魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

2011年と伊勢えび

2013年08月31日 | ワイン ~2019年
最近案内が来るのですが、2011年のブルゴーニュが高い!

異様に高い!


出来はあまり良くないはずなのだけれど、生産量が少ないようだ。

多分2012年はもっと悪いので、2011を仕込もうかどうか悩ましい。

しばらくブルゴーニュと決別して、2013、2014年が出るのを待ちましょうか?
(これすら良い年かどうかも分からないけど)



今日もインデント輸入のリストをさっと見ていたのですが、もうどうしようも
ない。為替相場の影響もあるでしょうが、あまりに高くて有名どころは
軒並みお手上げです。

正直異常事態といえるんじゃないでしょうか。


ホントは大好きな造り手は毎年買って応援したいところですが、そういうレベル
になっていないドメーヌも結構あります。


ルソー、コシュ・デュリ、ルジェ、ポンソ、ルーミエ、ヴォギュエ・・・・・

もうそんな妄想は捨てる時が来たのかもしれません。
2011年でなくとも高騰しています。


私の予想では2011年ブルゴーニュは高いので日本国内では売れません。
ダブついて海外に流れるか、それでもダブついて、そのうち値崩れすると思い
ます。

ただ2012年があまりに不作のためますます品薄感は出るでしょうが、ここは
じっと我慢。品質を見極め、値崩れしたのをさくっと買いましょう。


輸入元もセールを仕掛けてくれれば、その時を逃さず仕入れて行こうと思い
ます。またそうでないとお客様の求めている価格には近づけそうもありません。


もちろんブルゴーニュだけでなくボルドーも馬鹿高いです。
大好きなUSAや豪、NZなどもあまりコストパフォーマンスが良いとも思わな
くなりました。イタリアはいつものごとくゴチャゴチャでピンキリですし、こう
なると狙いは・・・スペイン、チリ、アルゼンチンくらいか?

とにかく私の好きなマイナー造り手やメーカー、地域を狙っていきますね。



話は変わって、この台風が過ぎると9月から長崎は伊勢えびのシーズンです。

伊勢えび祭りが三大産地で行われます。
(野母崎漁協、新三重漁協、崎戸漁協です)

いろんなイベントがありそうですが、一生に一度くらいは「伊勢エビ天丼」とか
食べてみたいと思います。とりあえすは野母崎(クリック)に狙いを定めて、攻めたいと思います。


長崎や隣県のみなさま、ぜひ出撃してみてください。

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このくらいの広さはちょうどいい

2013年08月30日 | 美味しいもの
久しぶりの百貫ランチ行ってきましたよ。






どうですかこのメニュー。ちょっとシブいところをついていますね。






隅にあるポテトサラダが泣かせる。


メインはヒラスの揚げ出し。







パリッと揚げられたヒラスはとても良い。とろみのあんと良い具合。


熱い、冷たい、固い、柔らかい、白い、黒い、赤い、青い・・・・・

いろんな要素がいっぺんに盛られていて結構楽しかったです。





店の大きさがちょうどTVドラマ「深夜食堂」みたいな広さです。


ドラマをほとんど見ない私が、つい最近知ってyoutubeでいくつか見始めました。

「ペコロスの母に会いに行く」の主演、岩松了さんが出ているのが
このおはなし(クリック)です。


http://youtu.be/v2YYVlKyNSk


何年か前の作品らしいですが、面白いですね。全然知りませんでした。

この後、この流れで「孤独のグルメ」がくるのかなあ。


でもこのドラマ、あまりの喫煙シーンの多さに驚いてしまいます。多すぎです。
プロだったらここまで喫煙シーンを出さずとも、上手に作って欲しいもの
でしょう。

私もタバコをやめて十数年が経ちます。吸うなとまでは言いませんが、特に
飲食業の方は「極めて上手な吸い方」が求められることでしょう。


こんなドラマ見てると、ふと場末のワインバーとかやってみたくなりますね。
ちょっとミスマッチな感じが新しいかも。


ガラガラガラ・・・・・と戸が開く。


客「大将、なんかお手軽で旨いピノはあるかい?」

私「ゴールドウォーターのピノ、ミシェル・グロのACブルくらいならあるよ」
  コシュ・デュリとか言われてもそんなのはないけどな」

客「おお、上等だね。ミシェル・グロのピノもらおうか」

私「あいよっ」

客「大将、今日彼女にふられちまってね、こんな切ない日にはブルピノが沁みる
  ねえ・・・」

私「まあ、ゆっくりと飲んでいきなよ。切ない日のピノはいいよ~」


こんなんやってみたい。


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夏の終わりのベベンコライブ

2013年08月29日 | ワイン ~2019年
仕事を抜け出し・・・って県立美術館はうちからバイクだと3、4分で着いて
しまう。便利でしょ。


ってことで。






何でも「打ち水ライブ」だとか。






こんな装置で霧のように水をまきながら、炎天下の元でのライブです。
といっても本格的な夏は数日前に終わりましたよね。


曲は確か、
1 ちんたか水が最高
2 ズッカ
3 でんでらパンク
4 ドッパン・ザブーン
5 ハッピー・アイランド
6 腰ばやっぞ 膝ばやっぞ

だったような気がする。賑やかなナンバーばかり。
個人的には静かな曲が圧倒的に好きだけど、イベントでは不向きなんだろうか。
「腰ばやっぞ」は破壊力抜群で子供たちが踊りまわる。





やはりベベンコビッチオーケストラの他のバンドでは絶対に真似できないところ
がここだ。音楽的には難易度が高いわけではないのだけれど、圧倒的なオリジ
ナリティーがある。

ただ、私のおすすめは静かな曲ばかり。というのも私は攻撃的な音が好き
じゃないんですよね。(ロック自体があまり好きじゃない)


実は私も久しぶりに新曲が出来ました。最近はシンプルさを心がけています。
軽やかで、シンプルで、心地良く、ノリも良く、少し名残惜しい歌詞の曲。
まあいつかお聴きください。(笑)




さて、今夜はこれ。





2010 パヌール ピノ・ノワール
  (チリ、ピノ・ノワール種、赤、千円台前半)


香りはイチゴ、チェリー、ちょっと固い焼き菓子、濃縮した赤系ベリー、
ジャム、セルロイド、花の蜜、バニラなど。

味わいはちょっと固く凝縮したイチゴやチェリーのフルーツがしっかりとあ
ります。オーク・エイジドと書かれていますが、樽の風味はどちらかというと
新樽の感じではなく、重い古樽といった趣きです。ケバい感じのオークの乗り
方ではありません。

ただ、やけに重たく感じるので人工的なのかもしれません。微妙なところ。
この価格帯は他にもあるのですぐ入れることもないのでしょう。でも決して
悪いってことではなくて、むしろ良い方だと思います。


さあ、夏の終わり、台風も来そうな状況ですが、穏やかに過ぎることを
祈ります。


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totobig当たり~!

2013年08月28日 | サッカー
「totobig」が当たりましたー!!!


ホントだよ。ほらっ。









・・・・・でも6等ですけどね。


やっと当たったと思ったら、情けない結果。





3口、900円買って、戻りが300円。



オーマイガーーー!



でもこれを弾みに、次こそは~!

と思うけれど1等当たりは果てしない???


景気付けに何か食べに行くかー。

そんな人生の中の儚い一日。


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遠くに見えるお城のようなもの

2013年08月27日 | マイナー探訪
千々石の町を通るたびに不思議に思っていたもの。


小高い山の上に建つ「お城のようなもの」。

ちょっと寄ってみました。






実は展望台になっているのですが、もともと釜蓋城跡だったようです。


この小ささが泣かせます。
見てください。全体の大きさと石垣の大きさとのバランス。








そしてまったく読む人に分かりやすくない書き方の案内板。(写真をクリック)




まあ、そんなことはどうでもいい。入ってみましょう。

階段を上ると






良い眺めでしたよ。







千々石は景色が良くて、海水浴場の砂浜があって、じゃがちゃんとげんこつ家
と久保田食堂があるところ・・・でいいかな。


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勝利&即戦力のピノ

2013年08月26日 | ワイン ~2019年
V・ファーレン長崎、見事な勝利。

ガイナーレ鳥取戦で3-0という今シーズン最高の形。いいねっ。


次はいよいよ本丸、アウェーにてガンバ大阪戦。

遠藤、今野、加地、二川、明神選手など代表、元代表選手をたくさん抱えて
いるJ2では突出したチーム。

そしてその次が2位のヴィッセル神戸戦。さらにコンサドーレ札幌、京都戦、
この一連の戦いこそ天王山です。
強いチームとの戦い、ここでさらなる成長を期待しましょう。


そこを乗り切ると、その後の残りの試合は実力通りなら勝てる相手ばかりです。

長崎のみなさま、こんなにこのチームはがんばっているのですから、もっと
スタジアムに足を運んでやってください。


鳥取まで足を運んだサポーターの方、お疲れ様でした。素晴らしい勝利を楽し
めてさぞかし気分が良かったのではないでしょうか。

爆竹や発煙筒を投げ逮捕された浦和のサポーターとか、とんでもない人たち
もいますが、「発散」ではなく(心の中ならそれでいい)、「楽しむ応援」を
「選手のための応援」をV・ファーレン長崎サポは目指してもらいたいと
思います。





さて、今夜はこれ。







2011 エルヴェ・ケルラン ピノ・ノワール
  (仏、ピノ種、赤、千円台前半)

ブルゴーニュの中で一番大きな町、ボーヌ市から5キロほど外れ、ブルゴーニュ
の指定地域をずれてしまったところのピノです。
まあ、アバウト・ブルゴーニュか?その分お手軽価格です。


色は薄めで、香りはチェリー、イチゴなど華やかで明るいベリー、それに
ロースハムや革などの旨味が香ってきます。瑞々しいジャムやムース菓子の
ようなきれいで良い香りです。


味わいは、明るく軽やか。ピノは酸っぱさが出るところですが、これは旨味の
方が前へ出ています。これはバッチリです。確かに酸味はありますが、酸に
弱い方でも大丈夫ではないでしょうか。

薄くて軽やかですが、それだからこそ、今からでも十分でピチピチと若々しく
魅力たっぷりのピノが味わえることでしょう。

まったく疲れませんし、飲みだしたら軽さと美味しさで止まらなくなりそう
です。これは優しくて良い。もちろん飲み頃もnow~。即戦力です。
次回の仕入れで入れておきましょう。


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カレー地獄

2013年08月25日 | 美味しいもの
最近猛暑の中を、バイクで走って、ラーメン食べて、温泉に入るという
火業でも行うかのようなことをやっておりますが、暑さ対策といえば
スパイシーで辛~~いカレーも有効でしょう。


「こんにちはー」とお店に入るなり、店主さんから“as soon as”的にいき
なり言われました。

「あーーっ、今日は辛くできませんけどー」


普通は何のことかわからない。

長崎市賑町にある「チャイ屋マドゥバニ」では、私の顔を見ると闘志をかき
たてられてるのか(そんなこたーない)、辛く作ってくださる店主さんが
いるんです。


今日はたまたま辛くするスパイスが足りないとのこと。

このお店の味に慣れてくると、どんどん辛さを増していく羽目になる。


「じゃ、チキンカレー定食で。そうそう、ビーフカレーもかけてください」



やってきたのはこちら。





写真右側の器にビーフカレーが入っています。

そして真ん中あたりのチキン、これがめっぽう美味い!
そのチキンのまわりにかかる黒いオイルが最高。(一般的にはかなり辛め
だと思うけど)これを食べたくて通っているようなもの。

ほろほろとチキンをほぐし、ごはんとお芋、チキンと黒いオイル、これらを
まぜまぜして食べる。時々酸の効いたヨーグルト野菜を混ぜてもいい。

おもちゃ箱をひっくり返したようないろんなスパイスや味わいが口の中で
踊りだす。楽しい!長崎ではここでしか食べられない味。




そう、しばらく前に食べたのはほうれん草のカレー。





こちらは穏やかで優しいお味。でもかなりスパイシー。

こうやってどんどんカレーの深みにはまる。まさにカレー地獄だ。
底なし沼のようで、毎日でも新鮮に食べられるスパイスの魅力ってすごい。




さてそんな個性的で、ちょっと怪しさ漂う店主と、なぜかラーメン談義。

カレー屋さんでラーメンのはなし。おかしい、いや怪しいか???


店主はぜひとも豚骨でなくてもいい。多分豚骨必要係数30%程度だろう。
片や私は豚骨必要係数が90%以上なので立ち位置が違う。

私の使命は店主を豚骨の世界へ引き込むことかもしれない。
(ホントはワインの方が専門のだけれど・・・)

考えてもみれば、醤油も味噌も「大豆」なのである。植物なのだ。
それに引き換え豚骨は動物なので、絶対に美味いのだよ。


・・・というラーメンも地獄だ。底なしだ。


まてよ、そうなるとワインも、いや、ワインこそこれまた最高に底なし地獄
だよなあ。


考えてみるに、この世はそんな地獄のような素晴らしいものに満ちている。

悩んで人生を諦めたり、悲観したりする前に、ぜひ「地獄の楽しみ」を味わって、
楽しみや好奇心を満たしていただきたいものではりませんか!


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いよいよ夏の終わり・・・ワインの値上げ?

2013年08月24日 | ワイン ~2019年
安定した猛暑の夏型から、雨も降り不安定な天気となっています。

梅雨前線が南下して通り過ぎようとしているところ。
つまり「夏」が終わりを告げています。

今年の夏は暑かったですが、終わるとなると淋しい。
特に私は夏が大好きですからね。



暑さが収まると、いよいよワインの季節が到来か。
9月の上旬から試飲会も目白押しです。



ちょっと頭の痛いこと。

実は輸入元のワインの値上げが行われます。
9月からと10月からと、今のところ通知が来ています。


少し値上げをせざるを得ないワインがあるのです。為替相場の関係でどうしよ
うもありません。全部が上がるわけではありませんが、アイテムによって
1割程度は違うかと思います。お客様にもご迷惑がかかるでしょうが、なにとぞ
よろしくお願いいたします。




さて、昨日の残りを飲んでも足りないので・・・

今夜はこれ。





2011 オノロ・ベラ
  (スペイン、フミーリャ地区、モナストレル種、赤、千円未満)


プラムやスグリなど中程度の濃さのベリー、メントール(ハーブ)、井戸や
ミネラリーさのある香り。


味わいは価格としてはしっかりと濃く充実しています。生き生きとした濃いめ
の果実味に、若くジューシーさが乗って美味しいです。
タンニンや酸もしっかりとあってコンパクトに濃くまとまった印象です。
普段飲みには十分ではないでしょうか。
安くてもとても楽しめます。


値上げやさらに消費税も上がるとなれば・・・どうなるんでしょう???
悪くはありませんが、こんなワインばかり紹介するのも悲しいなあ。

その中をかいくぐるように、価値あるワインを探していこうかと思っており
ます。よろしくお付き合いください。


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なでしこのアウェー戦、ワインでも戦う。

2013年08月23日 | ワイン ~2019年
V・ファーレン長崎が勝利したのでローカルの各局を回してスポーツニュース
めぐり。

いや~、何度見ても気分が良い。


ところで最初にCKから山口選手がヘディングで入れた、幻のゴール、あれ
反則だったのですか?


得点にはならなかったけど、ひとしきり騒いだのでストレス解消にはなった?
でも逆にその後がちょっとイライラだったか。


心は次のアウェー戦・・・はガイナーレ鳥取なので、ほぼ勝利は確実。その
次のアウェー、ガンバ戦へと飛んでいます。


うちの奥さんが「鳥取に行きたい」と言ったので、地図とルートを示して、
「大阪と同じくらいかかるから大変!日帰りは無理」となだめたくらいでした。

ついアウェー戦も行きたくなるほどの歓喜というのがサッカーの恐ろしさ。
絶対に自重です。せめて隣県程度に留めなくては。


そういえば9月にはなでしこJAPANが諫早の県立競技場で試合があります
よね。見に行きたいところです。




さて、今夜はこれ。
アウェーのフランス、ブルゴーニュで日本人女性が活躍を始めましたよ。






日本人女性、栗山朋子さんが造る新興ネゴシアン。
ドイツで勉強後、有名ドメーヌの「シモン・ビーズ」で当主パトリックの右腕と
して働く「ギョーム・ボット」さんと二人で設立し、2010年からリリースされ
ました。ワインでも大和なでしこの新たなる活躍を期待しましょう。


2011 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(シャントリーヴ)
   (仏、ブルゴーニュ地方、ピノ種、赤、2千円台前半)

香りはチェリー、厚い花びら、肉、セルロイド、赤土やミネラル。

味は軽めですが、どこか厚みがあり、ウェイト感もあります。
じっくりとした抽出するなど、きっと造りが丁寧だからなのか、素地の良さ
(場所はサヴィニーあたりのはず)か。

品の良さ、ボーヌらしい、なで肩で優しく角のない愛らしさ。

テロワールなのか、それとも大和撫子だからなのでしょうか。



オーダーを出した輸入元でも振り分けに大変だったとか。
(輸入元では完売状態)

白のシャルドネ(2010年)もあるのですが、数本しか入らなかったのでお早め
にお求めください。大和なでしこはアウェーのワインでも活躍しているのです。
遠くから応援しましょう。

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仕事ばさぼって・・・でも収穫あり!

2013年08月22日 | サッカー
おとといのブログで、

「もうかなりイライラしてきましたので、21日の横浜FC戦、行きたかー!!!
私が行けると勝てそうな気がする。」

と書きました。

そのイライラの原因はV・ファーレン長崎の最近の不調です。

さて、昨日はお店を早じまいして駆けつけました。
仕事ばサボって行ってしまう・・・というのは、プロとしてあるまじきことです。


でも今日だけが平日開催で、この1日さえ馬鹿をすればあとの試合は日曜日で
お客様にも迷惑かけないですむ日程ですので、ご容赦を~。



ということでバイクで駆けつけました。天気予報では夜には傘マークが。
それでもぎりぎりまでお店をやりつつ駆けつけるにはやはりバイクです。








「県民応援デー」ということで賑やかでした。

FUNKISTという若者に人気のあるバンドのライブもちょっとあってS席の
スタンドもとても多かったです。

さらに横浜FCといえばこの人。




出番はありませんでしたが、少しだけでも見たかったなあ。
初めて遠くから見た「生キングカズ」でした。



実はもうひとり有名な方も。





この監督です。山口素弘といえばサッカーファンで知らない者はいない存在で
しょう。さらにアジアの大砲、我らが監督高木さん、この3人は同じ時期の日本
代表で、同じグランドで戦った同志ではないでしょうか。

でも今日は対戦相手。容赦はしません。


試合内容は、まあ負ける気がしないほど長崎が押していました。

佐藤洸一選手がミスが多くて、今日はブレーキなんじゃないの?と思っていた
ら、肝心のところで点を取ってくれて、さらに新加入の小松選手も良い仕事。

でも私が選ぶMVPはDFの山口選手かな。

新加入の奥埜選手が馴染んできたこと。さらに大人気の山田選手が故障中の今、
これまた新加入の鄭 薫聖(チョン フンソン)選手がかなり使えそうなこと。
レッズからレンタル移籍してきたDFの岡本選手も結構いけそうなこと。

収穫が多かった試合です。


その陰でV・ファーレン長崎から他チームへ移籍する選手も結構いて、
ちょっと淋しいです。でもそれもどうすることも出来ないので今の選手たちを
応援していきましょう。



・・・・・ということで2-0での勝利。やりました。

私が見に行ったら勝ちました!
・・・・・ってきっとオレがオレがって、同じようにたくさんの方々が触れま
わっているかもね。




おまけでちょっと可愛い画像も。

タンバリンを持つヴィヴィくんです。





反則みたいに可愛いです。





遅い時間に食べると良くないのはわかっているのだけれど、勝ったのでスポンサー
のお店、リンガーでこれを。





からまろ冷やし麺です。冷たい汁なし担担麺。これかなり美味しい。
もっと辛いとさらに良いんだけど、さわやかで、麺もコシがあり、とても
良い出来だと思います。


次は9/15ヴィッセル神戸戦までないのがまた淋しいよね。
アウェーが続くけど頑張ってほしかねー。


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千円程度の男

2013年08月21日 | 美味しいもの
私の大好きなラーメンやカレー。

足繁く通うお店もあるのですが、うちの奥さん曰く。
「昼と夜と好きなラーメンやカレーのお店に行っても、せいぜい千円程度で
済むとねえ。あなたは千円程度の男やねえ。」


ううっ・・・・・


そうですよねえ。確かに反論の余地なしです。

私と1日デートして奢ってやっても千円程度で済むんですよ。



でも反論とまでは言いませんがひと言だけ付け加えさせてくださいな。

「千円程度、かっこ 交通費は除く かっこ閉じる!」

これでいかがでしょうか。

あっ、「かっこ ワイン代も除く かっこ閉じる」ってのもあるかなあ。
でもこれは自己負担でもいいか。


でもまあ、そんな気安くてさ、コストパフォーマンスがいいってところでいいん
じゃないかと思う。うん、特に見栄を張るわけでもないしね。




さて先日、唐津の「一竜軒」に行ってから、その門下?の千々石町の「げん
こつ家」へ行ってみました。どうしても比較してみたかったのです。


もちろんオーダーは「ラーメン」基本形で。





うっ、やはり美味しい。濃くて複雑味もあって、良い出来です。

一竜軒ほどのパンチはありませんが、まろやかにまとまり(ちょっと大人しめ)
角が取れた感じ。そして麺は気持ち細めに思えました。どことなく背筋のちゃん
と伸びたところは「麺」に共通するところでしょうか。


店主と少しお話しましたが、やはり作る人が違うとスープも違うそうです。
当たり前の話だけど、これは深いなあ。仕事に人柄が出るかな?


スタイルの違いこそ個性でしょう。
わざわざそこへ行ってまで食べるというモチベーションとなり得ます。


大好きなカレーなどもたくさんのスパイスを操り奏でるのできっとそうで
しょうね。オンリーワンがやはりいい!


げんこつ家、この日は当たりでした。共通するところ、違うところ、いろいろと
垣間見ることが出来ました。長崎からだとかなり遠い唐津まで行かなくとも、
千々石町で充分に堪能できることも再確認しました。





骨粉もたっぷりとあって、スープのふくよかさがよく分かりますね。


このお店をはじめとして、決められたローテーションで結構用は足せますよね。

そうなるとやはり・・・・・

千円程度の男で十分なんだよなー。

かっこ 交通費は除く かっこ閉じるー!!!


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香る黒いワイン

2013年08月20日 | ワイン ~2019年
唐津編で書き忘れておりました。


道の駅「厳木(きゅうらぎ)」にて「佐用姫」なる大きな像が建っておりました。





違う方向から見ると





まさにイヤミの「シェー」ですよね。


10m程度の高さで、台がゆっくりと回転して向きを変えるんです。
お笑いでした。何でこんなん作るんでしょうね。



さて、我らがV・ファーレン長崎はまた負けましたね。(アビスパ福岡戦)

最近調子を落としています。新加入の選手がたくさん増えましたが、勝てない
のなら新加入って要るの?

もうかなりイライラしてきましたので、21日の横浜FC戦、行きたかー!!!
私が行けると勝てそうな気がする。(ミーハーにカズも見たいし)

ただ、平日なのでお店をどうするかを考えねばなりません。
さて、駆けつけることが出来るのでしょうか。





さて、今夜はこれ。





2008 Ch.ピネレ カオール
  (仏、カオール地区、マルベック主体、赤、千円台後半)


ブラックベリーなど黒系ベリー、ヴァイオレット、黒土や黒革、覆われた果実
の奥でシナモンやハーブ、どこか心地良い焼き菓子、焼いたパンケーキに
クリームやシロップをかけてフルーツを乗せたような香り。


味わいは濃く少しタニック。厚みがあり、堂々としたフルーツがきれい。
正統派の味で「黒いワイン」と呼ばれるカオールのワインらしさを味わうこと
ができるでしょう。

特にすごいわけではありませんが、コストパフォーマンスは良い方でしょう。
カオールなだけに、かおるさんいかがでしょう。
もちろんかおるさんでなくとも美味しく頂けるでしょう。

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唐津にて

2013年08月19日 | Weblog
ラーメン食べに唐津へ来まして、せっかくですから観光も。


かつては通ったことだけはありますが、見て回るのはほぼ初めてです。
とても良い所ですね。何でも戦争で被害がなかったので、昔のものが
ちゃんと残っているのだそうです。



唐津といえば、まずはここ。









看板よりも猫に引かれる?


この辺りは松原、砂浜なんですよね。





お城に登ると怪しいゆるきゃらが。





どう見たってひこにゃんのパクリみたい。唐ワンくんだそうだ。




天守閣からの風景はとても素晴らしいです。





虹ノ松原です。






目の前に「高島」。このまるっこい島が「宝当神社」として有名なところ。
全国から宝くじ当選祈願に人が来るそうです。10分くらいで行けます。
私もここだったのかー、と初めて知りました。



その後、炭鉱で財を成した「旧高取邸」も見学。
炭鉱マニアとして見ておかねば。











高取伊好(たかとりこれよし)さんは元三菱、長崎の高島炭鉱の技師だった方で、
三菱を辞めて独立後、このあたりの炭鉱でひとやま財を築いたとのこと。
(1850~1927の頃のお話) で、この30数部屋もある豪邸。
中には能の舞台まであるというからすごいのだけれど・・・・・

一番の驚きはこれ。





母屋ではないところの貯蔵庫。


中に入ると地下へ下るレンガの階段があって・・・






ワイン庫 キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!


100年も前の頃ってどんなワイン飲んでいたんでしょ???

それを想像するのって楽しいですよねー。

この高取さんは雲仙にも別荘があったそうで、今度雲仙へ行ったら
調べてみたいと思います。


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聖地巡礼の旅へ

2013年08月18日 | 美味しいもの
トンコツラーメンが大好きだ。醤油でなく、味噌でなく、塩でなく、豚骨だよ。


そうです、人生の中の短いひと時を過ごすなら、トンコツがいい。
他のラーメンが特に嫌いなわけでも、不味いわけでもないけれどはないけれど、
私には無駄に近い。トンコツとともに過ごしたいだけなんだ。


さて、その聖地ともいえるお店、九州一だと言う人は言う、この味を求めて
多くのファンがやってくるお店、唐津市にある「一竜軒」へ行ってまいりました。
思い切って、やっと行けました。

すでに超有名店なので、感想を書くのもはばかられますが、一応書いておき
ましょう。






混んでますねえ。さすがです。
少し並んで入店。






メニューは潔い。しかもお手軽価格。某ラーメンスタジアムとか、某一〇、
一〇堂とか見習ってほしい。


相席は当たり前。まず席に着くとこれらが出てきます。







下は紅ショウガです。
スープに入れないように別盛りで。さらにこの紅生姜は美味い!
お店で仕込んでいるのでしょう。刺々しくなく、まろやかな味。最高。
業務店で食べた中では間違いなく一番美味しい。こういう脇役を活躍させる
とは心憎い。




さあ、ラーメンです。








「ラーメン」と「チャーシューメン」。


普段行く長崎県千々石の「げんこつ家」さんと似ているのか?と思っておりま
したが、違います。多分使う豚骨の部位が違うのか、エキスの取り方が違うのか、
いずれにせよ少し違います。色が少し赤いのは似ています。

味わいはラードでもなく、タレでもない、そんなのに頼らない王道トンコツ。
当然油分はあるのだけど、上手くマッチして濃く太く深みのある味。


麺はやや太めですっと背筋の伸びた、そんな芯を持ち、力のある麺。
これも素晴らしいと思いました。


自分の分はすべて吸ってしまって、奥さんのスープにまで手を出す私。





骨粉もちゃんと。
替え玉は残念ながらできない。また食べたいと思うようなラーメンでした。

そして近々げんこつ家さんにも行って、味の違いを再確認してみたいところです。

ああ・・・また食べたい。

コメント (2)
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お盆と伝説といつかの私

2013年08月17日 | ワイン ~2019年
先日は精霊流しでした。長崎のお盆の名物です。








これは町内の精霊船です。

お盆に帰ってきた霊を西方へ返すため、街中を練り歩き見送ります。
花火はうるさかとです。



ところで、ボルドーの有名なシャトー、「ラ・ミッション・オー・ブリオン」
ではこんなエピソードがあります。


17世紀に召された聖者、「サン・ヴァンサン・ド・ポール」が、天でのどが渇き、
ワインが飲みたくてたまらなくなり、天使に一度だけ下界へ戻してくれと懇願
しました。

情にほだされた天使は約束の日時までに戻ることを条件に許可してしまったの
です。


どっこいサン・ヴァンサンは無類のワイン好きなので、あちこちとはしごで飲み
歩き、ここなら腰を据えて飲んでもいいぞ!というワイン庫に入って飲んだくれ
て、高いびき。もちろん約束の時間にも戻らない。

迎えに来た天使もそのあまりの醜態にショックを受け天へ報告。
怒った神は、酔っぱらった姿のままサン・ヴァンサンを石に変えてしまったとい
うおはなしです。


喜んだのはその酒蔵のシャトー「Ch.ラ・ミッション・オー・ブリオン」。
天国から戻ってまでも飲んだくれたほど美味いワインというお墨付きです。
その石像を守り神としてシャトーの敷地にある小さな教会に安置したのです。


私も死んでも天からワインを飲みに戻ってくるぞと誓いました。
もしかしたら私も小石くらいになっているかもしれません。
その時はどなたか小石の私をワインセラーの隅にでも安置してください。




というわけで、今夜はこれ。





2011 アナケナ ピノ・ノワール シングル・ヴィンヤード
  (チリ、ピノ種、赤、千円台)

イチゴ、フランボワーズ、赤土、肉、焼き菓子など甘く旨味系が華やかに
香ります。ちょっと派手です。


味わいは軽やかでまず甘さが先に来ます。そして肉の旨味がぐっと押し寄せる
感じです。「甘い」と思うけど「旨味」が追いかけてくるイメージで、
時間が経つとそのタイムラグが短くなって、より一体化してきます。

ちょっとだけ甘さが強めですが、よく出来ていて美味しいと思います。

やっぱり天国から戻ってきて飲むのはピノ・ノワールだと思う。


コメント
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