(↑近所の「ソメイヨシノ」。5分から7分咲きくらい。↓その他さまざまな桜も。少しずつリハビリのウォーキング)
東京を中心とする関東一円、
コロナの嵐がまだまだ吹き荒れていて、
日曜日の教会の礼拝も、対面とオンライン併用で続いてきました。
わたしは教会学校の教師をしているので、
9時からの子供向け礼拝とその後の分級には参加し、
そこから家に帰ってオンラインで主日礼拝を受けるという格好で、
ここ数ヶ月過ごしてきました。
だから、教会学校の時間にやってきている信徒の方々とは
直接お話をする機会がありましたが、
ギリギリ10時半においでになる方々とはすれ違いになってました。
一昨日の日曜日、
久しぶりに午後に教会学校の教師会をするというので、
朝から午後まで教会にいることとなりました。
来年度の体制についての相談があったからです。
久しぶりに対面の主日礼拝に出て、
その後来られていた人たちと話す機会があって、
信徒さんの中に色々な変化があるのを知りました。
それはいい変化というよりは、
わたし自身もそうなのですが、体調を崩しておられたり、
相方が入院していたり、介護が始まっていたり・・・。
どちらかというと、
わたしくらいか、それより年上の人が多いので、
そんな事になってるのです。
若い人でも親の介護が始まっていたり・・・。
ゆっくり喋った同じくらいの年齢の友人も、
体調を崩し、随分痩せてしまってました。
お互い、連絡を取ろうと思っていた矢先のこと。
一人っ子の彼女、
認知症のお母様を抱え、大変な日々。
介護もあって毎週は礼拝に出られず、
わたしも彼女と直接会う機会がぐんと減っていました。
今回の話だと、
お母様、娘さんであっても、誰かに注意されたりすると、切れて物を投げたり、壊したりがあるというのです。
認知症ですが、
足腰もしっかりしていて出歩くこともあり、食べ物も近くのコンビニに行ってどんどん購入、見境なしに食べちゃうらしい。
足の悪いうちのまーさんの方が、まだ介護しやすい状況だなと思いました。
ゆっくり話してみれば、他のみなさんにも色々ある。
みんな、この時とばかりに話が溢れ出す。
もちろん気持ちはすごくよくわかります。
お話を聞いた人たちのことは、
さらに心に留めて祈っていこうと思いました。
20年ほど前、同じメンツの人たちは、20歳若かったわけで、
そのころはみなさんお元気でした。
男性陣は仕事が一番忙しい時期だったろうと思いますが、
礼拝の後、
集まっていろんな分野で活躍している信徒から話を聞いて勉強会をしたり、
子供たちをも含めてお祭りをしようと考えたり、
大変精力的でした。
また、主だった人たちで、車を乗り合い、
山梨へぶどう狩りに行ったり、
教会の庭でバーベキューを楽しんだことも・・・。
礼拝以外でも人的な交わりが多かったのです。
礼拝後はわいわいがやがやお茶に残る人も多かった。
そこでお互いのことを深く知り、
祈り合ってきたのでした。
最近、息子がしみじみというのです。
「僕は幸せだった。赤ちゃんの頃から教会に連れて行ってもらってたから、
教会の人たちは、僕にいつも声をかけてくれた。どの人も温かかった。
大人になって社会に出て、色々な人と接するようになって、
教会の方々の温かさが特別のものだったと気づいた」
ところがその年代の人たちは、多くが今や還暦をすぎ、
後期高齢者になっておられる方々も。
あちこち体に不調が出ている人もいる。
ここ数年で亡くなった方も複数。
一昨日、
礼拝後の掃除をしつつ、同年代の男性方からも退職後の仕事の様子などをお聞きし、
みんな同じような時期を過ごしているんだなあと。
コロナによって、
こうやって直接顔を見て話をすることが減ってしまっていたことが、
どれほど大きな問題だったかを思い知らされた格好。
かつてのように日曜日ごとに顔を合わせていれば、
その人の変化もすぐにキャッチできるのに。
そして話も一方通行にはならないはずなのに。
これからは少しずつでも、
感染対策をしつつ顔を合わせる機会を増やしていこう、
そう強く思った年度末でした。
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