魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

花火は見事な前祝いだった

2012年07月31日 | Weblog
男子サッカーのモロッコ戦、見事でしたね。


昨日の花火は本当に前祝いとなりました。

やはりオーバーエイジ加入により、DFが良くなったことが、全体を押し上げ
た結果でしょう。


ところで俊足の永井選手とV・ファーレン長崎の松橋選手、どちらが早いんで
しょうね。我らが松橋選手って結構すごいんですよ。

私は勝手に「長崎新幹線」と呼んでますけどね。



そうこう言ってると、本日夜は女子なでしこの戦いです。

勝って上手くいくことを祈りましょう。
2位通過の方が良いのかもしれませんが、それも時の運かな~。






ところで昨日のことですが、島原ではラーメン食べてもまだちょっとだけ時間
があったので寄り道したんです。

といっても10~15分程度。









武家屋敷通りや屋敷の中をちょっとだけ覗きました。




民俗資料館もあり、行きたかったのですが、10分程度ではさすがに諦めました。
次に時間がある時にゆっくりと噛みしめたいです。


しかし、島原の競技場の設備はお金を取るんだったら、もうちょっと何とか
できないのでしょうか。掲示板なし、時計すらなし、シートもなし、屋根も
ほとんどなし、スコアボードすらないのですから、これって完全に草サッカー
用です。真面目にやるには選手、チーム、観客に対してあんまりの状況で
しょう。

それでも行こうとする私も・・・・・まあそんなもんですけど。




そして昨日の追記ですが、

白龍のラーメン、過去には「ドンブリの底にはドロドロのトンコツの粉(オリ)
が、長崎ではどこよりも多く残っておりました。かといってくどいわけでもなく
脂ぎってしつこいわけでもないのです。」

と書いていました。2009年のこと(クリック)です。

やはり変わっていますよ。単に日々の状態が違うだけならここまでの差は
出ないと思うので、大きくスタイルを変えたのではないでしょうか。

ますます謎ですが、真相を突き止めるには遠すぎでしょうか。


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サッカーバカは楽しいぞ。

2012年07月30日 | Weblog
最近サッカー三昧になってしまっている。


五輪はもちろんだけど、V・ファーレン長崎のサポーターも大変だ。


本日は島原遠征。

配達バイクで気合いのお出かけ。


サポーターもちょっとくらいバカになった方が面白いと思うのさ~。




そしてもちろん「気合いラーメン」も連食中。






このお店。「白龍」さんね。お客さん多し。





濃いのだけれど、ちょっとタレ味強し。


前に食べた時を越えてはいないです。ここはもっとやれると思います。

魁龍で修行したはずですからね。






骨粉はこれくらい。


悪くはないのですが、どこか今ひとつ。次回はちゃんぽんにもトライして
みたいです。この店なら美味しそうです。




さて、V・ファーレン長崎ですが、本日はツェーゲン金沢戦。







前半水永選手がヘディングで得点を決めてくれたのですが、その時に接触して
倒れ、救急車を呼ぶ羽目に。





こんなことは初めてでした。大丈夫ならいいのですけど。
彼は必要なんです。


結果は2-0で勝利!!!


DFの藤井、河端両選手がとても良くて、と言いますか全員良かった。
とても内容のある良い試合でした。


これも気合いラーメンの効果なのか!?



夜には「ながさきみなとまつり」にて花火が。





さて、今夜も五輪男子のモロッコ戦。前祝いとなれば最高でしょう。



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ラーメンは食べたけれど

2012年07月29日 | ワイン ~2019年
はいはい、気合いラーメンは食べましたよ。







相変わらず「極薄チャーシュー」。本当に芸術的なまでの「極」ですね。

スープは美味しいけれど、個人的にはほんの少しだけ脂が強め。

はっきりと言いましょう。矢上店の方が美味しいです。



まっ、しかしねー、なでしこは引き分け。

守備は結構出来ていましたね。ただし、これがアメリカやフランス相手に
通じるかということ。


実はF組2位通過の方が良いかもしれないので、この結果は現時点では何とも
言えません。




柔道や体操ではいまいちの結果?

やはりメダルメダルって言葉ばかり言うのからいけないんじゃないの~。
たまには言わない大会もあって良いでしょう、と思うよ。




オリンピックも良いですが、実は本日はV・ファーレン長崎のホームゲームも
あるとです。



島原だけど・・・・・行きたい!

車が使えなくて、バイクじゃ・・・遠いけど行きたい!





そして夜は「ながさきみなとまつり」にて5000発の花火。



さらに深夜から「五輪男子サッカー モロッコ戦」。



おいおい、大丈夫か~!





また気合いラーメンを食べるとするか・・・もちろん・・・・・。






さて、今夜はこれです。


昨日の白に続き赤もいきますよ。





2012 KWV サウス・アフリカン ヌーヴォー
   (南ア、ピノ・タージュ種主体、赤、千円未満)


明るい赤紫色は若々しく、美しく、ワクワク感が湧きあがりますね。

香りはチェリー、フランボワーズ、スミレ、花崗岩、さわやかでフローラル。

味わいは軽くて、表面的にやや甘さが際立って来ます。厚みはありません。
フルーティーで、やや甘で、個人的にはあまり得意な味わいではありません。
ただ、一般的にはジューシーで甘さも手伝って親しみやすいかもしれません。

私はお奨めはしません。甘過ぎるゆえです。

ただ、価格はお手頃ですし、夏場の暑い時に氷を浮かべて飲むのもありでしょう。
やや冷やした方が良いかと思います。


このワインじゃ・・・気合入らないよ~。


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LED蛍光灯の効果

2012年07月28日 | ワイン ~2019年
最近、夜、当店の自販機に虫がたくさんやってくる。


真剣に「虫を寄せ付けない蛍光灯」の導入を考えたい。



もうお客さんが買える状態でないほど一面にやってくる。特に羽根の付いたアリ
がすごいことになっている。



殺虫剤をかけるのだけれど、自分がアウシュビッツのガス室でもやっている
かのような気分になってしまって、相当落ち込む日々。むごいよねえ。


いっそ「LED」にするというのも良いかも・・・ですよね。


LEDだと虫は寄って来るのかどうかご存じの方、教えてください。

困っています。





いよいよロンドン五輪も始まり、もうワクワクしてたまりませんね。


ワインも新しい風が吹いてきました。

新酒もやって来たんです。





今晩はこれ。






2012 KWV サウス・アフリカン ヌーヴォー
  (南ア、SB種、白、千円未満)


さすがは南半球。もうヌーヴォーですよ。

普段なら飲まないところですが、卸の営業の方からぜひお試しを!という
ことで試飲です。


香りは透明感あるクリアな果実、麝香やマスカット、柑橘や桃、そしてクレ
ヨンや石灰のようなコクを感じさせます。香り自体は強くはありません。


味わいはきれいでクリア透明感とピチピチとした桃やちょっとマスカットを
思わせる果実味と、温度が上がるとちょっとだけとろみもあるようです。

さわやかで結構美味しくするする飲めると思います。



でも初心者の方には、「白ワインってこんな感じ」と思って飲んでいただき
たくはないんですよね。そんな微妙な気持ちになります。

当店で販売はしませんが、みなさまがどこかでこの新酒に遭遇しても、その
微妙な気持ちを思い出していただけると(そんなことはまずないでしょうが)、
売る側の微妙は心理がご理解いただけるかと思います。



さて、五輪開会式、そしてなでしこJAPANの試合で盛り上がりましょう。

私も気合いを入れるための・・・・・ラーメンをば???


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縁起を担ぐ?

2012年07月27日 | Weblog
五輪のスペイン戦見事な勝利でした。大金星です。



もっと決定機を決めていればよかったのでしょうが、もともと引き分けでも十分
すぎると思っておりましたので、それは贅沢なのですよね。


中でも長崎県勢の活躍、嬉しいですよ。

もちろん吉田、徳永、山村選手です。

DFの安定あってこその勝利でした。ボールは支配されるも、決定機を作らせな
い守備は素晴らしかった。


思わず近所にある「吉田麻也応援の店、レッケル」にくり出そうかと思ったく
らいです。


永井、大津、酒井宏樹選手などの活躍も素晴らしかったですね。
スペインが汚い反則をやり始めた・・・つまり相当本気でダーティーになった、
いや、させたことも大きいと思います。




もしかして今日お昼に食べた祝&気合いラーメンが功を奏したのかな?







本日は「エイジヤ」でした。
(味わいは諫早市の黒田屋です)


久しぶりでしたが、店内にはこんなポスターがありましたよ。





すぐ近所の「銀嶺パーキング」が30分ですが使えるそうです。

バイクでも良いのか聞いてみましたら銀嶺パーキングが受け付けてさえくれ
ればいいのだそうです。

また定休日が変わっておりました。今まで休みだった日曜日が営業になって
いて(嬉しい!)火曜日が休みのようです。



いろいろあるようですが、ラーメン食べたら勝つのであれば、私一生懸命
食べますよ~。

そうなると「気合いラーメン」を食べなければならない日が続くのでしょうか?
それはそれで大変な気もしますね。



本日は五輪開会式に酔って、またなでしこと男子の試合に燃えたいと思います。

祝杯用のワインや泡もののご用意は良いでしょうか?

よろしくお願いします。


もちろんこの季節、お中元ギフトのワインの御用命もお待ちしております。
当店ワインですと、必ず喜んでいただけるかとお奨めいたします。
(とちょっと宣伝もしておきますね)


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らんぶるすこ

2012年07月26日 | ワイン ~2019年
「ランブルスコ」をパソコンで打ちこんで、変換キーを押した。


すると・・・・・


「乱舞留守子」


お~!!!


なんか、暴走族っぽくなって大笑いしてしまいました。




さて、今からなでしこJAPANを応援しましょうか。

見事なパスワークで乱舞してほしいですね。

祝杯の準備は・・・・・良いですかあ!!!




さあ、オリンピック始まります。


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今が一番良い!

2012年07月25日 | ワイン ~2019年
いよいよですよ。


いよいよ五輪開幕。


今晩「なでしこジャパン」がカナダ戦を迎えます。

開会式は27日ですが、競技自体、五輪自体は今晩に開幕です。

そして明日の晩は男子サッカー。



始まる前のワクワク感が一番良い。

いっそもう、ここで時が止まって、始まらない方が良いんじゃないかと思う
くらいです。


これは何に似ているかというと・・・・・


そう、「アイスクリームのふた」でしょ。



誰もいない一人の部屋でカップアイスを買ってきて食べる時(ケーキやババ
ロアなんかでもいいのですが)、まあたいていの方は、ホントはふたやセロ
ファンに付いたアイスやクリームを舐めますよね。
もしくはスプーンでゴシゴシッとすくって食べますよね。

私の中では正しい作法です。(もちろん誰からも見られてなければです。
アイスのふたを舐めない人がいるとは信じ難くらいです)



実はその瞬間が一番、期待感が高くて美味しく感じます。

そしてその儀式から最初のひとくち・・・最高の瞬間です。


つまりこの始まりの地点が最高潮なんです。



もちろん五輪でも金メダルとか感動の場面を見ることが出来ても、もちろん
素晴らしいでしょう。でも最初の高揚感は特別なものがあります。



先日も書きましたが、あまりメダル至上主義にならずに、懸命に頑張る姿、
そして訪れるであろうドラマティックなシーンを楽しみに見ていきましょう。






さて、そんな高揚感と共に試飲するのはこちら。







2010 マランジュ 1er ラ・フュシエール(フィリップ・コラン)
   (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、3千円程度)

ドメーヌ・フィリップ・コランはかなり有望な造り手で父の後を継いで、
名声を博すことでしょう。(私の中ではすでに良い造り手です)


明るいルビー色に香りははちきれんばかりのチェリーやイチゴ、焼き菓子、
厚いビニール、セルロイド、生き生きと襲ってきます。


味わいは厚い果実味に、生き生きとした酸。相まって凛としてピチピチとし
て、躍動感のある若さと押し寄せる旨味。1級畑なのでちゃんとニュアンス
がありますね。


2010年は輸入元の方の話でも「ブルゴーニュらしいでしょ」と言われたことを
思い出させます。

2009年ものがあまりにジューシーで享楽的なものだったことに対して、やや
酸っぱさがありつつの、でも旨味爆発、張りと厚みのある果実味がチャーミン
グで・・・・・なるほどなあと。


リリースしたてのこのワインは、まだまだ将来があって、これからがどんどん
美味しくなるワインでしょう。これは持っておいても良いと思います。

まずは現在のピチピチ感で飲んでおいて、数年後にまた成長した姿も悪くない
でしょう。親が子に託すように、そしてプロローグからクライマックスへ昇り
つめる様子を見てみたいと思わせます。


つぼみ、満開、斜陽感、枯れてからもなお続く美学、断末魔の喘ぎ、などなど
ワインの断面は多くの場面や思いを伝えてくれます。


今晩からはワイン飲みながら五輪を応援しましょう!


みなさま、五輪もワインもたくさん楽しみましょう。


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7月23日の夜

2012年07月24日 | ワイン ~2019年
1982年7月23日の夜のことだった。


当店の前は暗渠になっていて、道路の下には川が流れている。

うちの前は大丈夫だった・・・・・が、うちの上流100mあたりに何かが詰
まったのだろう、道路を壊して水が吹きあがり、怒涛のように流れてきた。

あっという間に前の道路が「川」になり股下ほどまでが水浸しになった。

その後もゴーゴーと続く流れの中で家が流されるんじゃないかと家族がみんな
不安の中で夜を過ごした。


これこそ「1982年長崎大水害」だった。
死者299名。がけ崩れで多くの被害が出たし、我が家の前の道路でも流されて
亡くなった命があった。

大きな岩がゴロゴロと転がってきた。すべて山から落ちて流れてきたものだ。
1時間に180ミリ以上、1晩で600ミリを超す豪雨だった。



家が流されるかも!と思い、弟が119番へ電話をした。

「助けてください、家が流されるかもしれません」


すると・・・「他にももっと救助が必要なところが多くて無理です。自分
たちで何とかしてください」と言われた。


焦ったけど、最低でも命は落とすことなく逃げ出せるだろう、万が一の時は
すべてを捨ててでも逃げ出すぞ!と思った夜だった。




1階店舗は水浸しで大事なものは2階へ次々と運び上げた。


・・・・・


本当に不安な一夜を過ごしたのだけれども、2階へ持って上がったものの中に


ワインがあったのだ。



当時の日本に入っているワインというのは大手の輸入元やビール会社など
はっきり言ってしまうとメルシャンとかサッポロ、サントリーなど。


たいしたものはなかったけど、私は救出しなければならないと思ったのは
確かだ。とりあえず上げられるなら上げておこう。

きっと木製棚の上に「ムートンカデ」(今なら千円台の標準ワイン)とかも
あったろうけど、それでも当時としては立派なボルドーワインだった。



そんなすごい災害が過ぎたあと・・・・・





私はひとつの決意をした。


ワインセラーば入れよう!
これからはワインば売っていこう



もうこんなあまりに酷い水害はこないだろう、大丈夫だろうと思ったし。




そして道路や暗渠も改修され、同様の災害もなく現在に至る。


ワインセラーにはその後貴重なワインが集まり始め、自身のワイン熱もグ~ン
と高まりはした。けれど、品物に満ち溢れたその後の収集よりも、きっと
たいしたワインではないのだけれども、災害の夜に何本も避難させた時ほど
ワインに対して熱い思いを傾けたことはないかもしれない。


この頃、私は実家の酒店を継ぐかどうかをかなり迷っていた時期だった。


今では酒店としてはともかく、ワインを愛し、ワインを通じて出会うことの
できた多くの人達や出来事に本当に感謝している。


こうしてまた7月23日の夜は今年も巡り過ぎてゆく。


命を落とした方々へ黙祷を捧げ、冥福を祈るのだけれども、私自身も利己的
かもしれないけど?ワインへの思いを募らせる日でもある。
生きていればこそ・・・・・。

きっといろんな思いの交錯する長崎の夜なのだろう。


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知らなかった秘技

2012年07月23日 | 美味しいもの
ウッディーライフ~ ウッディーホーム~ 腹へ~る♪
(ハッピーライフ ハッピーホーム たまホーム♪)





というわけでやってまいりました西海市にあるウッディーライフ。


さて、定番のビーフカレーと・・・・・








もう何年も通っていますが、実は初めて知った秘技があります。

ものは試しで言ってみたんです。


「野菜カレーにエビフライのトッピングとか出来ないのですか?」


店員さん、即答で「ええ、出来ますよ。1匹180円(189円だったか)ですよ」



知らんやった~~~。


メニューには何も書いてないですしね。


エビフライカレーとかハンバーグカレーとかカツカレーとかの場合、
それ以外の具がないので寂しかったんですが、基本を野菜カレーにし
て、何か乗っけるとすごくゴージャスになります。

トッピング技を使って「ウッディーライフライフ」を豊かにしよう
ではありませんか!





さて、そんな夜。


たまには焼酎も飲んでみましょう。





実はこちらも飲むのは初めてです。
過去数本だけ売ったことがありますが、自分で飲んだことありません
でした。
これは仕入れではなく、頂きものですので、やっと飲むことが出来ま
したよ。


昔スコッチのようにまろやかで・・・と聞いたことがあるのですが、
さにあらず。しっかりと焼酎しています。

予想に反し、結構鋭さがあって、まろやかな厚みの感じられますが、
それは熟成ウィスキーとは違ったものでしょう。


同時にブランデーと飲み比べてみると・・・やはり麦よりもブドウが
良いかな。(笑)


蒸留酒の場合、それだけ飲み続けると味わいが一定で変化がないので
退屈してきます。ですから毎日少しづつ飲んでいくことにしましょう。



焼酎党の方は「何種類も開けておいて、とっかえひっかえいろいろと
飲む」というのが退屈しないで楽しめる飲み方でしょうか。


カレーも同じく、人生もすべからくそうで、変化をつけていろいろと
楽しいことや楽しい人と出会った方がより楽しめることでしょう。


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まだまだワインの本当の素晴らしさを広めなくては!

2012年07月22日 | ワイン ~2019年
昨日はFaceBook企画で「月の美術館」にてワイン会でした。







たくさんの方に出席いただき嬉しかったです。

初めて出会う方ばかりでした。ちょっと緊張。




私が用意しましたワインはこちら。








・NV ランブルスコ ロザート(伊)
・2010 ローガン シャルドネ(豪)
・2007 ロリジナル ブラン(仏)
・2008 イビスクス ティント(スペイン)
・2009 ブルゴーニュ ルージュ(仏、フィリップ・ルクレール)
・2009 サントネー ラ・コム・デュッシュー(仏、ジャン・マルク・モレ)
・2008 オー・ボン・クリマ イザベル(USA)
・2005 タウロッソ チェント・ッバリック(伊)


初めての方にブルゴーニュといいますか、ピノ・ノワールをぶっつけるのは
とても勇気が要ります。たいていの方は濃くしっかりしてインパクトの強い
品種のワインが受けが良いからです。


しかし、そこは思い切ってやってみました。おはなししながらだったらいける
かな?という思いで。


赤は最初にお出しした「イビスクス」がやはり濃くて受けが良いです。
もちろん私が大好きなワインですから自信はあります。



その後、ACブルゴーニュ、村名畑名入りブル、最後にABCイザベル。

さすがにイザベルの破壊力はすごいです。


ブルゴーニュの特級を持ってきたいところではありましたが、限られた予算
の中での精一杯の主張と喜んでいただけるようなセレクトをしたつもりです。



「またやってください」の言葉はとても嬉しいですね。



ワインの味が素晴らしいのは当然ですが、なによりもいろんな出会いや
つながりを作ってくれるということが、一番なんです。


あまりお話しできなかった方もいらっしゃいましたが、何度かお会いする
うちに、一緒に飲むうちに、もっともっと楽しくなれることと思います。


すぐに「ワインと料理のマリアージュ」を仰る方も多いのですが、本当の
マリアージュというのはワインを通しての「いろんな出会いとつながり」
なんです。

そんな思いの夜でした。


ワインが一般的に定着してきたとはいえ、まだまだ本当の素晴らしさを伝えて
いく必要性を感じました。なにも高いワイン(高級ワイン)ばかりがすべて
ではありませんが、その奥行と素晴らしさを理解していただいてから、デイリ
ーのワインに親しんでいただけるように、いろいろと会をしたり、ご紹介し
たりと努めていきたいと思います。




最後にひとこと。

私の演奏もお聴きいただきありがとうございました。
好みや興味次第ということもありますし、ご満足ではないでしょうが、私が
真剣に作った曲たち、一生懸命演奏し歌った曲たち、youtubeでもお聴きいた
だけますが、また聴いてやってください。
本当の心からの思いを歌っていきますのでよろしくお願いいたします。
音楽表現には常に真摯でありたいと思っております。

jazz好きの方もいらっしゃって良かったです。
インパクトは弱いし、難解な内容のものも多いので、結構玄人受けの方が
よくて一般受けには弱いのです このあたりは課題かも?ですね。


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ハーブの葉

2012年07月21日 | ワイン ~2019年
先日輸入元の方が見えられました。







ボトル持参です。


頑張るんですよねえ。

シェリー(フィノ)が結構美味いんですよ。最近マイブームかなあ。

先日のスペインワイン会の時も生ハムとシェリー、これがたまらんのです。





さて、営業の方の斬新な切り口はこちら。





ハーブの葉っぱを入れて飲んでみるというもの。


確かに白ワインの場合はすっきりとしますし、夏場は良い感じですよ。


これをお読みのみなさま、安い白ワインで試してみてください。



でもハーブの葉を手に持ちながら・・・言うんだろうなあ。


「アイ・ハブ・ハーブ」とかあ。


えっ、私だけでつか!!!




さあてと明日はワイン会です。

ドタキャンで空きがひとつふたつあるようです。
会費は2500円。参加できる方がいらっしゃればご連絡ください。

メインワインは「オー・ボン・クリマ イザベル」です。


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負けたけど美味いので許せるのさ

2012年07月20日 | ワイン ~2019年
今まで「なでしこJAPAN」のvsフランス戦を観戦しておりました。

0-2での敗戦。


前半がいけませんでしたねえ。


芝が深くてシューズの大方が埋もれるくらいでした。

ボールが上手く回らず、そして反応して踏み出す第一歩が、芝の重さで遅れ
たような・・・・・そんな感じでやられていました。


しかし、徐々に馴染んできた後半は点を取って欲しかったですねえ。

馴れてからの連携に、そして決定力にいまいちもどかしさがありました。


なでしこはそれをバネにしてきっとやってくれることでしょう。

金メダルでなくとも銅でも銀でも、メダルが取れれば十分だと思います。

いっぱい五輪を楽しむ秘訣は「メダル至上主義」にならないことだと思います。




「あと6日」とテレビで言っていました。


楽しみですね~。




さて、敗れはしたものの、今夜はこれ。

新入荷のお試しです。






2010 ショレ・レ・ボーヌ(トロ・ボー)
   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ種、赤、3千円程度)


ほぼ毎年飲み続けているんじゃないかなあ。
私的定番、ヴィンテージの特徴確認のためでもあるワインのひとつです。


香りですが、焼き菓子やセルロイドがつんと来ます。チェリーやイチゴが支配
的です。他にはシナモン、ビャクダン、八角などの漢方系もあります。


味わいは濃さはそれほどでもありませんが、しなやかで旨味がぎゅっと訴えか
けます。古樽や果実はもちろん、果梗まで熟した感じが伝わる、そんな選果を
したのでしょう。さすがトロ・ボーだなあと感心します。

やはりメチャ旨です。そして2010年は2009年よりも「ブルゴーニュらしい」ヴィ
ンテージであることをあらためて感じさせることでしょう。
酸は気持ち強めで、チャーミングさはあります。

この造り手は私の中では5星なんです。ここが有名な畑を入手し、銘醸ワインを
造ったらすごいことになるでしょう・・・・・といつも思うのです。

毎年のことですが、買ってやってください。よろしくお願いします。



最後にひとつ。

このワイン(ショレ・レ・ボーヌ)が出てきたら、必ず言わないといけない
「ひとこと」があります。(前にも書いたことがあるので、このブログの読者
の方はご存じかな)


ラベルを見た瞬間にひとこと。


「なにショレ?」
と発することがブルマニアの証しなんです。ソンナセカイナノサ~



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世紀のラグルゼット

2012年07月19日 | ワイン ~2019年
今日は五輪代表のサッカー、ベラルーシ戦があったようですが、
しっかりと見逃してしまいました。
朝、新聞を見て覚えたはずですが・・・。


何をしていたかというと、そりゃ企画&練習です。


土曜日(21日)のライブ&ワイン会という恐ろしい企画のためにいろんな
プランを考えておりました。TVなんて見る気にもなりませんでした。



でもワインのお話をしながらのライブとか・・・あり得ない企画でしょ。

いろいろと予算の範囲内で、どうやってベストのワインをお出ししようか
と画策しておりました。


参加していただいた方には2500円の会費ですが、ワイン代はそのうち1500円です。
この会費で何を出せるか?満足していただけるか?そんな勝負です。


まあ一応プロですし、秘密兵器もありますから、きっちりと満足していただけ
ますよう最善は尽くします。ピノの美味しさとコストパフォーマンスの素晴らし
さには自信があり、ご参加された方には絶対に満足していただける内容です。




演奏の方は・・・・・美味しいワインに負けないようにがんばりましょう。(笑)
(心の中では違うんですよ





さて、力強い覚悟の今夜はこれ。

すごいワインです。





2005 Ch.ラグルゼット
   (仏、カオール地区、マルベック種主体、赤、3千円台)


濃い~~~色合い。

香りもプラム、スモモ、ブラックベリー、クリーニングセーター、厚い花びら
の赤い花、焼きたてのクッキーやマドレーヌ、ビャクダン、シナモン、赤土など
もわもわ、むんむんと押し寄せ、咳き込みそうな勢い。これはすごい!!!


味わいは超濃厚で赤~黒系のいろんな果実味が猛烈に押し寄せる。
何が何だか分かりにくいほど、多くの要素が集積していて、ただただ、それを
厚い、いや分厚い果実味が覆っている。間違いなく「ヴァン・ド・ガルド」だ。


タンニンはしっかりと細かく、しかも甘さがあり、酸は美しさも持ちつつの
奥行も感じられ、もしかしたらCh.ラグルゼットとしては、過去最高の仕上
がりではないのでしょうか。

もしも私がパーカーなら95-96点をつけて世に発信したいくらいの出来ではなか
ろうか。おおよそフランスのマルベックという品種が最高に仕上がったならば、
このワインは時を越えて、30年後くらいにその素晴らしさを全開にしてくれそう
な気がします。

快楽性もあるのだけれどもシリアス性もあって、その判定は未来に託しましょう。
私の目が黒いうちにこのワインは放物線の最高の状態には達しないと思います。



3千円台でこれだったら寝かせておくべきだと思います。1万円ワインに匹敵す
るでしょう。久々にコストパフォーマンスの良さと、その深みを存分に味わえる
ワインに出会えました。入れる予定ですのでぜひともセラーをお持ちの方は
持っておいてください。

数年後、ブラインドで飲ませたら、「ボルドー有名格付けワインの何か!」と
答えが返ってくることでしょう。それくらいのインパクトです。
特にマニアの方はぜひ一度お試しください。


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面白いのか?難しいのか?新上五島音頭

2012年07月18日 | ちょっと怪しい
地元ネタですが、面白いのみつけました。


「新上五島音頭」です。


長崎県人としましてはこんな面白いものを推さずにはいられませんね。

ぜひ一度ご覧ください。






音楽のゆるさは意図的なのか、どこまで狙っているのか?

ゆるキャラのゆるゆる感満載です。

最初のB♭6がジャンキーで渋いですね。





そして踊りはなかなか難しいです。


4拍目からスタートしているので、すべてが裏ノリになっています。

この通りやるとするとかなりの難易度ではないでしょうか。


でも何か平和ですよね。



「くまもん」をはじめ、御当地ゆるキャラがブームですが、その延長上で
御当地ソングや面白い方言のブームもやってくるかもしれません。

そんなのは分からないでしょうが、その日のためにあらかじめ布石を打っておく
というのは有効な手段です。


五島がこれだけ頑張っているのですがら、見習って長崎市も「もっとゆるキャ
ラ」や「ゆる地元ソング」とか、当たらないかもしれないけど、とりあえず
受けそうなのをちゃんと作っておくべきではないでしょうか。

何が起爆剤になるか分かりませんよ。


でも何より地元民が明るく楽しくなれるのだったら、ブームになろうがなるまい
が、それはそれで良いのかも。


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反原発デモって愚かなのか?

2012年07月17日 | ワイン ~2019年
最近はいじめのニュースと反原発にニュースが多いですね。


特に目を引いたのはこれ。


「反原発デモ」をどう見る(クリック)


「愚者の行進」とか言って人までいますね。ある意味すごい勇気かも。


あまりこんなこと書きたくもないのだけれど、反原発に反対する人(推進
派とか、現状維持派とか)の意見を見る時に必ず思うことがある。
現在の福島の終息もままならない状況で、完全に除染なんて出来もしない状況で。

ちなみに、右とか左とかまったく無視してお読みくださいね。関係ないですから。
(右とか左とかレッテル貼りするのもされるのも本意ではありません)


・自分や自分の家族が被曝して健康被害が出ても、住む土地を追われても賛成
 なの? まずその自覚を持って欲しい。「自分は被害を受けない」と勝手に
 前提にしてない?


・日本の国際的競争力を維持したいし、経済のため、お金のために原発を推進。
 人命や健康なんてどうでもいい。そもそも、自分はそんな危険なところには
 住んでないからね・・・ってどんだけボケてんだろ?


・その推進の意見を現在、住む場所を追われた人達、健康被害が出ている人達の
 前で、「あんたらは捨て駒だ、あきらめろ」と言えるのかな?


・10万年も使用済みの核燃料を安全に保管できるという証明をしてほしい。
 その間、地殻変動や大災害、大噴火や大地震、大津波は、ほぼ確実に襲ってくる。


少なくともそれらがクリアできて、福島で原発の復旧作業にも自ら足を運び、私
死んでもいい、被爆して癌になってもいい。家族も全員死んでもいい。住む土地
を追われても文句言いません。使用済み燃料もちゃんと安全に保管できる神をも
超えた方法がありますから安心してください。
・・・ということで、そんな人達が多数派を占めるのであれば、現状でもいいの
かもしれませんよ。


後々日本には人が住めない状態になっていても、それでも今のお金や地位が大事
だから、先のことは知ったことではない。この国の環境も日本国民、民族のDNA
を破壊されようとも「今の、目の前のお金(経済)こそが大切だ。」というのも
ひとつの見解なのかもしれません。


しかしそれは大人として子供の目の前で言えないよなあ。

自分自身が関わるか、傍から見ているかの温度差ってすごいと思います。




先日の仙台の原発比率を決める聴取会でも

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事務局によると、聴取会には百七十五人の参加応募があり、抽選で百三十人を選んだ。
うち意見表明を希望したのが九十三人で、0%案が六十六人、15%案が十四人、
20~25%案が十三人。

これほど差があるのに、バランスを取ろうとするため、0%を支持した人はいずれも
宮城県の人だったのに対し、15%と20~25%案は東北電力関係者二人のほか、
東京都の会社員二人、神奈川県の会社員一人と、いびつな発言構成となった。

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ってことです。

もう「原発ありき、再稼働ありき」で動いているのですね。見え見えです。


私が示した上記のような人達が多数派なら、それはそれで仕方ないのでしょうね。
いつかみんな被曝して、日本から住めなくなる日が来て、さよならをする日も来る
でしょう。子孫の人達、覚悟してくださいね。





・・・・・・・



そんな考えこんだ今晩はこれ。





2007 マノワール シャピトール9
  (仏、ロワール、ソミュール地区、白、2千円台)

香りは熟したリンゴやシードル、石油、白い石や石灰、クレヨンや塗料など。


味わいは熟した果実味のフルーティーさと厚み、ビオなので酵母感も残りつつ
の旨味が押し寄せます。前に飲んだ時(1月の試飲会だったか?)よりも
熟成が進んでいます。でもとっても美味しい。


熟成速度が速いと思います。これは無添加故なのか?


ただ、とても良い意味で白ワインの熟成をセラーで寝かせて待つまでもなく
このワインなら早めに味わうことが出来ます。熟したデリシャスリンゴの
ような風味が、早くから出ているので、十分に満足できることでしょう。


先日あった輸入元のブルゴーニュワイン会2007年は結構熟成が進んでいる
イメージがありましたが、他の地区でもそうでもう十分に飲み頃でしょうね。
(万超の白だけはそこまでは焦らないでもいいでしょう)



ワインの「果実味の半減期」とか分かったら、飲み頃も分かりやすいかも
しれませんね。

たいていブルゴーニュ白なら5、6年くらい?
ブルゴーニュ赤なら7、8年???
無添加ワイン、ビオワインはもっと早く来るとか???


まあ、これが飲み頃を過ぎても、飲む当人以外に迷惑はかからないので、
どうでも良いといえばそうですよね。



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