魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

モスキート・トーン

2012年02月29日 | ワイン ~2019年
「モスキート・トーン」もしくは「モスキート音」ってご存じですか?


コンビニなどで若者がたむろしないように流している超高音のこと。

年寄りには聞こえない。




さて、風邪を引いたので体温計でこまめに量っています。

その体温計の時間が来た時に鳴る「ピピピッー!」って音がなかなか聞こえ
なかったりするんですよ。


思わず耳をTシャツの中に突っ込んでみたりして、必死に聞くのだけれど
案外知らない間に鳴っていたりして・・・・・そんなことありませんか???


つまり、体温計の「ピピピッ」は「モスキート・トーン」じゃないかと
思うのです。自分が若いかどうか?を推し量れたりしますよねぇ。

とりあえず聞こえたら・・・安心か???








さて、モスキート・トーンが聞こえなくなった私の今夜はこれ。


風邪も治ってきましたので安心してこんなの開けます。






前にちょびっとだけ書きましたが、やっと飲む日がやってまいり
ました。


2003 ヴァレンタイン・ヴィンヤード CS
   (USA、カベルネ種、赤、3千円台)

開けた瞬間からその溢れる香りで美味しいのが分かります。

重厚で、焼き菓子のように甘く、いかにもUSAってそんな雰囲気が
漂います。


さて、じっくりといきましょう。



香りはブラックチェリー、カシス、プラムなどのフルーツにクレヨンや
絵具、クリーニングセーター、ジビエ、バニラや焼き菓子など美味し
そうな香りに満ちています。


口に含むと、やはり濃厚、しかし2003年だけあってやや熟成してきた
感じもあります。「熟成はこれからだよ」とワインが語りかけます。

嫌味がないアメリカンオークっぽさ、甘いフルーツがムンムンと展開
します。酸もちょうど良い程度に効き、やや甘めのタンニンは細かく
なって支えています。ケバ過ぎることもそれほど感じなくて、多くの
方に美味しいと言っていただける味わいかと思います。

この価格なら悪くはありません。
ラベルのハートマークもプレゼントには良いじゃありませんか。

次回発注しようかなあ。価格もお手軽ではないのでたくさんは出ないと
思いますが、少しくらいはあっても良いアイテムでしょうね。

モスキートならぬ、「もう、好き~」と言ってもらえるアイテムかも
しれません。



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ブルゴーニュなのにマカロニウェスタン?

2012年02月28日 | ワイン ~2019年
ちょっと風邪がぶり返してしまった。

せっかく治りかけていたのにぃ。


どうやらまたもエアコンのせいだ。

タイマーを入れたつもりが作動しなくて、つけっぱなしで寝てしまい、
乾燥した空気の元で、こじらせてしまった。


うーーーん、私のような古い人間にエアコンは適さないのでしょうね。


ちょっとグズグズ。でもまあ発熱まではいかなくて、何とかなっています。





備忘録としてこのワインを書いておきます。風邪を引いたきっかけの時の
ワインです。






2009 シャンボール・ミュジニー(ブリチェック)
   (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、5千円台)


少しだけ試飲会から頂いたボトル。

M社の試飲会では現時点で一番美味しかったブルゴーニュです。
多分別の造り手のポマールの方がポテンシャルでは上回りますが、
2009年の良さを感じさせる味わいでした。


鮮やかなベリー系、チェリーやカシス、その奥に肉系の甘み。
ブルゴーニュとしてはしっかり濃く、旨味が溢れます。
きれいに昇華していくような美しさでした。


そこまでは良いのです。



ブリチェックですが、かつて変なオヤジが帽子をかぶって、まるでマ
カロニウェスタンのような?実にすごく怪しい裏ラベルを貼っていた
造り手で、ホントに真っ当なおっさんなのか疑っていました。

イメージとは怖いものです。今でもブリチェックのワインを飲むたび
に、西部劇で自分が狙われているかのようなハラハラ感?怪しいイメ
ージを感じてしまいます。



風邪をひいたのはきっとそのせいで、ズドンと彼の銃口の先の流れ弾が
私の鼻の奥を打ち抜いたのでしょう。
ブルゴーニュワインは完全なフレンチなのになぜかイタリアやUSAの
イメージが沸いてしまうのです。

なぜかブリチェックを飲むと頭の中が西部劇になるという変な感覚を
修正しなければなりませんよね~。


もう完全に風邪のため、何を言っているのか分からなくなってまいり
ました。


元気を取り戻してから、本場のUSAワインで迎え撃ちたいと思います。


本日は理解不能のためリングアウトでゴング!!!カンカーン


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温泉廃墟

2012年02月27日 | ちょっと怪しい
今日は風邪のためおとなしく養生しておりました。

おかげさまで風邪もだいぶ収まって、体温は平熱に。

ただ、昨日騒いだので喉は荒れたままでした。

もう歳なので酒飲んで声を張り上げる習性はやめなければ!と心から思います。


まあ、それでも今夜もデイリーワインは飲んでいるわけですが・・・。



さて、久しぶりにちょっと怪しいカテゴリーをいきましょう。



ここはかなり前にも取り上げたことがありますが、まだまだ健在でした。

小浜温泉内にある廃墟です。







電灯や木の枠、壁が渋いです。
入口の手前に浴槽らしきものがありました。





その扉の先には階段です。







そして隣の部屋の天井はこんな感じ。






ここでまったりとお茶でも飲みたいところでしょう。



廃墟って儚い人間の寿命よりも生き長らえるたりするところが味が
ありますね。

実はワインだってしっかりしたものなら、閉ざされた世界の中(ビン
の中で)で人の寿命よりも長持ちしたりします。


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ペコロスさん祝勝会

2012年02月26日 | Weblog
昨日は(もう一昨日か)38度程度の熱が出て、ズブズブ状態だったけど

何とかペコロスさんをお祝いしたかったので、がんばって回復いたしま
した。



このブログを初めて読む方には「ペコロスさん」って誰よ???

って思われるでしょうが、今、長崎好文堂で週間ランキング第一位に
輝いているベストセラー作家(漫画家、岡野雄一さん)です。
介護をテーマに書き、それが反響を呼んで売り上げも上がりました。


今日の情報では、何でも映画化のお話まであるそうです。
これはすごいことですし、個人的にもすごく嬉しい出来事です。

カフェ豆ちゃんにて、そんな祝勝会みたいな打ち上げ会でした。




まあ、その一席にて私もちょびっと演奏をしてまいりました。

心配した喉の方も何とかセーフ。人間やれば出来るものです。

トンコツ野郎の歌や初公開の新曲(飲兵衛さんの歌)もやって
まいりました。


もちろんペコロスさんご自身の演奏もあり、楽しいひと時でした。



いろんな方との出会いやお話を伺う中、刺激を受けまたがんばろうかと
思います。とりあえずはyoutubeに近々またアップいたしますし、個人的
にもライブをやろうかと思っています。





さて、余韻をさましながらも・・・また少しだけ飲んでいます。





マルベックという品種はメルロ種に似ているんだけれども、ややトース
ティーで、どこか焦げたイメージがあります。それがいいアクセントに
なって沁みてきます。

みなさんの心に沁みる曲、届くといいなあ。

まあ、とりあえずがんばるということで。


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試飲会二日目の疲労かっ!

2012年02月24日 | ワイン ~2019年
連続での試飲会でした。





I社はひとが少なめでゆっくりと試飲出来ましたが・・・・・


何せ前日の疲れが。



今回は低価格ものがとても良かったです。


たとえば、




このムスカデ(仏)。つややかできれいした。







定番のモンカロシリーズ(伊)はとても優等生で安定しています。
右側のワインも赤系フルーツがとても良く出ており美味しかった
ものです。


この他にもお手軽ものがいくつかあり、来週仕入れをいたします。

2日間で300アイテム以上はきつか~です。



ところで一泊したホテルの部屋の中、掛け布団がとても薄いので、
当然エアコンを入れることになるのですが、乾燥した空気の中で
眠り、どうやら風邪をひいたみたいです。


風邪は数年ぶりなのですが、見事に失敗してしまいました。


今宵は先ほど配達から戻りましたが、早く寝ることにします。

ワインバカなので風邪は引かないと思っていましたら・・・、
うーーーん、バカじゃなかったのかなあ。


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さて、ラーメンを食べたわけだが

2012年02月24日 | 美味しいもの
今回福岡で食したラーメンいきます。


まずは天神地区でお手頃なお店。

もう何度目?の「赤のれん」。





半チャーハン付きで600円はありがたいね。

ただ、麺はとても細くて、カップヌードルくらい。
しっかりと固めオーダーは必須。次回はバリカタいこうと思う。

前にも書いたのですが、スープはややタレが強め。そして油が多い。
メンマの風味が強い。

私の場合「油少なめ」で。その方がもたれないから。
チャーハンだって結構油あるし。




そしてもう一軒はこちら。


優しいラーメンを食べてみたくて探しましたよ。





「トキハラーメン」


ここはラーメンセットがお得。

650円でこれだ。






真ん中のまんじゅうの様なのは里芋の中にしいたけなどが入ったものに
あんかけになっている。


基本のラーメンはとても優しい味で、油もとても軽め。
コクはそれでもそこそこはあってちゃんと美味しい。
スープはきっと誰でも飲み干せるだろう。

その後、そんなに喉も乾いて困ることもない。
気の良いおじちゃんとおばちゃんが作ってくれる。
「へい、いらっしゃい!」と力強く掛け声のかかるタイプではなく
逆に脱力系の暖かい雰囲気で、また行こうと思ったくらい。

ただ、インパクトを求める方や、女性にはちょっとお奨めはしない
かなあ。平和な定食屋や昔懐かし渋い派にはバッチリでしょう。



まあ、そんなこんなの博多ラーメン。

さあ、明日はどっちだ?


そうそう反抗して、一度博多でちゃんぽんば食べてみたか~~~!


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行ってまいりました試飲会

2012年02月23日 | ワイン ~2019年
福岡へ行ってまいりました。


輸入元M社の試飲会です。


やはりここの試飲会は当たりが多いですねえ。
さすがです。人も多いです。賑わっていました。


印象に残ったいくつかを備忘録を兼ねて書いておきましょう。






イタリアの「マッキオーレ」はやはり素晴らしかったです。


写真右側のお手軽バージョンでもその良さはすぐに分かります。

心浮き立つような高揚する香りと味わいはさすがです。

写真左側の「パレオ・ロッソ」(カベルネ・フラン種)は1万円とお高い
ですが、本当に美味しい!まろやかで甘美。



あと当店にも在庫しておりますこれ。





レキリブリスタ 赤(スペイン)はやはり良い!

濃いだけではなく美しく、この価格にして美学を持ち合わせています。





一番ハッと時間が止まったワインはこちら。





名人「ダル・フォルノ・ロマーノ」によるアマローネ。レチョートタイプ。


やたらと甘いのですが、ハッと時を止め、息をのむほどの美しさ。
これにはやられますが、価格もハーフサイズ375mlで写真の価格ですから
(これは税抜きです。税が加わります)価格にもやられます。

ホント、彼のワインはひれ伏すような圧倒感があります。

天才ダル・フォルノ・ロマーノさんは世の中のいろんな絵画や彫刻、映像など
目に映る芸術作品を、圧倒的ヴォリュームで知っているのではないだろうか?
と思えるほどです。彼は美学の何たるかをきっと分かっていてワインで表現
しているのかもしれません。






面白いとこではこれが出ていました。





幸うすいワイン(クリック)として書いてしまったワインです。


ヴィンテージは1年新しくなりましたが、相変わらず「幸うすかった」



しかし、総じてこの輸入元のレベルは素晴らしくて、現在日本一売れている
かと思います。ワインの最大手と言えるのでしょう。ハズレを引きたくなけ
ればM社のものを選べば、高確率というか、リスクは格段に減らすことが出
来るでしょう。


2日連続で試飲会でしたので、また詳しくお伝えします。
2日間で300位アイテム以上試飲するという恐ろしい事態でしたが、ぼちぼち
と気になるお話をしてみたいと思います。
もちろんラーメンも食べましたし・・・ね。


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多分、一気に300アイテム!?

2012年02月21日 | ワイン ~2019年
本日は試飲会で福岡へまいります。


なんと2日連続の試飲会です。


M社が130アイテム程度。翌日のI社は170アイテム程度。
さらに22日にはE社の試飲会(60アイテム程度)も開かれるらしい。


M社とI社だけでも約300アイテムかあ~。

相当ボロボロになるか?と思いますが、美味しいワインを
求めてがんばってきます。


ところで福岡で1泊するのですが、ネットはパソコンでしかやらないので、
ブログが更新できません。というか頭の中がワインでぐちゃぐちゃになりそう
なので、ネット出来ても書けないかもしれないですね。
なに?ラーメンネタなら書けるだろうって??? アチャー


戻りは明日夜になるかと思います。



家内(ワインアドバイザー)がおりますので、美味しいワインはしっかりと
お奨めできます。よろしくお願いします。



ところで嬉しいニュースがありました。

岡野さんの個人出版「ペコロスの母に会いに行く」が長崎の好文堂書店で
売上ランキング一位になっています。

なんかすごくないですか!!!

きっと同じ介護を抱える人達からの支持の表れだと思うんです。
このまま全国区へ、と願っています。


さあ、私もしっかりと飲兵衛さんしましょうね。


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湯治なのですよ

2012年02月20日 | 美味しいもの
寒い日の休日は温泉が恋しい。


そんなわけでまた小浜温泉へ。


本日はこのお店へ突撃。





小浜のバスターミナルと同敷地にある「ニュー小浜」。

一見喫茶店ですし、かつてここでミルクセーキをリポートしたこともあり
ます。本日はちゃんぽんとトルコライス。





ちゃんぽんはねえ・・・まあちゃんぽんです。
特にどうということもないし、小浜ちゃんぽんの特徴が特に出ているとも
思えませんでした。


こっちの方がすごかった。





トルコライス。

まず量がやたらと多い!
チャーハンに近いスタイルのぐっと盛られたピラフ・・・やっぱりチャー
ハン? カツはとても細切りで、カレーソースがかかる。
そしてスパゲティーはごはんと比べてかなりの少量。サラダは意外とあり
ました。とても面白い組み合わせでした。



メニューで気になるのがこちら。






「ハンバーグスパゲティ」と「ナポリタン」のふたつ。


“ナポリタン、何げに旨そうでねっ?”って思いましたが、これは宿題に
します。


最近小浜温泉に通い詰めているので、また行くことでしょう。
千々石町の「げんこつ家」がいつも休業しているので、逆にいろいろと
食べ歩きします。(日曜日だけなのだろうか???)


で、肝心の温泉ですが「旅館ゆのか(クリック)」さんへ。


ここの売りは屋上の露天風呂。






こんな感じで、小浜の海を見下ろしながら最高のロケーションですが、
何せ寒い! 何と言っても寒過ぎる!!!
ちなみに眼下に見えている湯気と小屋みたいのものは「日本一長い足湯」
です。(足湯だけなら無料ですよ)



根性のない私は2階まで降りて、屋内にある大浴場へ。





ほとんど独占状態でゆっくりと入浴しました。


入浴料は500円でアメニティもちゃんとしていて良かったですよ。

もう少し暖かくなったらこの屋上露天風呂もありかなあ。


ただ、温泉効果は案外早く冷めたので・・・どうでしょう???
多分加水してあったのかなあ。
まだまだ他の所にも「立ち寄り湯」をしてみましょう。
ちゃんぽんやら食べ物の宿題もありますから、いろいろと楽しめそうです。


なお、長崎市内からですと4~5時間あれば、十分に往復と食事、入浴が
楽しめることでしょう。


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ラテンJAZZのすごさ

2012年02月19日 | 音楽
たま~の音楽の話題です。


最近はラテンJAZZを聴いています。


youtubeで地球の裏側のいろんなのが見ることが出来ます。
この時代に感謝でしょう。


中でも超絶技巧、リズムの鬼の「ミシェル・カミーロ」とか聴くと鳥肌ものです。
20年くらい前に知って以来CDを数枚買っていました。

例えばこれ。(クリック)


反則ですよね。

こんなのを見てしまうと自分なんか10年どころか100年早い!と思ってしまいま
すが、これだって同じ人間なのだからすんごいですよね。


ご興味がある方はyoutubeで「michel camilo」で検索をかけるととんでもない
世界へ行けることでしょう。
ふと、「今までやっていた私の音楽って何なんだろう?!」って思う方も
いらっしゃるかもしれません。



でも、人間は世界に同じ人はいなくって、michel camiloのようにすごくなく
てもちゃんと生きていけるものです。




そんな私にもささやかに新曲が出来ました。

とても相手にはならないけど自分しか出来ない曲。

でもそれでいいや!と思う。

今年に入って2曲目なのでいいペース???

あまり無理しないでいこうかと思います。


飲兵衛さんの歌です。でもちょっとだけカッコ良くて、JAZZっぽさのある
(というかJAZZですが)酔っぱらいの気まぐれ的歌です。
アドリブ部分も多いかなあ。実は私の曲はたいてい意図的にアドリブ部分を入れ
てあります。(何をやるか決めていない即興演奏部分)ライブ感を出すためです。


2/25のカフェ豆ペコロスさん展の打ち上げライブでやるかどうか、間に合うか
どうか?思案中です。まだ馴染んでおりません関係で。


練習すればいいのですが、その直前に試飲会が重なるのでどうなんでしょ!


上手くいけばお披露目も出来ます。

ということで「michel camilo」でもお聴きいただき、ぶっ飛んでください。

J-POPだ、K-POPだ言ってるのが恥ずかしくなること請け合いです。

もちろんこの他にもラテンのものすごさはあって、地球の裏側で、私たちと
違う感覚を当たり前のようにやっているので、とても面白いと思います。


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ブルゴーニュの村名人気度

2012年02月18日 | ワイン ~2019年
先日から新しいワインリスト配信いたしましたが、その中から受けた
ご注文ですが、私の予想を超える偏重な傾向にありました。

実はかなりシャンボール・ミュジニーに偏っていたのです。

やはり「ブルゴーニュの美」を求めようとするのなら「シャンボール・
ミュジニー」は素晴らしい選択であるといえるでしょう。

私も反論の余地はありません。確かにシャンボールのワインでアル中に
なっても本望です。




村名の赤としての一般的人気予想は

1 ヴォーヌ・ロマネ
2 シャンボール・ミュジニー
3 ジュヴレ・シャンベルタン

4位以下は難しいですが、

4 ニュイ・サン・ジョルジュ
5 アロース・コルトン
6 ヴォルネー
7 ポマール


みたいな感じではないでしょうか?????
違いますかぁ。




まったくの私個人的好みとしては

1 シャンボール・ミュジニーorヴォーヌ・ロマネ

3 アロース・コルトン(ほぼ特級に偏ってしまう傾向)

4 ポマールorヴォルネーorニュイ・サン・ジョルジュ

7 ジュヴレ・シャンベルタン(良くてあたりまえだから)


なのかなあ・・・

でも案外、ボーヌもサヴィニーもショレもシャサーニュもサントネーも
オーセイ・デュレスやモンテリーですら愛らしくて良いですよねえ。

どれを選べと言われても、そう簡単な選択ではありません。




みなさまはいかがでしょうか?



なになに、マランジェ、メルキュレ、ジヴリーが良いって???

ブルゴーニュワインの面白さを垣間見る思いですよね~。








それはともかく、今夜はこれ。






2010 ガンマ CS
  (チリ、カベルネ種、赤、千円程度)


イチゴ、カシス、チェリーなど赤系のピチピチした若いフルーツの香り。
サロンパスや革、肉系も。


味わいはオーガニックなのでナチュラルさを失いません。
濃いですが、とてもしなやかさがあって主張は優しい。

でも奥の方にはしっかりとした部分もありつつ、カベルネ種独特の
明るさ、華やかさも持っていて、価格の割りに優れたワインでしょう。
デイリーとしてとても良い感じではないでしょうか。
新たに定番としたいくらいの出来です。


ブルゴーニュの宿題もまだあるのですが、それはぼちぼちといきますね。

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携帯の透明保護シール

2012年02月17日 | ワイン ~2019年
携帯電話の画面のキズ防止のための透明の保護シールというのを
買ってきた。



この作業は生まれて初めてだ。


張ればよいものと思っていた・・・思っていた・・・思っていた。



何か小さなほこりとかゴミが付着していたようで、きれいに張れなかった。


画面にゴミがあるところは空気が入ってしまい上手くいかない。


では今度はそのゴミ取ろうとして、一端シールを剥がして、取るのだけれ
ど、シールの方にもゴミが付いていて、それを剥がそうと格闘していると、
もうシールはボロボロ状態。

張ってもキズだらけで・・・・・オーマイガー!


なんだこれはぁ・・・!



張る前よりかなり汚くなってしまった。

しかも100円ショップで買って来たので、実際は105円以上の損失。


もうボロボロで人に見せることすらためらわれるような・・・

買い直して、もう一度チャレンジせねばなりません状態!

ホントにドジな私でございます。




さて、そんな今夜はこれ。






2010 タマヤ(TAMAYA) カルメネール
  (チリ、カルメネール種、赤、千円未満)


デイリーの試飲です。
香りは少し褐色の土を思わせるほこりっぽさ。プラム、フランボワーズや
イチゴ(ヘビイチゴ?)、キノコやターメリックやシナモン、土っぽさ。


味わいは濃いめでまろやかな果実味とスパイシーさ。決してとげとげしくは
なく、上手にまとまっています。ちょっとだけクセはあるけど、個人的には
好きだなあ。そうそう、ちょっと苦めのコーヒーっぽさも。
美味しいと思います。これは採用します。

次回輸入元の仕入れの時に一緒に入れましょうね。


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ペコロスさんの漫画とカレーは泣ける?

2012年02月16日 | Weblog
本日は新しいワインリストを配信いたしました。


ご興味のある方、読んでみたい方、多分買わないけど、とりあえず冷や
かしでも読んでもいいよって方々、このブログの右側、ブックマークに
「当店への入口です」とありますので、そこからメールアドレスが書い
てあります。お問い合わせいただけましたら幸いでございます。





さて、先日「カフェ豆ちゃん」に行ってきました。


「岡野雄一 まんが展」(クリック)が開催中です。







こんな感じで展示されています。

ペコロスさん(岡野さん)はとても面白い方で、漫画家で音楽もやる
というハイポテンシャルな方です。還暦を過ぎてもそのパワーは衰える
どころか、むしろパワーアップされています。

何でも長崎の好文堂書店の週間ランキングで2位だったらしい。


今、売れに売れている時の人です???よねっ。
全国に知れ渡ると嬉しいんですけどねえ。


もちろん私も1冊購入いたしました。
自費出版なので部数も残り少ないとか。お早めがいいでしょう。





さて、久しぶりにこれ食べました。





「ランドール」のカレー。


ビジネスセットというのが量が多くて食べ応えありました。

「辛さは?」と聞かれ、思わず「じゃ、2倍を」と言ってしまいました。

2~3倍くらいがちょうどいいと思いますが、辛いのが得意でない方は、
普通の辛さをお奨めします。(それでもある程度は辛いです)

懐かしいです。そしてやっぱり好きだなあ。
また行きたいと思いました。


カレーもペコロスさんの漫画も、どちらもきっと泣ける味でしょう。


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ワイン通に見せる方法(ちょい長文)

2012年02月15日 | ワイン ~2019年
本日(もう昨日か)はバレンタインデーでした。


いろんなつぶやき(Facebookやミクシイ、ツイッター等)でチョコもらった!
みたいな世間の殿方の情報が多かったですね。



さすれば、ワインマニアならばどんなワインがいい?


と考えはするのですが、ボルドー、ハートマークの「Ch・カロン・セギュール」
じゃ、今さら芸がない!



そこでこれ。






「ヴァレンタイン・ヴィンヤード」(USA)のカベルネ・ソーヴィニヨン!

これならいかがですか?フレンチ、ボルドー一辺倒から脱却できますかねえ。





さてさて、今夜は悠長な暇はなくて新しいワインリストに完成に向けて猛烈な
ラストスパートでした。



やっと何とか完成を見ながら・・・それでもまだちょっと迷っていたりします。

でもどこかひと安心。


そんな今宵はヴァレンタイン・ヴィンヤードではなくて、これです。
(ヴァレンタイン・ヴィンヤードは後日飲みます)







2009 フィサン(エルヴェ・シャルロパン)
   (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、2千円台)


香りはチェリー、イチゴの赤系ベリーが支配的。あとは古木、ワックス、
寝かせた肉、仁丹なども僅かに。


味わいは若い果実味の中に肉系の旨味。意外と酸が強い。
結構なことだけれど、現時点で多くの方はやや酸っぱいと言うだろうな。

タンニンもしっかりとあって、数年後にベストバランスになるでしょう。
多分古樽使用で、あっても新樽比率はかなり低め。古木の風味がします。

ただ、エキスとして芯の部分の強さはあまり感じないので、それほどすご
い寿命はないでしょう。3~5年後くらいまでが一番美味しいと推測します。

採用は微妙に難しい???



上の「フィサン」とは村名です。「Fixin」と書きますが、フランス
語ではX=SSなので「フィクサン」よりも「フィサン」となるのです。


これをショップで発音すると「こやつ出来る!」と店長さんや店員さんが
警戒すること間違いなし。


あと「シャンボール・ミュジニー」(村名)を略して「シャンボールはねぇ」
とか・・・

「ピュリニー・モンラッシェ」を「ピュリニー」
「シャサーニュ・モンラッシェ」を「シャサーニュ」

さらに「ジュヴレ・シャンベルタン」を「ジュヴシャン」と略された日にゃ・・・
お店は恐れおののくことでしょう。


この技はレストランでも恐ろしく通用するので、「ジュヴシャンでなにか
美味しいのありますか?」とか聞くと、一発でワインマニアとして見られる
ことでしょう。


・・・でもその勢いでソムリエさんが「ジュヴシャンならデュガのグリオット、
ジョセフ・ロティのシャルム、フェヴレのクロ・ド・ベーズとかルソーのクロ
・サンジャークがございます。いかがいたしましょう?」とたたみかけられても
上手く切り抜けてくださいね。

適当に頷いて超高価なワインを飲む羽目になっても私は知りませんよぉ。


通に見られるためには多少のリスクも「諸刃の剣」として覚悟しなければなら
ないのです。


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飛び出さずにはいられない!

2012年02月14日 | ちゃんぽん探索
ただいま新しいワインリストを制作中です。がんばっております。

明日か明後日くらいまでには配信できる予定です。

よろしくお願いいたします。




さて、昨日のこと。


寒いので通っています・・・それは温泉!


日曜日に行ってまいりました。



まずは千々石町のげんこつ家でラーメンを。


・・・・・やはりお休み。orz


復活したはずなのに、何があったのだろう?
(2回も振られた。やはり電話してから行こう)


もうこうなったら「小浜ちゃんぽん」しかないなあ。



初めてのお店へトライ。






「心」という小浜の温泉街のちょい手前側(長崎方面から行くと)にある
有名店です。ここは結構お客さんが多くてビックリしました。


出てきたちゃんぽんはこちら。





スープはやや軽め、優しめでパンチには微妙に欠けました。
麺が長くて、エビは殻付きではありませんでした。
(ますます小浜ちゃんぽんの定義が分からなくなる~)


その後、「雲仙荘」へ。

「雲仙荘」といっても小浜町にあって、そして「荘」といっても結構大きな
ビルなので・・・・・紛らわしいですね。


入浴料は500円。

良いところはドライヤーも石鹸、シャンプー、ロッカーなどもしっかりと
あって、さらに露天風呂あり。そして源泉を薄めず温度を下げて(小浜
温泉は日本一温度が高い。100度近くある)、いるのがとてもありがたい。



ただね、バイクで行ったので、帰り道ですっかり冷めてしまうのは難点。
車だったら良いんだよなあ・・・。



寒いの我慢して、温まって、そして冷えて帰る。

3時間以上も運転して疲れる。


それだったら、最初から家でおとなしくしてた方がいいじゃない???


と思うのだけれど・・・天気が良いと空の蒼さに呼ばれて飛び出したく
なってしまうんです。これはどうしても止められません。
家の中にじっといるのは嫌いなんですよぉ。


帰りの風景を一枚。





正面に見える山が雲仙です。飯盛町の段々畑からの風景です。




早く暖かくなれ!と願う毎日です。


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