放送日より数ヶ月遅れています。
放送のタイトルは「吹奏楽のススメ」でした。
アルフレッド・リード作曲の「アルメニアン・ダンス」にちょっと感心したあと、
締めくくりのメインは「スペイン狂詩曲」(予告では)と思っていましたら、
何と変更されていて、レスピーギ作曲の「ローマの松」でした。
実は、この曲は私が高校生の時、吹奏楽コンクールで演奏したいわく付きの曲
だったのです。
頭の中は当時の再現VTR状態?でした。
「そうそう、ここで、こう吹いたよなー」なんて思い出しながら聞いていましたら、
体内の血が、徐々に燃えたぎって来ました。実際、この曲自体、ラストに進むに
したがって、それは、それは、華やかに盛り上がるのです。
最後はシンバルがパーーーンと鳴り、トランペットが輝かしい響きで花火のように
締めくくります。思わず気持ちが同調してしまいました。
今や実際演奏は出来ないのですが、ハートだけはついて行ってますねぇ。
グッと来る瞬間でした。
当時はがむしゃらにやってたのですが、その情熱とエネルギーの
素晴らさは、何ものにも代え難いことだったのです。
さて、昨年OBバンドとして吹奏楽のステージに立ったお話をこのブログで書きました。
今年ももうすぐ定期演奏会があり、OBバンドもまた出演するようです。
今年、私は参加はしません。しかし、いよいよ迫ってきてメンバーは追い込みに
大変な様子。影ながら応援してはいますが、ちょっと心配でもあります。
結局、ホルストの「組曲惑星」の中から「木星」をやることになったようです。
来週が本番。ワクワクしてまいりました。平原あやかさんの「ジュピター」が
ヒットしましたがその原曲です。ヒット曲に使われたフレーズ以外の部分が、
難易度がかなり高く、またとても有名な名曲なのです。
本当の気持ちは「木星を一緒に演奏したい」のですが、練習を続けていないので
唇がついていけないし、さすがにもう間に合いません。
心の中で後輩たちのがんばりを祈るだけです。
おっさんはワイン飲みながら応援してるからなー!(長老の言葉です)
後輩ばかりのOBバンド、ガンバレよー!
もちろん来週は仕事サボってでも聴きに行きますよー。