなくて)


結局、選択の幅は小さくなるものもあるのですが、ちゃんとありますので、
あせっての買いだめは必要ないでしょう。

むしろ、どなたかうちのワインを買い占めていただきたいくらいです。

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ワインバカのポポポポーン

2011年03月24日 | ワイン ~2019年
魔法の言葉で 楽しいなかまが・・・・♪ 


さて次に何というのだろうと思えば・・・


「ポポポポーン!」ですよ。




その「ポポポポーン」がえらい人気だそうですね。
こんなサイト(クリック)まであります。


そこでワインバカならこんなあいさつ???


「こんにちワイン」「ありがとウニコ」「いただきマスカット」

そういえば誰かが「おやすミクルスキ」って言っていたなあ。

「愛してルロワ」とか「これはなんジャイエ」「ありがとうございまスタッグスリープ」

「忍者でござルジェ」・・・・・


うわっ、ほら楽しくなりました。


面白いの思いつきましたらお知らせくださイケム。


ではまた。「ポポポポーンソ」



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要るもの要らないもの

2011年03月23日 | ワイン ~2019年
被災地での現状で明らかに要るものと要らないものとがわかります。


例えば「私はソムリエですが何か出来ることありませんか?」
と言ったところで何も役には立ちません。
せいぜい「酒持ってこい!」って言われるくらい。


「私、音楽ちょびっと演奏できますがいかがでしょう?」
と言っても何かむなしい。せめて「子供でもあやしとけ」って言われる
程度? 音楽じゃ腹の足しにはなりません。


考えると自分は本当に役立たずだと思います。


流通業としてだけなら、ほんのちょっとだけお役には立てるかも。



あと女性に怒られそうですが、「ハイヒール」とか災害時には安全性や、
足手まといになってしまうので、意味ないですね。
つまり女性は「いつ災害が起こるか」という観点からすると命がけで
ハイヒール履かねば!ということになってしまいます。
「アクセサリー」や「ネイルアート」、「ファッション」とか何をか
いわんやでしょう。

その方向でもう一歩進むと、第一次産業こそが一番重要ってことに。
そうなると文化なんて立つ瀬もありません。

ちょっと悲しくなりますがまあ所詮そんなものかぁ・・・。


でもこれらの一見「要らない」もの?、の需要があってこそ、世の中は
「健全」なのかもしれません。




さて、デイリーをば。





スクリューキャップって良いなあ。
これだと災害時でコルク抜きがなくても使えるぞ。

スクリューキャップこそ「要るもの」だと実感いたしました。
在庫を増やした方が良いかも。

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ジコチュウ

2011年03月22日 | ワイン ~2019年
春分の日でした。


有名な言葉があります。「暑さ寒さも彼岸まで」って。


でもよく考えてみてください。


この言葉は関東中心に当てはまるフレーズでしょう。

しかし、本当は日本列島は緯度の範囲があり、気候には差があります。


何を言いたいかといいますと、被災地の東北地方ではまだまだ寒くて身を寄せ合うよ
うに暮らしているのです。今だ最高気温が10度以下なんですよね。
まだ行方不明の生存者がいるかもしれません。そんな方にはきっと辛いだろうなあ。


関東の人は普段はそんなことまで考えないでしょうが、この言葉はジコチュウなんです。
季節、気候を告げる言葉ってそんなの多いですよねえ。


他にも「関東」と「関西」なんてよく比較しますが、日本はその二つの地域だけ
ではなくて、北海道も四国も九州などもあるんです。そんな比較は他の地域の方は
しらけて聞いているんです。マスコミも地域による偏向なしにしっかりと報道して
くださいな。



首都圏の方、もちろん被災地への流通を遮るような自己中の「買い占め」はいけま
せんよ。いっぱい義援金を集めて復興への援助を行ってください。それが日本の
中心地としてのひとつの責務です。よろしくお願いします。

ついでに原発も山手線内で引き受けてください。そうなると安全対策もバッチリと
することでしょうから。





さてと、今宵はこれです。






2008 ヒューイットソン シラーズ
   (豪、シラーズ種、赤、2千円台)

濃い色合い。イチゴ、カシスのジャム、透明感のあるフルーツ香。

味わいは濃い果実味。しなやかさとピュアさがあって鮮やかで跳ねる
ような若々しさのベリーの味わいに満ちています。

微妙に軽さがあって、もう少し力、ポテンシャルがあるといいなあと
思います。
結構美味しいのですが、惜しいかな、いまいち足りません。

ただ、このワインだけなら採用するのですが、当店のラインナップの
USAのシラーと比べるとまだ弱いです。微妙なところで採用できず
に残念です。

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最後の花に向かう(長崎トルコライス編)

2011年03月21日 | 美味しいもの
やはりここへ向かおう。

時津町の「グリーンバンブー」だ。







行くとこの行列。
でも引き返すわけにはいかない!


もしも行かれる方は、ちょっとだけ時間をずらすと大丈夫です。
今のうちなら。


外に並びながら、中をのぞく。






シェフの作業や力量はたいしたものだが、実はこのスタッフたちの手際の良さも
書いておかなければならないだろう。


特にいつも思うのが上の写真右側の方。ベージュの上着で手を伸ばしている方。

深堀にお店があった頃からしっかりといらっしゃる。達人だ。

この方は見事なまでに注文を間違えず、手際良く次から次に作業をこなす。
一見地味なのだが、いつもすごいと感心していた。こういうスタッフがいてこそ
このお店は支えられてきたのだ。


まずは基本のトルコ。







平日のランチの時はミニデザートとコーヒーが付く。



さらに






これが長崎最高のトルコライス、「ステーキトルコ」だ。
もうすぐ伝説となる。このお店に初めて行かれる方はこれしかない!
普通のトルコを食べて「ふーん」というだけではこの店に来る意義はない。




さらに欲張りな私は





超ガウインにステーキセットまでいってしまう。

実はステーキトルコがあまりに美味いので、ひとランク上のメニューのステーキは
注文しないままだった。閉店となれば一度は食べておかねば。


まだ時間はあるのでまた行くだろう。

できることなら最後の日、31日のお客さんになりたい。
涙をこらえながらステーキトルコで締めたい!


ダイエットは4月1日からやればいい。


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Jazzyな夜に

2011年03月20日 | ワイン ~2019年
本日は夕方の仕事をかき分け、かき分け・・・・・



行ってきました。

阿野師匠のライブです。





キース・ジャレットのアルバム「ジャスミン」よりセレクトされていました。
知らない曲が多かったので楽しめました。


キース・ジャレットといいトゥーツ・シールマンスといい、惚れたミュージシャンは
阿野師匠とは共通点も多いのです。共にトランペッターでもありましたし。


昔は私がピアノ、阿野さんはハモンドオルガンでやっていたのですが、今は私はギター
にヴォーカル、阿野さんはピアニカをやるようになって、いろんな組み合わせが出来る
ので、いつの日かまた一緒にライブをやれたら嬉しいです。





さて、そんなジャジーな今夜はこれを。

ジャズといえばアメリカ。アメリカといえばジンファンデルでしょう。







2009 ダッシュ Zinfandel
  (USA、Zin種、赤、3千円前半)


濃い色合い。香りはヴァイオレット、ブラックチェリー、ブラックチョコ、
石油、クリーニングセーター、干しブドウ、バニラなど。


味わいは濃いけど、スタイリッシュ。弾力のあの味わいでふわふわとたな
びきます。まろやかで豊富な果実味と甘いタンニン、そのニュアンスは
コンプレキシティ(さまざまな複雑味)で溢れています。


しなやかにすっと入ってきて豊富なフルーツが通り過ぎ、穏やかなスパイ
シーさ、そしてタンニンが細かく心地良く、Zinとしての線は太くありま
せんが、奥の方に感じる秘めたニュアンスが豊富で飽きない味わいと
なっています。

これ好きだなあ~。結構幸せなニュアンスです。

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振られ振られて、そしてまた振られる?

2011年03月19日 | 美味しいもの
まずはここ。千々石の「げんこつ家」。








あれっ?






臨時休業???

見事に振られた後は、えーい、ついでだから小浜まで。


一度食べてみたいと思っていた「龍」で小浜ちゃんぽんを!


・・・・・と思い行ってはみたものの、閉店なのか、建て直しなのか?

お店自体がない!



振られ続けて安全パイのここへ。






「蛇の目」のスープ麺。


面白い味だ。でもとても美味しい。
チャンポンを微妙に洋食にして、クラムチャウダーっぽくした優しい味。





そうそう、とんでもない話題が。


私も大好きな時津町のグリーンバンブーが3月いっぱいで閉店という話だ。
ご主人の体調が良くないらしい。

これは長崎のトルコライス文化の財産の中で、輝く巨星を失うこと
を意味する。


さすれば3月の外食はグリーンバンブーに傾倒すべきではないかっ!


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ありきたりの日常であること

2011年03月18日 | ワイン ~2019年
東北、関東地方の被災地とは違って、長崎ではありきたりの日々です。


この普通の日常がこんなにも幸せだったなんて・・・

あらためてありがたさを感じます。




今日は近所の高校の学校説明会か何かで、新入生となる子供が新しい制服を
着て親が記念写真を撮っていました。


もちろん子供の人生の節目、区切りではあるのだけれど、実はその区切りの
儀式は親としての人生の一幕でもあるんですよね。いや、むしろ後者の方が
意義深いのかもしれません。

そんな光景を見ながらぐっと感じ入ってしまうのは、私もそれなりの歳に
なったから?なのでしょうか。





さて、今宵はごく日常的なボルドーばいきましょう!






2008 ボルドー(ユニオン社)
   (仏、ボルドー地方、メルロ種主体、千円程度)


単純な「ボルドー」のラベルですが、これが案外美味しいんです。


チェリー、ヴァイオレット、紫の花びらのニュアンスの香り。
シナモン、紅茶などもあります。


味わいはしなやかでスタイリッシュ。もちろん価格が価格ですので、
大柄でも偉大でもありません。優しく入ってくるタイプのボルドーです。
果実味のライン、ボディ、タンニン、いずれも優しくて疲れません。
デイリーに格好のお手軽ボルドーでしょう。

デイリーワインを美味しくいただけるというありきたりの日常の幸せ。

もしかしたら何を飲んだのか思い出せないほどのごく普通の日々こそ、
最高の幸せなのかもしれませんね。

もちろんこのワインはどうでも良いとかいう評価ではなくて、ちゃんと
販売しておりますのでよろしくねっ。

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ささやかに出来ることを。

2011年03月17日 | ワイン ~2019年
東北地方の災害復興のため、ささやかに出来ることを考えてみました。


まずは被災地への義援金を集めたいと思います。でも募金箱を用意しても
怪しげなので、勝手に当店のワインの売り上げから一部を義援金として
寄付することにいたします。売り上げの5%程度になるかと思います。


1か月程度、4月の中旬くらい?まで実施して、その後しかるべきところ
へ募金いたします。ワインをお買い上げいただいたお客様の善意を生かし
たいと思っております。

有名人のユニクロの社長やジャパネットの高田社長、ヨン様などには
到底及びません。でもささやかに出来ることを行います。

みなさま、よろしくお願いいたします。


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