魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ピアソラナイト

2014年11月30日 | 音楽
「オンリー・ピアソラ・ナイト」(Onjy Piazzolla Night)
というライブへ。


これ行きたかったんだ。聴いてみたかったんだ。


Vn.松井友美さん Vc.山口哲平さん Pf.藤下千佳さんによる演奏。






アルゼンチンの作曲家アストル・ピアソラの曲ばかりをやるという面白そうな夜。
彼のことはよく知らなかったのでYoutubeで2、3曲聞いてみたら興味がわいた。

で、実際すごく良かった。

音が踊りだしてとても楽しい。生は特に音が見えるようだ。





途中「ヴィオラ」に持ち替えての演奏。

音は太く豊かになり、またそれを楽しそうにやってらっしゃる松井さん。

豊かな才能に拍手。みなさん素晴らしかったです。


こんな感じね。

Astor Piazzolla - Libertango




個人的にもピアソラの音楽からいくばくかの要素を取り入れて幅を増していきたい
と思います。

もうすぐインストのピアノジャズ曲をYoutubeにアップいたします。
(ちょっと今なにかと落ち着かない日々なのでちょっとお時間を)

お楽しみに。


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カレー、担々麺、安ワイン

2014年11月29日 | ワイン ~2019年
最近の記録を。




チャイ屋マドゥバニの豆のキーマカレー。
独特の沈んだようなスパイスが効いてくる。



紅蘭亭の担々麺。今回は黒の担々麺。




赤の担々麺の方が辛いのだけれど、黒を出来るだけ辛くしてやろうと「辛いの」
(唐辛子オイル)をガンガン投入。重ための辛さとなりました。
ランチパスポートの3回分、とうとうコンプリート。



そして夜はこれ。




2012 ベルフラワー ピノ・ノワール
  (チリ、ピノ種、赤、千円台)


香りはチェリー、フランボワーズ、人工的な甘さを漂わせるバタークリームや
ビニール、軽やかで甘い香りです。

味わいはやはり軽やかで甘く、上辺だけの華やかさ、甘さが鼻につきます。
もちろんこれはこれで美味しく頂いてしまうのだけれど、お奨めはしない味かなと。


今日もインデント輸入のリストを眺めていたのですが、あきれるほど高くて、
いや、むしろ暴力的なほど高いといってもいいくらいです。
誰だ、ここまで円を安くしたのは!

そう愚痴りながら、安ワインの良いのを探すのですが、なかなか見つかりにくいです。

そろそろ値崩れも考えられますが、多分格差がつくでしょう。投機の対象となる
ほどの高いワインはより高く、ならないものは、頭打ちか、少し安く・・・かな。


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女子がキャーって言う?!その2

2014年11月28日 | マイナー探訪
少し前に「女子がキャーって言う」(クリック)記事を書きましたが、
また通りましたので見て来ました。
長崎市のとある極めてローカルな場所です。


世界的に有名な建築家ル・コルビジェも自分のために建てたのはカバノン(休暇小屋)
なのです。小さく、コンパクトな家はひとつの憧れの形といえるかもしれません。






写真左側の小屋ですが、入口が開いていて中が見えました。






素敵ですね。

まわりを見回したのですが、やはり誰もいませんでした。

農作業でもしているかと思ったのですが、わかりませんでした。



農具が見えます。



ただここは農作業用の小屋みたいです。ただしテラスもあるし、ストーブだって、
パンやピザが焼けそうな窯だってある。





まわりに花畑や農園があり、見渡すロケーションも海がきれいで最高です。

こんなコンパクトで小さな家に住んでみたいですね。


次回また行ったらお話を聞きたいと思います。(次はいつのことやら・・・遠いので)


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男子と女子

2014年11月27日 | 美味しいもの
ランチにも男子、女子がある。
まあ、男子系、女子系といった方がいいかも。


まずは男子系。

「一麺亭」。ラーメンにギョウザ、さらにめし。





ランチ時、このお店はヤロウばかりで溢れる。漫画本がたくさん並び、黙々と読み、
待ち、ラーメンが出てきたら黙々、ズズズ・・・っと食べる。
「食堂」というよりも「飯場」だ。

しっかりと炭水化物と肉を中心に腹の中に収める。辛子高菜は取り放題だが、
まあ、そこそこで。安ければもっといい。ランパスで540円でガッツリだ。



次に女子系。

食堂とかはあり得ません。レストランかカフェでございます。
しかもおしゃれなのは当たり前。




中もこんな感じで。キャー。



メニューはこちら。





なになに、チキンのトマトソースにサラダ、スープにごはん。

そうごはん、もしくはライス。決して「めし」ではいけません。


さてやってきましたよ。



心の中で思った。「めし少なっ!」
でも料理は美味しいよ。


しかしこのカフェでちゃんぽんが食べられるのか?!
カレーもメニューにはあるけれど、まあ却下だろう。



まあ、男子、女子いずれにせよ、この価格にはみんな喜ぶ。そう540円。

男子も女子もランチパスポート、ありがとう。


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揺るぎなき2005ブル

2014年11月26日 | ワイン ~2019年
父が入院。両親の健康問題を含め、心配事はつきもの。

まあ、いろいろありますね。



先日、いつものデイリーワインを開けようとしたら、吹いていました。
液面は正常でした。

あれ?と思い飲んでみたところ・・・乳酸やエステルの風味満載。

ビンの中で発酵したようです。それで吹いたと推測。

味はまさに自然派。どビオ。嫌がるほどのどビオ!

笑いました。


ただ、これがお客さんのもとへ行かず良かったと思いました。

ワインって1本1本微妙に違うし、こんなに全く違うことだってある。

そこがワインの不思議でもあります。



こんな時こそ揺るぎなき美味しいワインを飲んで寝ることにしよう。

そうなるとブルゴーニュの2005年を選ぶ他に何があるだろうか。






2005 コート・ド・ボーヌ・ヴィラージュ(ルモワスネ)
  (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、3千円台)


よく残っておりました2005年!このヴィンテージのブルゴーニュワインは、私が知る中で
最高に偉大なものです。今でも美味しいし、今後もずっと美味しいのです。


さて、このワインを見つけ買い付けました。ワクワクドキドキ。


香りは熟した柑橘、フランボワーズ、赤土、キノコ、革、ダシ(節っぽさ)、肉など。


味わいはとても柔らかいです。しかし熟したフルーツにしっかりと残ったタンニンの
骨格がとてもしっかりと支えています。酸はまずまずできつくはありません。
果実味はコート・ド・ボーヌらしくまろやかで優しいです。

クラシックなブルゴーニュ好きにとても受ける味わいだと思われます。
あまり媚びることなく、しっかりと自我を主張しているスタイルでしょう。

まだまだ保存しても十分に耐えることでしょう。このポテンシャルはかなりです。
今でも「早い」と言われる方もかなりいらっしゃるはずです。

このレジョナルクラスで、ここまでしっかりしているのですから大したものです。
ブルゴーニュの羽毛や絹のような舌触りと、がっしりした骨格が同居しています。

残して2日目を見ることに。


果たして2日目の方が美味しいと感じました。やはり早いのです。
このポテンシャルは「さすが」とあらためて思います。1日目だと時間がかかります。
ゆらゆらと揺れるような不確定の世の中に、「これぞ!」としっかりした基準値を
表してくれるかのような、腰のしっかりした重みがあります。

揺るぎなき05年のブルゴーニュをしっかりと確保していただきたいと思います。


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のどかさを求めて

2014年11月25日 | マイナー探訪
本日はマイナー探訪ね。


たまにはこんな静かな港町を訪れてみたい。




西彼半島にある極めてマイナーと思われるとても小さな港。「小口港」


ここに来ると時間が止まる。

まず音らしい音がほとんどしない。住人もいるのだけれどとても静か。

海は凪いで水鏡のように空を湛えている。







誰も来ない、多分そんな話題になることもないであろう小さな港。

水面を覗くと鯛やフグが結構泳いでいる。

船を出さなくてもここで釣ればあがりそう。


すごいじゃないか。


世の中は解散だ、選挙だ、と言っている中で、ここは違う。
すべてが違う。時間も価値観も受け止める天候や情報や事象。

恐ろしく違う。極めて基本的な海の恵みで生きている、人々の営みがシンプルに
存在している。


でも、それがとても好きだ。


いつの間にか、世の中は複雑になって、いくつもの仕掛けやシステムのもとに
人を集めて、市場を作り、競争を生み、格差が出来、欲望の求めるままに、支配と従属が
生み出された。


もちろんそんなシステムの中でどの時点にいることが一番幸せか、などと答えを求める
つもりもさらさらないけれど、少なくとも原点はこうして垣間見ることが出来る。




小さな柿の木に実が生り、干し柿も吊るされている。そんな季節。


もちろんこの地にだっていろんな“ひずみ”はあるのだろう。
だけれど、「生きる」という感覚を、そして原点を実感できる港なのだ。


こうして記事として書く前に1度訪れていて、今回は2度目。
ますます、あまりに静かで、せわしい世の中との隔絶を感じる訪問だった。


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カレーの新店登場!

2014年11月24日 | 美味しいもの
噂を聞きつけましたよ。

いよいよ長崎にも「チャイ屋マドゥバニ」「フォルピーズカフェ」以外でスパイシー
なカレーを出すお店が誕生したようです。最近はインド系ばかりだったので、それ以外、
もちろん欧風や日本スタイルではない本格派のお店として登場しました。


嬉しかやっか~!


さて、そうしてやって来たお店は長崎市宝町にある「Asian cafe なんば」。
アジアンカフェ なんば(難波)




ガスト(長崎駅北店)の近く。ベストウェスタンプレミアホテルの向かい。
バス停の裏側すぐの場所。



店内はこんな感じ。






まずはメニューをつぶさに・・・。



どうやらタイ系のようですよ。
基本からいきたいので「チキンカレー」をオーダー。
もちろん辛いのが好きなんで、「辛くしてください」と付け加えます。
(辛いの苦手の方にも対応してくださるようです)



さてやってきました。



これは驚きです。

まず、シナモンのスティック、スターアニスなどホールスパイスがまるごと
投入されています。食べながらカルダモンのホールやクローブも噛んでしまいました。
グリーンビーンズに見えるのも青唐辛子です。(齧って食べました)
ライスは古代米。

こだわっているようですね。いろんなスパイスが弾けておもちゃ箱をひっくり返した
ように散りばめられています。辛さも適度に辛くて(多分普通の方なら汗ダラダラです)
心地よかった。柔らかいチキンはモモの骨ごと2本入っています。
もちろん美味しく頂きました。


お客さんは私ひとりでしたので、店主といろいろお話ししました。
彼も福岡のカレー店には足を運んでいて、いくつかのお店の話が出ました。
「なんば」という名称は大阪の難波で働いていたことがあったそうです。


このお店も行列ができるほどの存在になるのでしょうか。とても楽しみです。

この他のカレーも食べに行きたいと思いますし、折々ご紹介していきましょう。


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有終の美を

2014年11月23日 | ワイン ~2019年
昨日の浦和レッズとガンバ大阪の一戦、すごかったですね。
レッズは勝てば優勝だったけど、試合もだけれど大声援がこれまたすごい。

V・ファーレン長崎もいつかはそんな大試合の舞台を踏めるでしょうか。
そして大サポーターが出来るかなあ。
なにも「大」ばかりが良いことってわけでもないけれどさ。

さて、本日はアウェーでJ2最終戦。今シーズンはうだうだばかりでした。
せめて最終戦で有終の美を飾ってもらいましょう。



悪い年だと思ったけれど、その経験があとから実はとても良い年だったと思う日が
来るかもしれません。そんなヴィンテージのワインもあります。

そこで今夜はこれ。






2012 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(モンジャール・ミュニュレ)
  (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ種、赤、2千円台後半)

開けたては大人しく、ちょっとくぐもって分かりにくいのですが、2杯目、3杯目と
ぐんぐん開いてきます。もちろんまだ早いです。

香りはチェリーやイチゴ、とてもきれい。さらに赤い花や花の蜜、春を思わせる
チャーミングさが漂います。そう、2012年のブルゴーニュは春のワインなのかも
しれません。

ほのかに革や土や肉系も隠れながら存在します。とてもよく熟して健全な果実の
香りです。


味わいは開けたてはちょっとはっきりしないのですが、時間が経つとぐんぐんと
迫ってきます。きれいに熟した健全な果実味が開いてとても美しくなります。
奥の方に節、出汁的旨味の要素もちゃんと隠れています。


酸はしっかりと乗り、でも文句のない酸でとてもきれいで必要分だけあり、タンニン
は細かくてフルーツに溶け込み上手くバランスしていると思います。

もう上のクラスは手が届きそうもないくらい高騰しているので、このあたりで十分
美味しいブルゴーニュのスタイルは堪能できるのではないでしょうか。

これを飲んで美味しくない方はブルゴーニュワインは飲まなくてもいいかと思います。
ブルゴーニュの美学がコンパクトではあるものの、ちゃんと表現されています。

私は「ドメーヌ・ミシェル・グロ」を一番の指標としておりますが、このドメーヌ・
モンジャール・ミュニュレもそう成り得ると思えたくらいです。

黙ってこの2012年ブルゴーニュを数本飲みましょう。
ブルゴーニュの何たるかを本のページをめくるように、時間の経過とともに教えて
くれることでしょう。

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混む訳

2014年11月22日 | 美味しいもの
本日は仕事のついでに噂のここへ。




遠征になりました。長崎市内を抜け、時津町にある「ボーノリーソ」。

1時を過ぎていたので空いているだろうといってみたところ・・・

店内は結構空いていましたが、ウェイティングリストに10数名!!!

次々と入っていく。ちょうど回転する時間だったのかな。


私「どれくらいかかりそうですか?」

店員「そうですねえ・・・15分くらい?」


あちこち行って放浪するよりは15分なら待ちましょう。


そうしてる間にも、どんどんお客さんが来る。すごい!


・・・・・


25分くらい待ったよなあ。 やっと入店。


壁には古びたこのポスターが。ワインファンならご存知のムートンね。





テーブルに着き、店員さんに「いつもこんなに多いんですか?」と聞いたら
ランパスのせいです、と。ランパス率がかなり高いようだった。


さて、ピザを3種の中からひとつと パスタorリゾットorスープを選ぶシステム。

ピザはマルゲリータにした。基本だ。




間もなくパスタがやってくる。(お腹が空いていたのでパスタにした)

結構すごい。



こーんな感じになったよ。


男性でも量に不足はない。もちろん味はすっごく美味しい。
唐辛子とガーリックに漬けた辛味オイルをかけたのですが、その後ニンニク臭が
大丈夫だったかな。(汗)


さらにデザート、ドリンクまで。



なるほど、これで540円ならみんな行くよね。

ランパスで3回行ける方なら、全種類をお試しできそう。

素晴らしい。また行きたいけれど遠過ぎるのは残念だなあ。


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新しいものと古いもの

2014年11月21日 | ワイン ~2019年
とある用事で長崎市公会堂へ。




もうすぐ取り壊しになる。思い出はいくつもあれどしょうがないか。

ここは音響が悪いとプロの演奏家から噂を聞く。いわゆるノートリアス・フォーだね。

それならば保存しても価値があるのかどうかが疑わしい。


スクラップ・アンド・ビルドがすべて正しいわけでもないけれど、私は心の中で
「さよなら」を言った。


子供の頃、初めて音楽教室の発表会があって舞台に立った。

エレクトーンを習って、下手なりに初めてのコンクールを経験した。


少し大きくなって、小学校の音楽会や中学、高校と吹奏楽部のラッパーとして
(トランペットのこと)こちらも下手なりに何度も何度も舞台を踏んだ。
青春のステージだったかも。


もちろん憧れの演奏家の舞台もたくさん見てきた。
小学生の時「ナベサダ」を見た。日フィルのコンサートやインド大魔術団のマジックだって見た。
子供の目に美女の動体切断や空中浮遊術には言葉を失うくらい驚いた。他にもいくつも。


ゾウやトラのついた緞帳は決して忘れない。今度写真を撮っておきたいくらい。

子供だったら必ずやった階段の石の手すりのすべり台。
もちろん今でもやりたい。

でもさようなら。





老朽化して消えゆくものもあるだろうけれど、新しいものも誕生する。


ボジョレー・ヌーヴォーの新酒。

昨晩はいろいろと飲んでみたけれど、ごく普通のヌーヴォーもお試ししてみたい。




2014 ボジョレー・ヌーヴォー(ロベール・サルー、ネゴシアン)

これはドン・キホーテで買ってきたよ。

500mlで540円(税込み)。つまり“1mlが1円”。

香りはチェリーやイチゴなど赤系ベリー主体それにバナナ。
さすがに土や革や肉、ダシなどほとんど香ってはこないよ。
あとはセルロイドくらいかな。


味わいはピチピチとした若いフルーツ、太陽を思わせる明るさ。
これはこれで安酒として楽しく飲めはします。

しかし昨日飲んだヌーヴォーとはこれまた一線を画す味わい。
まあ、いわゆる軽やかで安っぽい。

でもこれはこれでアリで、普段、平和に飲むには物足りないけれど、飲めてしまう。
(文句までは出ない)
ただし、もう一度飲みたい、という喜びまではいかない。
「ワインの喜びを知って、ワインが好きになる」までは到達しないよね。


安いボジョレーと上等な高いボジョレーと、どう違うかと問われれば、こう答えます。

「またワインを飲みたい、という喜びがあるかないかの違い」です。

もちろんそれは普通のワインにも当てはまります。


そしてそれは新しいものでも古いものでも。

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2014のボジョレー・ヌーヴォー試飲。

2014年11月20日 | ワイン ~2019年
11/20、今年の解禁日。


何人かで集まって午前0時に飲んでみました。

ボジョレーなんて安酒をありがたがって飲むなんてどーかしてるぜ、とか
そんなお金を出すんだったら、いくらでももっと美味しいワインあるだろ、
とかご意見は重々承知しております。

でもボジョレーの収穫祭的なイベントはとても楽しいものです。
季節の風物詩としてお楽しみただければ良いと思います。

今年のヌーヴォー、飲んだ限りでは総じて良い出来です。
安心してお飲みください。




まずは白から。

1 2014 マコン・ヴィラージュ・ヌーヴォー(カーヴ・ド・ベレール)
結構ドライ。さわやかで時間とともにやや厚みも出る。


2 2014 ラ・グランドコリーヌ・ヌーヴォー(ボジョレーではない)
ロゼみたいな色。ドロドロ。蝋や石、厚みと濁り。




続いて赤。




3 2014 ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー(ポール・ボーデ)
軽やかでバランスが良い。ヌーヴォーらしい味わい。とてもチャーミングできれいな果実味。
きれいな酸と、細かくてとても小気味いいタンニン。


4 2014 ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー(カーヴ・ド・ベレール)
厚みがぐっと出てちょっとゴージャス感。酸は果実味に覆われタンニンもしっかり。


5 2014 ボジョレー・ヌーヴォー(ラピエール・ファミリー)
ひと嗅ぎした瞬間、その素晴らしさは分かります。立体的に立ち上がるチェリーの
フルーツが美しい。タンニンは細かく、酸はきれい。ビオの風味。
心ときめくヌーヴォー。 



6 2014 ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー(アントワーヌ・スニエ)
典型的ビオの風味。広がりが美しい。タンニンは細かい。



7 2014 ラ・グランドコリーヌ・ヌーヴォー赤(ボジョレーではない、大岡弘武)
すごい濁り。タンニンは強いがフルーツはとても濃くて甘みが出ている。



個人的にはコストパフォーマンスは4番「カーヴ・ド・ベレール」が良いと感じます。
味自体は5番の「ラピエール・ファミリー」に軍配を。


もちろん他のヌーヴォーは飲んでおりませんので、これからチャンスがあったら
飲んでみましょう。

今年はバランス良くたいてい美味しいでしょうね。
なお、当店では少量しか入れる予定がなく、予約分だけでなくなってしまいました。
とても消極的なヌーヴォーの販売しかしておりませんので、ちょっと考えさせられました。

今年のヌーヴォーは昨年よりもたくさんの笑顔を作り出すことでしょう。


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面白そうな宿題店発見

2014年11月19日 | 美味しいもの
お昼にランチパスポート。


何だかんだ言って、ランパスで一番通っていて、ありがたいのこのお店。

「ミラン」。カレーが大好きなもんで。





この日は「チキンと茄子のカレー 10辛」をオーダーしたのだが・・・

来たのは「チキンカレー 10辛」。


もうね、面倒なのでそのまま頂きました。



その日の夜も自宅の夕ご飯はスパイシーカレー。そして翌日も別のスパイシーカレー。

試行錯誤のカレーの連チャンが続く。


ミランのカレーですが、Aランチで選べるのは6種類。

そのうち好きなのは「チキンと茄子」、「チキンとホウレン草」、「ベジタブル」
この3種。


他は「チキン」(これだけでは淋しい)、「エビ」(これだけでは淋しい)、そして
「キーマエッグ」(味がおこちゃま的)だと思う。もちろん好き好き。



それはそうと、ミラン大波止店の1本裏側の通りに何やら見知らぬカフェを発見。




こんな古いビルの1階。中はちょっとオサレです。

表に出ていたメニューに「カレーランチ」もあったので、近々トライしてみたい
と思います。


またもうひとつ。

宝町にもカレーのお店があるみたいなので、こちらも宿題です。

そして間もなく西浜町電停そばにも(厳密には銅座町になるようです)「ムガル・
マハル」というインドカレーの新店舗も出来るようなので宿題がたまります。

まあ、楽しみな宿題なので嬉しいよね。


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エラシコとブタステ

2014年11月18日 | 美味しいもの
明日にも衆議院解散ですか。

まったく大義のない党利党略のための解散。失策を覆い隠すための解散などなど
言われておりますが、真実はどうなのでしょう。

ますます暗い世の中にならないことだけを祈ることが精一杯だよ。



楽しい話題も。

今日はオーストラリア戦。ちょっとだけワクワク。
また遠藤、長谷部両選手が中心となって機能するのでしょうか。



そしてちょっと面白い画像を。

小学生でも絶対できる! サッカー エラシコのやり方


これ、見入ってしまいました。思わず練習したくなりますよ。





さて、今回のランパスはここへ。


長崎市 桜町の「グリーンペッパー」。




ステーキ丼です。ステーキと言ってもポークね。ブタステさ。


なかなか良かったです。しっかりとボリュームもありますし、ニンニクとコチ醤みたいな
のを乗せるとコリアンな雰囲気がより楽しめました。

ワカメのスープやサラダも付いていて満足度は高いでしょう。


他のテーブルでもそうでしたが、ウーロン茶(黒々としていたので鉄観音茶かも)を
最後の方で出していただける配慮は良いなと思いました。(口中の油を落とすため)


また来たいなと思いました。さすがにランチ激戦区なのでしっかりとした対応です。


実は満員で入れませんでした。少し待って相席となりましたが、その方もランパス。

ランパスのおはなしをいろいろとしながら楽しく食べることが出来ました。
「類は類を呼ぶの件」でしょうか。


そして翌日しっかりと太っていたので、ブタがブタを呼んだ?のかもしれない。

エラシコを練習して、仮に出来るようになっても、鋭い技ではなく、ブタがゆるっと、
ぬめっと、進むだけになりはしないだろうか。ブタシコー?


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出島ワーフのお祭り

2014年11月17日 | ワイン ~2019年
知り合いがたくさんいるということで出島ワーフへ。


賑やかだった。


ライブも行われていました。



ペコロスさんこと、岡野さんのステージ。

事前に「歌詞ば見んば歌いえんよねー」と二人でうなずく。
「祈っとっと」という曲が響き渡る。相変わらずだ。

でもそこがいい。

ところで「寺町坊譚」という歌での紅白出場は来年に持ち越したごたる。



続いて、



そして久保盟・阿野裕行デュオのステージ。

あいむ・いん・な・にゅーよーく・すてーと・おぶ・まいんど~♪

心地良く響く。きっと長崎港の周りをぐるっとまわって海風に吸い込まれたことだろう。



facebookで顔写真を見て、知ってる(ネット上だけで)人もいるのだけれど、
人見知りで引っ込み思案の私は、なかなか声が掛けられない。


出島ワーフでは音楽を聞きながら空を見上げていた。
うろこ雲が西から東に流れ、その上の層にも違う雲があった。
いろんな友人たちとゆるやかにそんな時間を見送っていた。




そんな今夜はこれ。




とっておきのデイリースペイン。ソラネラ。


これを飲むと幸せになる。千円台前半で、文句のない味だ。
ワインの味の充実は、不思議と心も満たしてくれる。

「ワインない1日は太陽のない1日」とはよく言ったもんだ。


昼間には友人たちのたくさんの笑顔をいただいたし。

太陽はいろんなところにある。


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佐藤由紀彦選手お疲れ様~!

2014年11月16日 | サッカー
先日の日本代表VSホンジュラス戦。

快勝でしたね。ホンジュラスもどこまでやる気があったのか?

そう思えるほどの結果。

ベテラン長谷部や遠藤選手のベーシックな活躍、本田や香川選手へのボールの収まり
もあっての見事な勝利。

まあ、これはいいか。次のオーストラリア戦ですね。



そして我らがV・ファーレン長崎はホーム最終戦。
勝っても負けても昇格も降格もまったく関係なし。対戦相手の京都も同じ。
さらに佐藤由紀彦キャプテンの引退の決まった最後のホームゲーム。


ベンチ入りさせて、なぜに由紀彦キャプテンを出さない!!!???

私は後半の最初から彼を45分を使うと予想していた。(私ならそうする)

W杯の試合でもなく、J1でもなくJ2のはっきり言って消化試合。
それでも勝ちたい気持ちもわかるけれど、非情過ぎ。

お客さんからの支持を受けるプロ球団、さらに興業、ショーとしても由紀彦選手を
出すことは、決して間違いでもないはず。キャプテンとしてチームを支えた彼の現役最後
をホームのグランド上で終えさせることは、最低限のリスペクトではないのか?!
監督ほどチーム事情、内情には詳しくなくても、外から見ていてそう思った。

あとアウェー戦が1試合残っているけれど、彼を出してくれるだろうか。




さて、ランチパスポートは紅蘭亭へ。2回目。




目の前にあった「マー」と「ラー」をたっぷりと投入。




大いなる辛さがやってくる。

赤と黒の坦々麺。お店の方がランパスのお客さんにオーダーを取る時、「辛い方
にしますか?それともあんまり辛くない方にしますか?」と聞いていた。
ちょっと可笑しかった。

たいていの方は「あんまり辛くない方」と答えていたが、私はつい「しっかり
辛い方を!」と言ってしまった。

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