魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

今年もありがとうございました-2021年を振り返る

2021年12月31日 | ワイン 2021

2021年も大晦日となりました。

ということで本年を振り返りたいと思います。

コロナ禍の中、世の中も沈んだままの2年目。そうそう良いことがあるわけでもありません。

 

一番の良いことも悪いことも思い出はこちらです。

 

出津教会。

4月に花嫁の父というのをやりました。

嬉しいことです。馴れないタキシードを着ることに。

いろんな方々にお世話になりました。

 

 

同じく4月のその後ですが、父を送りました。

多くの人が必ず通る道とはいえ、やはり重たかったな。

そして人生はあっけないもの、刹那なもの、あらためて思い知りました。

 

 

 

一番の思い出のワイン。

父への献杯で家族で飲んだ「1990 Ch.ラトゥール」。

心に沁みました。

嬉しい時も悲しい時も心はワインとともにあります。

 

 

ワインでは衝撃的なシュナンブラン種の「クロー・ド・ネル」がありました。

ミネラル感がたまりません。もう在庫はありませんが、そのうち入れておきましょう。

 

 

食べ物としては竹林の「赤ちゃんぽん」。

このインパクトは素晴らしかった。

長崎っ子にしてこれを初めて知ったことが衝撃でした。

 

 

もうひとつ。

私の愛する「げんこつ家」さん(雲仙市千々石町)が閉じてしまったのです。

今年の初めにいただいたのが最後となりました。その写真です。

 

これは悲しい! 長崎県民として久留米、佐賀スタイルの極めて貴重なお店を失いました。

残念でなりません。うなされる毎日です。逆にもし再興されるならこれ以上の喜びもないでしょう。

 

 

そしてやはりコロナ禍。何とも言えない沈んだ日々。

業務店はいうに及ばず、消費自体が縮小し、当店の売り上げも思うようになりませんでした。

当店も創業100年だった年。コロナのせいでそのイベントも出来ずがっかりでした。

来年2022年こそ希望が見いだせる日々となることを願っています。

当店もなんとかやっていきますので、これをお読みのみなさま、ご愛顧のほどよろしくお願いします。

このブログも新年から数日お休みしてから、また張り切ってやっていきますのでよろしくです。

 

 

 

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世界で最も高価なワイン-オールウェイズ-BrgRギイ・アミオ

2021年12月29日 | ワイン 2021

長崎市万屋町にある「麺也 オールウェイズ 本店」へ。

年末はラーメンが食べたくなるでしょ。

いや、いつもんなんだけどね。

 

 

ラーメンきたよ~。

味玉付けてみました。マー油(黒いの)と辛子味噌は別盛りで最初はオリジナルスープで食べて、

バリカタ替え玉してから味変投入ね。それにしてもいつもは付けないマー油を久しぶりに

食べてみました。たま~~には良いかも。次は多分食べないけど。(笑)

 

 

さあ、ワインは2日目。

2018 ブルゴーニュ ピノ・ノワール キュヴェ・シモーヌ(ギイ・アミオ・エ・フィス)

 

やはりあとちょっとだけ早いかもなあ。引き続き思います。

今2019年ものの案内がいろいろ来てるけどこちらもまだまだ早いのいっぱい。(笑)

まあワインとはそんなものです。

 

ところで「ワイン・サーチャー(wine-searcher)」という有名サイトがありまして、

The World's Top 50 Most Expensive Wines(世界で高価なワインベスト50)(クリック)

というの見ておりましたら、50銘柄中ブルゴーニュワインが40銘柄!

世界中のワインファンがブルゴーニュを向いていることが一目瞭然です。

 

そしてその中でルロワさん(Leroy)が造っているのが27銘柄。DRCも絡んでいるのでさらに3銘柄。

Leroy 恐るべし!!! 神ですね。とにかく驚きでした。

いやはや、ブルゴーニュが飲めなくなる~。 コロナも心配だけどこっちも気になってしまう。

 

 

 

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2021年忘年クリスマスワイン会

2021年12月26日 | ワイン 2021

今年もいろいろありました。

コロナをはじめ嫌なことが多かったです。でも楽しい時間で弾けましょう!

 

ということでささやかにワイン会を行いました。ちなみに会費は5000円です。

白から。

1 NV デクロフレール ブリュット

コンパクトにきれいにまとまったお手軽シャンパーニュ。香りもいい。

 

2 2015 プイィ・フュイッセ(フェヴレ)

とても滑らか。時間とともにオイリーな感じが出てきて美味しい。

 

3 2013 ピーター・マイケル ベルコート シャルドネ(USA)

もう圧巻!!! プイィ・フュイッセも良かったけれど比べると大人と子供、いや

子供とモンスターの違い。まさにワールドクラスのスーパーシャルドネ。これ飲めて良かった~。

また飲も。

 

赤ね。

4 2016 シャサーニュ・モンラッシェ ルージュ(カロリーヌ・モレ)

私の推しドメーヌなのですが、この前のピーター・マイケルの余韻がすごすぎて、この正体が霞んでしまう。

とても良いワインで、クラシックなスタイル。

 

5 2010 アリシアン ピノ・ノワール フルードゲート・ヴィンヤード(USA)

ちょうど飲み頃のUSAピノ。穏やかで甘やかなフルーツ。天才ギャリー・ファレルの引退前のワイン。

 

6 2015 ボランジェ コトー・シャンプノワ

シャンパーニュ地方で作られる赤のスティルワイン。かなりレア。

ちょっとキノコや土っぽさの風味を持ち、柔らかなテクスチャー。

 

7 2013 コルトン・ブレッサンド(プス・ドール)

しっかりと厚みとボディ、いろんな要素を持っています。穏やかだが充実した風味。

 

 

8 2007 Ch.カロン・セギュール

飲み頃に入っています。穏やかで、ボルドーのニュアンスに溢れます。シダー、

鉛筆の芯、井戸のコケ、ローストコーヒーなど。参加者Sさんのご提供でした。

 

9 2017 モンテリー 1er レ・デュレス(フェヴレ)写真なし

おまけで飲みましたが、これが実に良い仕事。お手軽な割にかなり美味しくて驚きました。

 

 

とりとめもなく、脈絡もないラインナップでしたが、まるで今年もいろいろあったよねえ的に

振り返るようでした。きっと来年は私も世の中も、もう少し良くなることでしょう。

 

会場風景を1枚。

良いひと時でした。

次の開催はいつできるのか全く未定。何といってもコロナ、オミクロン株をやり過ごさないと

どうしようもありません。でも次回はスーパーなワインいく予定です。

 

 

 

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メリクリ~-ホープ軒-ネデアロッシュ

2021年12月24日 | ワイン 2021

イヴですね。もう言っておきます。メリークリスマス!

 

いよいよ「さ~いれんな~い ほ~り~な~い」の日となってまいりました。

 

 

何となく年末の気ぜわしい中で食べたのはホープ軒。

背脂が多いこのラーメン。美味しく食べられたらまだオレは若いぞ!ってことでチャレンジなのさ。

で、見事に食べました。パチパチ

スープの味はちょっとワイルドでニンニクも効いています。

正直そこまで好みの真ん中ストレートではないけど、美味しくいただきました。

有名店がお手軽にいただけるなんてありがたいねえ。

 

 

ワインは少し前のをトライアゲイン。

これが入荷してきました。ルーマニアのちょっと変わり種。

 

2019 ネデア ロシュ

  (ルーマニア、ネグル・デ・ドラガサニ種他、赤、千円台半ば)

輸入元のセールで千円台後半だったのですが、千円台半ば程度に。少し安いです。

ルーマニアの地ブドウ品種のネグル・デ・ドラガサニ(ドラガシャーニ)、ノヴァク、

フェデアスカ・ネアグラという3種を使用。ほぼ知られていない品種。

 

今月初旬に飲んだ時に書きましたが、少し青草っぽい果実味は個性的でもあり、好みが

分かれるところという感じ。今回は少し慣れているので違和感はなし。

酸味は穏やかでタンニンは案外しっかりです。

今日の分はこれだけ、もう止めようと思っていても、ちょっと後を引いてもうひと口~と

飲んでしまいました。

このワインは2日目が素晴らしくなるので翌日に期待です。

 

明日はクリスマス忘年ワイン会の予定です。たいした人数ではありませんが予防しながら、

でもしっかりと美味しいワインを飲みます。

新種オミクロン株の火種がぼちぼちと出始めているようで、多分明日の飲み会でギリギリ。

あとはまた警戒の日々となるかもですね。

 

 

 

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麺神-ドンダヴィChar

2021年12月14日 | ワイン 2021

噂では美味しいらしいというこれ。

作ってみました。

極太麺 麺神(めがみ)濃厚味噌味。

 

麺がすごいことになっていました。うどんみたいです。強烈。

スープは生姜が効いた味噌味でなかなかいけましたが、私の好みとはちょっと違うので

リピートはなし。1回食べときゃ良いかなというところ。やはり豚骨基本の九州人には

ちょっと違うんだよなあ。

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

2019 ドンダヴィ レゼルヴ シャルドネ

  (アルゼンチン、シャルドネ種、白、千円台前半)

 

香りはパインや柑橘などのフルーツ、ミネラル、青草、オークはわずか。意外とクリーンです。

 

味わいは価格のわりに意外と厚みはあって、でも酸がしっかりとしているのでスタイリッシュ。

バターや蜜のニュアンスにオークは少なめで果実の透明感を邪魔しない程度。古樽か部分的使用。

時間とともに厚みと蜜感が出て、しかも酸味でシャープさ、キレは失わないそんな感じです。

この先もきっと美味しいと思います。

 

 

 

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一風堂缶-トゥルッリPrim

2021年12月10日 | ワイン 2021

これ買ってみました。

一風堂のラーメンスープ缶入り、そして秘伝のダシ。

 

東日本のJRの駅の自販機で販売されているスポットがあるらしい。

 

これだけでも美味しいのだろうけれど、麺を買ってきて、このスープに入れたら一風堂のラーメン

になるんじゃないか?ということを想像。

 

ネット情報では「それでは軽い」ということで秘伝のダシも買って、足したら美味しくなるんじゃねぇ???

的想像のもと、行動を起こしました。

 

とりあえずスープ缶を飲んでみると・・・メチャクリーミーで優しいじゃない。

まっ、これはこれで美味しいよ。

 

飲んでみたい方がいらっしゃいましたら、原価でお分けいたします。

1箱30本入りを買ったのでたっぷりとあります。確か1本155円だったと思います。

長崎では売っていないので、ネットで取り寄せることになるでしょう。

とりあえず1本飲んで味見することは出来ます。

 

秘伝のダシの方はチャーハン、焼きそば、豚骨鍋とかも利用できるようなので、ぼちぼち楽しんでみますね。

 

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

2020 ヴィーニ・ドゥエ・トゥルッリ プリミティーヴォ

  (伊、プーリア州、プリミティーヴォ種、赤、千円台)

 

香りはプラムやカシス、チェリーなどのフルーツに甘い焼き菓子やバター、若干のスパイスなど。

 

味わいはやや濃いめだけど、重くなくミディアム。酸味がしっかりとしてスタイリッシュに。

ぼてぼてと重くなりがちなプリミティーヴォだけどこれは割とさっぱりと飲めます。

ただ甘さはあってどなたでも親しみやすい味わいでしょう。ただ、当店の推す味ではないので

採用はなし。

 

このところ長崎ではコロナもすっかり落ち着いているので、忘年ワイン会を密かに

計画しようかと考え中考案中です。

 

 

 

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マドゥバニ-Ch.ナルドー

2021年12月08日 | ワイン 2021

やはり行ってしまう。

ラーメン腹だったのだがたどり着いたのは中毒中の「マドゥバニ」。

今日も元気だ、定食が美味い!

 

まぜまぜしていただきま~す!

今日も良い色。「映え」を考えるなら赤い色が欲しい気もする。

味わいは・・・もちろん、スパイスが弾けるぜー。こういうのをスパイシーと呼ぶ。

みなさん知った方が良い。マドゥバニは他県のどこにもない長崎の観光名所であることを。

 

 

 

さて、今夜の試飲はこれ。

 

2018 Ch.ナルドー

 (仏、ボルドー、メルロ種メイン、赤、千円台後半)

 

香りはプラム、ブラックベリーなどの濃いフルーツにコーヒーやミネラル、コショウ、

アーシーで奥深く眠る花や蜜、エレガントな要素を感じます。

こんなお手軽なボルドーでそんな深みがあるということは、この2018年ヴィンテージの

すごさを垣間見る気がしてきます。

 

味わいは濃くまろやか。タンニンがしっかりと充実しており、やはりすごい。

酸味も十分です。この価格帯でこれですから上に上がるとどうなるの???

2018年は買っておきましょう。(笑、2016も良いよ~)

 

ただし、全般の話として今現在最高に美味しいわけではありません。まあ美味しいのは美味しいのですが、

将来性が恐ろしいほど予測されます。今後2018年ヴィンテージを飲んでいくことでしょうが、

きっと凄まじいことになりそうです。今世紀の中で屈指の当たり年といえる可能性が高い。

お手軽ワインを飲んだだけでそう手応えを感じました。

「2018ボルドーもブルゴーニュも買うなら今のうち」そう思います。

 

 

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面白い2日目-飯田商店まぜそば

2021年12月05日 | ワイン 2021

こいつはなかなかやってくれる。

飯田商店 秘密のまぜそば 豚鳥白湯味。

 

 

よく出来てます。

旨味すごいし、オイリーでツヤがある。

しきゃ~し、美味しいのもあってあっという間に食べ終わる。確実に2個いけるよー。

これ食べる時は2個用意で。

 

 

昨日のワインの2日目の面白さ。

これほど2日目に見直したワインは珍しい。

 

2019 ネデア ロシュ

  (ルーマニア、フェテアスカ・ネアグラ種、赤、千円台後半)

 

落ち着いてきています。

濃さも心なしか増した感じすらします。少し青っぽかった風味が、なぜか妙に

良いアクセントと化し、飽きさせないそして味わい深さへと変化しています。

 

やはりこれぞワインの面白さ。1日目で見えなかったものが2日目に見えることがある。

同様にタニックですが、タンニンの多さはワイン好きにはどーってことない。むしろ良い。

酸味は落ち着いて、森の奥深い場所に冷たい泉。そしてそこは誰も知らない秘密の隠れ家、

というイメージが湧いてきました。なぜにそこまで後ろ髪~と思いますが、実は意外と

余韻の長さもあるのがその所以です。

 

ただ、ここまでの妄想に馳せるまでにはある程度の経験と、俺ならお前のこと分かって

あげられるぜ~的な思い込み、錯覚というか、そんな感覚が必要になってきそう。

昨日は多分入れない、と思っていましたが、入れてみたくなってきました。(笑)

ワインボトルの形がちょっとだけ「ハクション大魔王」っぽかったので、魔人が現れて

「飲んくださいませ、ご主人様~」と呟いたのかもしれません。

 

いずれにせよ、ワインに情熱を持っていて、その魅力を探り当てようぞって方にこのワインを

おすすめしましょう。2日目に現れる本性を見抜けるか的、なかなか上級者向けのワインだと思います。

ただし仕入れの都合上、入荷はもう少し先になることでしょう。

 

新しいワインリストを作成中です。日曜日もお仕事中。

明後日くらいの配信を予定しています。よろしくお願いします。

 

 

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クロード・ネル ロワール シュナンブラン-信玄まぜそば

2021年12月02日 | ワイン 2021

今夜の試飲はこれ。

 

2017 IGP デュ・ヴァル・ドゥ・ロワール シュナンブラン(クロー・ド・ネル)

  (仏、ロワール地区、シュナンブラン種、白、5千円台)

 

香りはどこかトロピカルフルーツを思わせる果実に、すごくミネラリーで石灰や

白い花、グリセリンやシンナーっぽさもあります。香り自体は強くはないものの、

格調高くて驚き。

 

味わいはやはりミネラリー。めちゃめちゃきれいで厚みのある果実味がやはり格調高い。

これは瞬時にかなり上品で高級品だとわかりました。実は価格を知らなくて、あまりの衝撃に

思わず調べてみたら5千円台!!! 普段の日に開けちゃったよー。

いや~、素晴らしい。衝撃のシュナン・ブラン種です。

 

さらにいろいろ調べていくと、クロー・ド・ネルは2006年はワインが廃棄となり、

2007年はウドン粉病にかかって収穫はゼロ。ついには経営破綻しました。

2008年5月、ブルゴーニュ地区の”神ドメーヌ”であるドメーヌ・ルフレーヴのアンヌ・クロード・ルフレーヴが

このドメーヌを買い取って現在に至っているのだそうだ。

 

どおりでそのミネラル感は素晴らしいものがあり、高貴であり、ルフレーヴと共通する

何かを感じることができます。おいおい、そんな訳だったのか。

そんなワインとは知らずに開けた。造りも価格もすごいじゃないの!?

この知名度が高くないクロー・ド・ネルは私もそう興味もなく、すご~く油断しておりました。

やっぱワインの世界は知らないことだらけだなあ。(笑)

ついでがあったのですぐさまちょびっと発注しておきました。

 

 

 

これ食べてみました。噂では美味しいらしい。

「信玄 コク味噌まぜそば」

 

豚骨大好き野郎が味噌まぜそばとか笑わせるぜ~。

しっかりとパンチがあって旨みすごい。良く出来てるな~と感心。

でもあっという間に食べちゃう。しかし案外カロリーもあるんだよ。気をつけないと。

 

 

オミクロン株のせいで日本は鎖国状態。

荷物は入ってくるんですよね。ワインが入ってこないと困るんです。

オミクロンは多分広がるんだろうなあ。県内も12月中は第6波は来ないという見込みなので

忘年ワイン会、やれたらいいなあ。

 

 
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素ラーメン-アンジュCF

2021年11月26日 | ワイン 2021

長崎市浜町にある「ラーメン亭長崎」へ。

前回はチャンポンを食べましたが、気になるメニューがあるので出撃。

 

券売機&メニュー。

一番左上。「素ラーメン 350円」ね。

うどんとも書いてある。うどんだったらどうなるんだ???

ラーメンスープに麺がうどんだろうか? それとも普通のダシのうどんが出てくると?

 

とりあえず素ラーメン、きたよ~。

あんまり淋しいといけないので、きくらげをトッピング(100円)しておきました。

 

スープはまるよし味です。ちょっと軽めかな。

替え玉しようかと思いましたが、スープが濃くなかったのでやめました。

ごはん類も食べなかった。うーん、やはり素ラーメンはどことなく淋しいな。

それにしてもラーメンの中にポツンとうどんが気になるじゃないか。(笑)

 

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

2017 アンジュ カベルネ・フラン(クロー・ド・ネル)

  (仏、ロワール地区、カベルネ・フラン種、赤、4千円程度)

 

濃い色合いに香りはプラム、カシス、ブラックチェリーなどのフルーツにバイオレットや赤紫の

花のノーズ、ピーマンや野菜的青さも少し、酵母や若干硫黄、肥料系のビオ臭、奥にドライフルーツや革など。

 

味わいは濃く、まろやかで、酸味はどこか少なめ。タンニンはまずまずあって細かい。

刺々しさはなくとてもよくまとまっています。感じる青さとビオ臭が飲み手を選びそう。

複雑味があるので意外と退屈しないでいろいろと興味深く味わえます。

 

 

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蒙古タンメン中本丼-BrgR(M・グロ)

2021年11月22日 | ワイン 2021

今話題のセブンで売っているお弁当がこれ。

 

蒙古タンメン中本監修の中本丼。

 

中本ファンなら食べるっきゃないですよね。

 

右側が麻婆豆腐、左側は中華丼的構成となっています。

 

まずは別々に食べてみる。

中華丼は優しくまろやかな味。麻婆丼は中本らしい旨味あふれる味わい。

これだけでも美味しいけど、激からー油をかけると・・・辛さと深みが増幅していきます。

これは良い!

 

激からー油をかけなければちょっとピリ辛程度。

辛いの苦手のうちの奥さんでも十分いけました。

 

ただこれだけじゃ量的にちょっと足りない。

だって中本の辛旨味で、がっつり食べるモードへのスイッチが入ってしまうんだよー。

うーん、そう考えると微妙。結局うちにあるパンを食べて量的不足分を補いました。

 

 

さて、今夜の試飲はこれ。

ブルゴーニュ 2018年。

2018 ブルゴーニュ コート・ドール(ミシェル・グロ)

   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤、3千円台)

 

実は今年の1月に入荷して試飲したところかなり硬くて開かないのでセラーに突っ込んでいました。

様子を見てみようということで試飲です。

だってミシェル・グロは最高峰の作り手で不味いわけがないのです。待ってやりさえすれば

ちゃんと美味しくなるのはわかっています。そこで今回はリベンジ試飲。

 

香りはチェリー、カシス、イチゴなどに甘やかな花の蜜などで前と共通しています。

前回(入荷したて)は早いためにミントや硫黄、揮発性の香りが覆い、閉ざした状態でした。

しかし硫黄は弱く、揮発性のシンナー的な香りはしますが、それもかなり控えめになり

落ち着いてきました。メチャ美味しくなってきています。 販売出来ます。

 

今後さらに良くなってチャーミングさと旨味の層がより現れてくることでしょう。

以降どんどん美味しくなってNow~2026年頃程度まではしっかりと飲み頃状態が

続くでしょう。ピークは2023~2025年くらいかな???セラーお持ちの方は寝かせてみて~。

さすがの美味しいミシェル・グロ。

 

最後にひとつ。

「ミシェル・グロ」は「ミッシェル・グロ」と表記することが結構あるのですが、

どちらでも構いません。スーパースターです。

 

 

 

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ヌーヴォー解禁日-ジュヴレ・シャンベルタン

2021年11月19日 | ワイン 2021

ボジョレー・ヌーヴォー昨日発売。

みなさまにおかれましては、賑やかにワインを酌み交わしていただきたいと思います。

 

さて、これをご覧ください。

右側が当店が取り扱っている「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー」。

”ヴィラージュ”のワードが入るとホジョレー地区北部の村の集合で、ひとクラス上の

種質となります。価格も数百円上がります。

 

左のボトル。こういうのをご紹介してみたい。こちらは同じ地域のワインですが、

ヌーヴォーの製法ではなく、通常の製法で造られています。本来のボジョレー・ヴィラージュ。

そして当たり年の2018年。

 

ヌーヴォーのように軽やかではなくもう少し凝縮感、複雑味もあり落ち着きもあります。

華やかさはヌーヴォーの方かもしれませんが、本来の良さを持っています。

日本ではほとんど飲まれないのですが(売れない)、世界的にはちゃんと認知されています。

本来のボジョレーがあることをぜひ知っておいてください。

 

・・・と書いていましたら、売れてしまいました。

1本だけしか置いてなかったー。まあ良いでしょう。(笑)

 

 

昨夜は東京から友人が訪ねてくれて二人で飲みました。

このワインを開けてみましたよ。

 

2017 ジュヴレ・シャンベルタン アン・ジュイズ(マルシャン・グリヨ)

  (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤、6千円台)

 

始めて飲む造り手だったので興味津々。

 

香りは甘やか花の蜜、チェリーやイチゴや溢れるようにエレガント。

味わいはとてもしなやかで緻密できれい。しっかりと酸味はあるのだけれど、タンニンも

あるのだけれど、何だろ?、どれも違和感を感じさせなくてスムースに入っていく。

若いブルゴーニュなりの品の良さがあって、とてもエレガント。

これは良い。

良いってさすがにこの有名ネーム、この価格でマズいのは困るー。

 

ジュヴレ・シャンベルタン村だけに力強いのか?と思いましたが、若いですし、

そんなイメージではなく滑らかできれい。寝かせればもっと複雑味も出て来ることと思います。

 

ボジョレー・ヌーヴォー解禁日にジュヴレ・シャンベルタンを飲んでしまいました。

まあ、それも人生よ。 もちろん楽しい時間にワインは付きものなのです。

 

 

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北海道ミルクシーフードヌードル-サンマルツァーノMe

2021年11月17日 | ワイン 2021

今日は大人しくこちらで。

何でもこいつが美味いらしい。

 

メチャウマとの噂なのでお試しだ。

なるほど、とてもクリーミーでホワイトシチューみたいです。ホッとする味。

確かに美味しい。ジャンキーさそんな感じない。

ブラックペッパーを振ると面白い。ワイルドさが加わり素地のスープと対比して暴れます。

カップヌードル自体かなり久しぶり。

 

 

 

今夜の試飲はこれ。

ゴージャスラベルでしょ。

当店で定番ワイン「チンクアンタ」(赤)や「エッダ」(白)を造るイタリアの

サンマルツァーノが新しくメルロ種をリリースしたのでお試しです。

 

2019 サンマルツァーノ メルロ

  (伊、プーリア州、メルロ種100%、赤、3千円台)

 

香りは凝縮して力があります。プラム、ブラックベリーなどの黒系フルーツに、

オークからくるバニラやナッツ、焼き菓子、シナモン、ココア、黒糖など。

 

味わいは濃厚で力があります。凝縮して深み、甘みがあります。酸味は果実味に覆われ少なく感じ、

タンニンは甘さもあり結構しっかりと乗っています。これは好きな人はかなりお気に入りになるでしょう。

誰が飲んでも親しみやすい果実の甘味(砂糖的ではない)と親しみやすさがあり、アフターは

コーヒーやキャラメルチックな風味が続きます。派手だけど良いです。

 

W杯、オマーン戦見ました。

三苫選手良かったですねえ。彼が入ってから全体も生き生きとして躍動し始めました。

使えることが分かったので次戦以降、彼の出番も増えて来ることでしょう。そして久保選手も

復帰してくることと思います。楽しみだ。

 

 

 

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ちょっと将棋の話-MトリノCS

2021年11月15日 | ワイン 2021

藤井壮太新竜王が誕生(クリック)しましたね。

 

いや~すごいと思います。モノが違いますね。

若い逸材がこれからの将棋の世界を変えていくのでしょう。

 

将棋界の大きな変革はいろいろあれど、近年では2010年過ぎあたり。

プロ棋士ですらコンピューターになかなか勝てなくなってきたのがひとつの分岐点。

しかし人間の頭脳でどこまでいけるのか?また人間らしさや人間臭さが逆に魅力という

ことで天才たちの活躍する世界は注目を集めています。

 

こんなこと書くのは、実は私も最近の読書は将棋の本ばかり。

半年ほど前に亡くなった父の残した将棋の本をいろいろと読み続けています。

まあ、詰め将棋と次の一手の問題集なのでなかなか解けなくてプロ棋士や将棋の世界のすごさを

まざまざと思い知らされています。そして何十年やっても一向に、まったくと言っていいくらい

上達しない自分の頭の悪さを痛切に感じてもどかしい。

 

しかしここまで将棋が陽の目を浴びるとは思いませんでした。やっぱりすごいなぁと。

世界の広さと自分のちっぽけさ、露骨に感じる毎日ね。

 

そしてV・ファーレンは勝利したものの、もう京都が1勝すると昇格。望みはほぼ消えかけています。

やはり奇跡はならずと言ったところか。でもよくがんばったよね。最後まで楽しませて

くれたことに感謝です。次節以降は切り替え、切り替え~。

 

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

2019 ミシェル・トリノ カベルネ・ソーヴィニョン

  (アルゼンチン、カベルネ・ソーヴィニョン種、赤、千円未満)

 

香りはカシス、プラム、ブラックチェリーなどのフルーツにシナモンやコショウ、

ちょっとピーマンや野菜的な部分もあります。

 

味わいはエッジが効いたミディアムなアタック、テクスチャー。酸味がしっかりとあって

シャープさもあり、生き生きとしています。タンニンはそう強くはなく細かい。

飲み頃やポテンシャルはそう強くはなくここ2、3年内くらいでしょう。

 

いつもカベルネ・ソーヴィニョン種を飲むと普通過ぎて、あまり面白さを感じません。

このシリーズも赤はマルベック種とピノ・ノワール種を扱っています。

カベルネは難しいですねえ。「美味しいのですけど平凡」ってイメージです。

 

 

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中本麻辛麺-ドンダヴィPN-賑わい戻る?

2021年11月11日 | ワイン 2021

本日はリニューアル発売のこれいくばい。

 

 

セブンの冷凍コーナーです。

蒙古タンメン中本の「汁なし麻辛麺(マーシンメン)」。

レンチン数分ですぐ出来ます。たまらんとです。

 

 

できたよ~。

少しグジャグジャだけどね。どうしても、誰がやってもこうなる。

花椒もガーリックも効いてメチャ旨辛でーす。

麺の弾力もしっかり。やっぱり良いねー。

辛さもある程度しっかりとあって不満はありません。

中本ファンなら間違いのない味。

 

 

 

さて、今夜の試飲はこれ。

 

2017 ドンダヴィ ピノ・ノワール レゼルヴァ

  (アルゼンチン、ピノ・ノワール種、赤、千円台前半)

 

香りはイチゴ、フランボワーズなどのフルーツに軽くセルロイドに焼き菓子、

ツワ(ちょっと今回ひらめいたワード)、野菜、シナモンなど。

 

味わいは軽めでまとまりがあり落ち着いた果実味。少しキノコ、枯葉っぽく、

若さは持ちつつ、大人しくきれい。

酸味はしっかりと輪郭を描き、タンニンは細かくて少なめ。飲み頃でしょう。

ちょうど良い頃合いでグッドタイミング。きれいで美味しいお手軽ピノ・ノワール。

次の仕入れで準備しておきましょう。

 

 

先ほどうちの近所、大浦天主堂前ので光景です。

さすが観光地。かなりの人出でした。

多分修学旅行生でしょう。この界隈も久しぶりの賑わい。

昨日は飛鳥Ⅱ号が入港。嬉しいですねえ。

このまますんなりいくとは考えにくいですが、少しでも活気が戻って欲しいですね。

 

 

コメント
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