本日の試飲はこちら。
ドカ~~~ン!
3リットル入りのパックね。正式にはバック・イン・ボックスなどと言う。
パックに入ったワインって、普段スーパーなどで買ってきたものの、不味いの多いと思いませんか?
その手のはいったん開けると、ずっと我慢しながら飲む羽目になる。
さて、このワインですが、
2020 ザッカニーニ カンティーナ・ロッサ モンテプルチアーノ オーガニック
(伊、トスカーナ州、モンテプルチアーノ種、赤)
先日飲んだ小枝の付いたイタリアワインの赤。モンテプルチアーノ種。
このボトルと言えば見覚えのある方もいらっしゃるかな。
これ(左側の750ml)が4本分入ったパックワインです。3000mlね。
価格は3000円からちょびっと切るくらい。1本分あたり700円台の設定となります。
案外使えるかな?と思って試飲です。
パックの中身は2020年もの。
この反対側に注ぎ口があります。
まず点線のところを剥ぐ。
そして、中から注ぎ口を引き出し、プラスチックのカバーも取り、丸い部分を合わせてセットします。
こうね。
出来た~!
すると、両端のミミみたいな部分を抑えながら、赤い上部の丸いところを押すと注ぐことができます。
めでたしめでたし。これで毎日のワインがたらふく飲めま~す。
香りはプラムやブラックチェリーなどのフルーツに黒糖、多分オーク樽からのナッツ、
バニラ、焼き菓子、獣臭、肉、コショウなど。
味わいは濃いめで深みがあります。若いながらもやや沈んだ果実味はバニラや黒糖の
風味があり、旨味もしっかり出ています。タンニンはまだ粗くてそれなり。酸味は
ほどほどで良い状態。
売ってあるたいていのパック酒の不味くて、我慢して飲まなければならない・・・とは違って、
これなら普通に美味しい状態で飲めるレベルなので、とても良いでしょう。
業務店でもグラスワインでちゃんと出すことが出来ます。
1杯125円以下(税込み原価)でいけるでしょう。
通常の1本を6杯取り(125ml)と仮定すると、1パック4本分なので24杯取れます。
空気がほぼ入らないビニールパックなので1か月は保ちますので、レストラン、業務店でも
美味しいグラスワインを出すことが出来ます。個人使用なら劣化(酸化)が遅いため、
家飲みでたらふく味わうことが出来ます。
ただし、家飲みの場合の問題は箱入りで中が見えないわけで、どこまで飲んだかわからなくて、
果てしなく飲み続けることに・・・なるのかなあ。(笑) まあ、そこは各自自重してください。
そんなパック入りワイン。
ただし現在庫はありません。次回の仕入れになります。試してみたい方はご連絡ください。
来月の入荷となることと思います。すみません、もう少しお待ちください。
仕入れのロット数等ございます関係で、これ数本とか仕入れが出来ないのです。
これからブログはしばらく、このワインばかり飲むことになるかなあ。(しょんなか~)
でも出来るだけ、他のワインも並行して飲んでいきたいと思う次第。
そして今日もカレーを食べる。
S&Bゴールデンカレーのバリ辛とS&Bの本挽きカレーを混ぜてみた。
・・・昨日からカレーだったので、今日は何か上に乗っけるものない?と訊いた。
奥さん 何を乗せると?
私 ソーセージとかコロッケとかメンチカツとかさ、男の子が喜ぶようなもの。
奥さん なかよー。うちには男の子はおらんやろ。
ということでちょっと淋しかったのだが・・・写真のザワークラウト風のキャベツとニンジンを乗せ、
秘密兵器のデスソースも加えるとメチャ美味しかった。結局男の子じゃなくても幸せだったのか。