L L（エル）カレー

築町にある「カレー店　L L（エル）」へ。

最近出来たお店でネット上の評判も良いようなので出撃。

一度は食べてみないとね。

 

 

メニューです。

悩んだけど、まずは一番最初に書いてあるのが看板メニュー。

ということで「赤ワインビーフカレー　600円」にしました。

 

 

きたよ～。

この価格でオニオンコーンスープとポテサラが付いているのは秀逸でしょう。

甘さ、フルーティーさちょっと蜜っぽさもあり美味しいです。

ただ、私が求めるスパイシーさではなく、多くの方が大好きな味わいだと思います。

親しみやすい。

 

辛くしたいのでしたら一味をかけてくださいと言われました。

半分くらい食べてから一味をかけてみます。（たいして辛くならない）

そのままオリジナルの味わいの方がバランスは良いですね。

次回は違うカレーを食べてみたいと思います。

 

 

ワインはこれを。

サンクリスピーノの500mlパック。

すご～くお手軽に飲めてしまうのでついつい・・・

先日から立て続けに飲んでました。

ただ、仕事をしながら（ワインリスト書きとか）だとやっぱり仕事が出来ませんねえ。

いくら好きと言ってもそこは別にしないと。（笑）

 

さあ、明日は山形戦。Ｖ・ファーレンはやってくれると思います。

祝杯の準備をしておこう。パックでなくてちゃんとしたのを飲むぞー！

 

穴場のシーズン

まずゴールデンウィークの営業案内です。

日曜日以外は5/5（木祝）のみお休みします。本日4/29（祝）も営業中です。

あとは平常通りです。連休中のワインよろしくお願いいたします。

 

 

長崎名物のひとつ・・・と言えば、「茂木びわ（枇杷）」。

 

いよいよ出荷が始まりました・・・が、まだまだ出回ってはいません。

ハウスものがほんの少しって感じです。

実はそんな時期に掘り出し物がある。

 

それはね、こちら。

 

実はデコポン（不知火）ね。

 

本来は熊本県産の品種なので、他県では使ってはいけないと聞いたことはあるのだけれど、

「デコポン」の名称は一般的に浸透しています。

 

茂木、大崎町、千々町などへ行くと、格安の販売所があって、お安く入手が出来ます。

こっそりとこのブログをお読みの長崎市民の方へはお知らせしておきましょう。

私的に茂木～大崎町～千々町を巡る道を「ビワ街道」と呼んでいます。

こちらの無人販売所で100円で販売されているみかん、デコポン、そしてもうすぐ、

本格シーズンになるとビワが素晴らしいのです。

 

 

ビワも初ものですが買ってみました。

まだハウスもの。「早生種」。これで200円。

ちゃんと美味しかったです。

私の大好きな「夏たより」はまだまだでしょうか。これからが楽しみです。

 

 

マドゥバニの夜営業、ラストチキンカレーを食べました。

 

よく味わっていただきました。いつかはまた食べられるかもしれませんが、それはまったく分かりません。

やはり定食が一番好きですが、これはこれでしっかりスパイスが入り、食道がスッキリとする

感覚があります。

 

最近カレー店がいろいろとオープンしていますね。ただ、本格スパイスカレーなのかな？？？

ぼちぼちと食べ歩きます。とりあえず一度は食べないとね。

 

 

リスト配信-3匹の子ぶた-M・トリノPN

本日は新しいワインリスト5・6月号を配信しました。

A4用紙2枚分です。店頭にも置いておきますが、読んでみられたい方はご連絡お願いします。

添付ファイルが読めるメールアドレスにて配信します。facebookのメッセンジャーでもいけます。

よろしくお願いいたします。

 

 

さて「3匹の子ぶた」へ。

ランパスは1ヶ月伸ばして5/27まで延長されています。

 

オーダーはもちろん広島風お好み焼きで。

目玉焼きトッピングしてみました。

 

割りまーす！

いつもながらの安定の美味しさ。

550円はありがたいけど、もう使うのは気の毒だ。

店主も気の良い方で、3つ目のスタンプは押しませんのでまたどうぞ、と言ってくださる。

だからこそ普段の利用が大事なんだね。私もお店やっているのですごくわかります。感謝。

 

 

今夜はこれ。

2020　ミシェル・トリノ　ピノ・ノワール

　　（アルゼンチン、ピノ・ノワール種、赤、千円未満）

 

軽いピノが飲みたくて選びました。当店の定番です。

優しく明るく、軽やかできれい。相変わらず美味しい。

このヴィンテージも少しだけ落ち着きが出てきました。まだまだ熟成して美味しくなりそうです。

現時点では若く果実味主体の状態。2年くらい先が一番良いと思うんだけどその頃には

このヴィンテージは当然なくて、2022年ものが溢れています。そんなものだよね。

 

 

Ｖ・ファーレン長崎も昨日はめでたく勝利。

まだまだだけど、今年のつまずきで、チームとしての問題点が逆によく見えてきたことと思います。

いろいろと修正するところ、強化するところ、立て直していただき2位以内を目指して欲しいです。

このままではずっとは行けないと思う。もっともっと守備の強化と、たたみかけるような攻撃力が欲しい。

 

 

レトロな国分町探索その2

昨日の続きです。

「レトロな国分町探索その1」はこちら（クリック）で。

 

長崎市国分町は海沿いゆえに造船所があります。

今もありますが、かつての旧造船所跡もあります。

 

こちらは三上造船所跡。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もう何も残ってないですね。

 

 

 

そしてこちらが長崎造船所国分工作所跡。

資材がいっぱい残っていますが、稼働はしていないようです。

道路から見下ろせます。

 

 

通り道の駐車場になったところでさえその跡が残ります。

 

巻き上げ機でしょう。

かつて造船大国だった日本の？その跡は、今でもひっそりとその時を語ります。

もしかしたら世界遺産になりそびれたものがあるかも？です。

 

2日にわたりお伝えしました国分町。ここは世界遺産のそろばんドックとともに回ると

シブい時間がまったりと楽しめることでしょう。

あと写真は撮っていませんが、国分町の石碑とか国分氏の石像とかもあり面白いです。

 

普段バイクで走るのですが、この界隈は速度を緩めて、どうかしたら立ち止まりながら、

ゆっくりと通ってしまいます。そんな魅力の場所です。

 

 

 

レトロな国分町探索その1

このブログで隠れファンが多い「マイナー探訪」のコーナーです。久しぶりです。

カテゴリーにありますので気が向きましたら覗いてみてください。

 

本日は長崎市国分町といえばご存じでしょうか。

戸町のトンネルが出来る以前は、海沿いのこちらを通るのが旧道でした。

小管修船場跡（通称そろばんドック）から南方向へトンネルが通っておりますが、

そちらへは入らず、旧道の海沿いに進みます。

Mapはこちら（クリック）。

 

するとこんなバス停があります。

「戸町番所跡」

かつてはここに番所があったわけです。

 

この石垣は昔のまま残っていますね。

この階段を登ってみましょう。

 

 

数十段の石段を上るとこちら。

今はもう何も残っていません。でもここに番所があったのです。

かつてはもっと南部の深堀町や野母崎方面で船による交易があり、そのため多くの人が

行き交った場所なのでしょう。

 

 

さらにこの国分町には昔ながらの町屋らしき跡が今も残っています。

 

 

かつては遊郭もあったとかいう話も。

 

 

トンネルが出来て人通りが寂しくなった現在もひっそりと昔の光景が息づいています。

 

こんな光景はシブいです。

 

 

水産庁水産研究所跡です。

 

 

現在は使用されていません。

 

世界遺産の「小菅修船場跡」（そろばんドック、クリック）を見てから国分町に寄ると良いでしょう。

中心部からそう遠くないしシブい散策が出来ると思います。

国分町はまだご紹介したい写真がありますのでその2をまた書きます。

 

 

政-Ch.サントバルブ

ラーメン家　政へと行ってしまう。いつものことだ。

 

今日は普通のラーメンだが、海苔をトッピング。

 

何にも見えない！？

 

中はもちろんちゃんとラーメンがあるんだ。

ごはんに巻いて食べてそのままスープを流し込む。

これが良い。

海苔10枚はなかなかのボリューム。

 

もちろん完食完飲。

ごちそうさまー。横の方でも海苔トッピングのお客さんが二人ほどいた。

人気なのだろう。これは家系ラーメンではとても魅力的。

九州豚骨ラーメンでももっとやるべきだと思っている技だね。

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

2016　Ch.サントバルブ

　　（仏、ボルドー地区、メルロ種メイン、赤、2千円程度）

 

香りはプラムやブラックベリーなどのフルーツに、日陰の植物、井戸の苔、奥の方から

獣臭、漢方やスパイスなど。

 

味わいはとても凝縮しており、ボディもしっかり。タンニンはかなり多めで当たり年の

2016年らしさがあり、酸味もやはり若くてこちらもしっかり。

1年ほど前に飲んでいますが、今でもまだ若い。（笑）

これってやはり偉大な当たり年のせいでしょうね。この年のボルドーはすごいです。

時間が経つとほんの少しほぐれてきますが、寝かせるともっと美味しい表情を見せてくれるでしょう。

ポテンシャルの高さゆえです。2日目に期待しましょう。

 

 

今年も冷麺スタート-リンガーハット

近所のリンガーハットへ。

 

新発売された冷麺、いや、冷やしちゃんぽんを食べたいじゃない。

これなのさ。

梅肉というか、梅とシソは私の大の苦手なので、麻婆茄子ちゃんぽんいくのさ～。

 

きたよ～。

twitterでリンガーの記事をリツイートするとギョウザ3個が付いてくる。

紙エプロンも付けてくれるのはすご～くありがたい。

そして花椒オイルもビンごと。

 

いただきま～す。

良いルックス。そしてこれは、いや～～～名作だね。

 

 

しばらくバリバリと食べ進め、少なくなったら花椒オイルをバリバリと入れてみる。

さらにギョウザに付いてくる柚子ゴショウも添えるとさらに良し。

素晴らしい。

 

ごちそうさま～。

見事に完飲、完食！

これからの季節、このメニューは嬉しい。さあ、今年は何回食べられるだろうか。

案外数週間で消えてしまうこともあるので食べられるうちが花だね。

体重計と相談して、余裕がある時は麺を増量して食べようと思います。

 

 

ワインはこれで。

何げない時、このワインが大活躍。

たいして美味しくはないけどちゃんと飲める。（笑）

 

 

今しがたＶ・ファーレン長崎の新潟戦を見たけれど・・・orz

新潟の至宝、本間至恩選手に見事にやられましたねえ。

まあ、負ける時もあるさ。

次は水曜日、水戸戦だ。こちらは勝つでしょう。ここから無敗記録だ。

 

 

レッドランタン-酸辣湯麺-ソモス

やって来たのは出島ワーフ。

 

ここは居心地が良い。のんびりと長崎港を目の前に。

 

かつてこの辺りは倉庫群があり、子供の頃はよく遊んでいました。

このお店のある場所は海。つまり埋め立て地ね。

 

お昼時はお客さんも多い。

 

 

本日のランチメニュー。

酸辣湯麺ゆず胡椒風味。　ここにピンと来た！

 

 

きたよ～。

色は意外とあっさり。

とろみがあってなかなか冷めない。酸味もある程度。辛味は食べ進めていくと徐々に蓄積かな。

もちろん大したことはない。細麺は意外と量があって満足。それを食べ終えた後に鶏めしを丼に投入。

・・・メチャウマ～！　なかなか美味しい。

楽しいお昼ごはんでした。

 

 

 

ワインは2日目。

2017　ソモス　クリアンサ

　　（スペイン、CS種メイン、赤、2千円程度）

 

少し落ち着いてきてカベルネの華やかさがきれい。

骨格のあるしっかりした美味しさ。

お奨めいたします。

 

円安が加速しています。以降輸入ワインはどんどん価格が上がるでしょう。困った。

現在庫があるうちは現価格で出していきますのでよろしくお願いいたします。

 

 

自宅カレー-ソモス クリアンサ

大人しく自宅カレーで。

今回はとてもスパイシーに仕上がった。リンゴとポテトとチキンを乗せる。

リンゴ（フルーツ）が良い仕事。なかなかだと思う。

 

さて、ゴールデンウィークの営業日程ですが、日曜日はお休みです。

4/29（金、祝）は営業します。

5/3～5/5はどこかで1日だけお休みしたいのですが、もう少しお待ちください。

考え中・・・のんきですねえ。（えーっと、Ｖ・ファーレンの試合はないんだっけ）

 

あわよくばその前日夜に少人数（5、6人くらい）の飲み会をしたい。

まだ無理かなあ・・・。こっそり秘密のすごいワインを飲む会だね。

それより先に5月号のワインリストを作らなきゃいかん！がんばります。

 

 

さて、今夜の試飲はこれ。

 

先日の福岡の試飲会で選んできたワインです。

 

2017　ソモス　クリアンサ

　　（スペイン、CS種メイン、赤、2千円程度）

 

セパージュはCS82％、シラー13％、メルロ5％。

香りはプラム、カシス、ダークチェリーなどのフルーツにコショウ、ミント、肉など。

 

味わいですが、開けたてはカベルネの硬さが出ますが、ゆっくりと穏やかにタンニンの

細かさが出るようになり、優しくなってきます。カベルネらしい華やかさを持ちつつ、

少しだけ熟成で角が丸くなってきてシルキーとまではないけれど、柔らかなラインも

現れ始めています。アフターも明るさと旨味が残ります。陽気なイメージ。

カベルネ好きにはとても良いワインでしょう。

 

入荷してきましたので再試飲しております。スペインなのにボルドースタイル（仏スタイル？）

で美味しいです。ぜひお試しください。

 

 

オールウェイズ-ニコロ＆パラディ

麺也オールウェイズ本店へ。

 

今日はつけ麺、熱盛りで～。

ホントはトマトつけ麺が一番好きなのだが、長与店しかやってくれない。

仕方なく普通のつけ麺。もちろんこれでも美味しいけど、どこか心残り感。

長与町まで通う時間はさすがにないなあ。

私の場合普通のラーメンだとスープまで全部吸ってしまうので油分、塩分を取り過ぎます。

その点、つけ麺の方が健康には良さそうではある・・・かな。

 

 

ワインは2日目。

NV　ニコロ＆パラディ　トラディション　ブリュット

 

2日目でも泡は元気。もちろん開けたて程はないけどちゃんと飲めます。

とてもエレガントで心も弾みます。これからだんだん暑くなってくるので

シャンパーニュが美味しくなる季節でしょう。

 

さて、この季節と言えば個人的には将棋の「名人戦」から目が離せません。

abemaTVたくさん見ることになりそうです。もちろんいくら観戦しても、

まったく棋力の上達はしません。スポーツ観戦と同じ～。（汗）

 

 

天領寿司-ニコロ＆パラディ

長崎市古賀町にある「寿司割烹　天領」（天領寿司）へ。

 

最近ネット上でもよく登場しています。

みなさんその美味しさとコストパフォーマンスの素晴らしさに足を運ばれているのでしょう。

 

 

やはりこれを。

海鮮丼です。1100円。

 

目くるめく海鮮の世界。

刺身の切り身をいっぱい乗せている丼も見ますが、こちらのは角切り状になります。

しかしその方がいろんな味わいが色とりどりに押し寄せてくるので、口もビックリ！

食べながらとても楽しい。

うちから遠いのだけが難点であまり行けないのですが、たまには贅沢したい。

 

 

さて、Ｖ・ファーレンが勝利したので祝杯を。

今夜の試飲はこれ。

 

NV　ニコロ・エ・パラディ　トラディション

　　（仏、シャンパーニュ、白泡、4千円程度）

 

よく熟した黄金の色合いに、香りは熟したリンゴ、ブリオッシュにトースト、

イースト酵母や蜂蜜など。

 

味わいは熟した果実味が圧倒します。ピノ・ノワールが70％なので、ボディやコクは

それなりにあり、きめ細かい泡も楽しい。とてもゴージャスなので夜の時間も輝きます。

来客時などにお出しすると、華やかでとても喜ばれる味わいです。

 

当店には格安の2千円台のシャンパーニュがあるのですが、やはりもうちょっと千円くらい足して

こちらを飲むと「やっぱり違うね～」と感じます。次回のワイン会ではこれか、もっと良いのを

使うことにしましょう。

 

いや～、シャンパーニュは良い。素晴らしい！

人生を彩って幸せをくれます。シャンパーニュを開けた数はその人の幸せの数。

なんて言われるのですが、良いことがあって開けるのも良いのですが、

シャンパーニュを開けること自体がすでに幸せなことなんだねと思います。

 

 

惜しまれる慶華園-Ch.ミール・レタン

長崎市麴屋町にある「慶華園」へ。

 

ここは何でも美味しい。

 

 

何度か利用させていただいた老舗なのですが・・・

2022年5月25日にて惜しいかな閉店となるようです。

 

そんなわけで、ぜひ一度は食べておきたいメニュー、スープうどんを。

 

きたよ～。

麺はチャンポン麺。スープも基本的にはそうでしょう。

しかしたくさん入ったシイタケ、豚肉、タマネギがちゃんぽんとは違う風味に変えます。

落ち着いて、しかも美味しさたっぷり。なるほど、良いですね。

 

そして炒飯もすごく良い。家庭では出ない何か？が使われているみたい。

ただ価格も上がっていて、このご時世、どうしようもないと思います。

ましてやこのお店は丁寧に作られるので誤魔化しようもないし、原料費の高騰も

閉店のひとつの要因かもしれません。残念ですねえ。

5/25までですので、また食べたいと思います。

 

 

さて、2日目のワイン。

2017　CH　ミール・レタン　レゼルヴ

　　（仏、ムールヴェードル種など、赤、千円台後半）

 

かなりまとまってきて、良い表情になってきました。

媚びない漢のワインといった風情。初日の突き刺すような味はまろやかに、そして旨味は

出ています。2日目が好きですし、ワインの良さも出てくるので置いても良いような・・・。

ここは難しいので考えましょう。

 

 

Ｖ・ファーレンもかなり良くなってきました。

次戦の新潟戦を凌げれば連勝街道、不敗街道を突き進めるかも？という淡い期待を

持っているところ。

 

 

ビビン麺-CH.ミール・レタン RSV

自宅にて大人しくビビン麺。

 

まぜまぜしていただきました。

だんだん暑くなってくると冷たい麺が良い時期になるね～。

もちろん、辛いの入れます。

 

 

それと生まれて初めて飲んだもの。

野菜ジュースなるものです。今まで野菜は食べるけどジュースみたいなのって一度たりとも

経験がなかったのさ。何てことない味でした。　記念に1枚パチリ。（笑）

 

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

2017　CH　ミール・レタン　レゼルヴ

　　（仏、ムールヴェードル種など、赤、千円台後半）

 

かなり濃い色調。香りはプラム、ブラックチェリーなどのフルーツに甘草、インク、

スミレやスパイス、漢方、エステルなど。

 

味わいは濃厚で開けたては突き刺してくるような刺激すらあります。しかしゆっくりと

飲み進めると、奥の方から濃いなりにまろやかでまとまったポテンシャルが出てきます。

しかしやはり相当タンニンもあり、焦点の定まった味わいであり、初日には突き刺した感じは

出てくると思います。ただ、本質的にはすごく良いワインであることがわかります。

 

問題はそこへいつ到達するのか？ということでしょう。2日目に期待しながら半分を残して

やめたいと思います。

 

 

ちゃんぽん探索-康楽-Ch.グリヴィエール

美味しいちゃんぽんが食べたくて、長崎市本石灰町にある「康楽（康樂）かんろ」へ。

 

長崎では鉄板のお店だ。

よく観光客が長崎で美味しいちゃんぽんどこですか？と訊くとリンガーハットとの答えが

多い、などと言われていますが、まずはこちらをおすすめするのはどうでしょう。

ただし営業は夜のみ。

 

 

メニュー。麺のところのみ。

よく見るとごもく汁そば、ごもくあんかけご飯、とか美味しそうじゃないか。

贅沢に行くなら酸辣湯スープにチャーハンとかどうだろう。

 

 

ということで「ちゃんぽん　850円」きたよ～。

スープは優しくまとまって、とろっとコクがあって・・・美味しいなあ～。

混然一体となってまとまった上品な味。素晴らしい完成度でしょう。

長崎ナンバーワンとの呼び声も高いのが分かります。個人的にも長崎屈指、Aクラスです。

 

飲んだ〆に良い、なんて言う方いますが、酔った状態ではすごくもったいない。

これ食べてから飲みましょう。（笑）

レンゲの上（のみ）でコショウをかける、ラー油をかける、ってのも面白い変化で楽しめます。

 

 

もちろん完食完飲。

満足感に溢れます。とにかく完成されているバランスは見事だと感じます。

こんな時勢の今なら行列も少なく、ゆっくりと食べることも出来るでしょう。

ただ、これだけのちゃんぽんを出しながら喫煙可（私が食べた時は誰も喫煙して

いなかったけれど）というのは残念なので、そこは注意でね。

 

 

ワインは2日目。

 

2012　Ch.グリヴィエール

　　（仏、ボルドー、メドック地区、メルロ種メイン、赤、2千円台）

大丈夫。10年ものでも翌日もまったく問題なし。美味しいボルドーだ。

「ワインは1日で、その日に飲み切らなければならない！」と思ってる方が結構いらっしゃるようで、

それは誤解です。たいていは何日かは大丈夫。なので恐れずにトライしてください。

落ち着いた大人味わいです。

 

 

マドゥバニ-パラクキーマ-Ch.グリヴィエール

4月の水曜日限定のマドゥバニの夜営業。

限定の「パラクキーマカレー」を求めて行ったのですが・・・

ギリギリセーフ！！！　と言いますか、残り1/4だけ残っています、ということでした。

 

そこでチキンカレーとのあいがけということになりました。

 

おお、これはこれで面白いじゃないか。

パラクキーマの部分は食道がスッとするマドゥバニ特有の辛いけれども同時に訪れる

爽快感がかつてを思い起こさせる。チキンカレーと混ぜてもそれはそれで美味しい。

多分店主は気付いていたとは思うけれど、赤い秘密兵器を投入してもバランスを崩さない美味しさ。

マドゥバニの原点的エッセンスに溢れていました。（かつてこのチキンカレーを辛くして

もらって辛さ耐性を鍛えてもらったことがある）

 

あと1回、次の水曜日が夜の部チキンカレーのラストになるかも。

行ける方はぜひどうぞ。辛くないマドゥバニカレーです。

 

 

 

今夜の試飲はこれ。

 

2012　Ch.グリヴィエール

　　（仏、ボルドー、メドック地区、メルロ種メイン、赤、2千円台）

 

開けたてのコルクからはトリュフの香りが！

あとはプラム、ブラックベリー、黒糖、革、バニラ、焼き菓子、キノコなど。

 

味わいは重たくはない。クリュ・ブルジョワクラスなのでヘビーさはない。でも深みのある

果実味と旨味はしっかりあります。タンニンはまだしっかりあるものの、こなれて穏やかさが

あり、酸味も十分で全体をダレさせません。黒糖や黒土のような沈んだ深い風味がアフターも

続きます。このクラスとしては存分に力を発揮しているると思います。メルロ主体のボルドー

として好感の持てる味わいで飲み頃です。