子供の時代のソウルフード、
みなさんにも色々あることでしょう。
わたしにとっての神戸や姫路は、
まさにそのソウルフードと共にある街。
ということで、
子供の頃からの行きつけのお店や好きな食べ物がたくさんあるのです。
今回は姫路編(神戸はさらに色々ありますよん)。
姫路の街に降り立ったら、
まず行くのが西二階町にある「東来春(とんらいしゅん)」。
戦後すぐの時代からのお店で、
中華そばやシュウマイなど、個性的なその味はいわゆるわたしにとっては懐かしの味。
実は夫は知らなかったのですがね。
でも今回、「あれ??」って思うことが。
数年前に食べた時には「これ、これ!」と思ってたのに、
中華そばの味が少し濃いとか、シュウマイがちょいと硬いとか。
これ、気のせいならばいいのですが・・・・。
絶対味が変わって欲しくないお店なんですもの。
そして、まねきの「駅そば」。
ここはだいぶ前からわたしたちの子供の頃の味とは違ってきてました。
中華麺も全然違うし、お汁の味もちょいと違う。
きっと復刻版を待ち望んでいる人もたくさんいることでしょう。
めっちゃ美味しかったもん。
(子供の頃、姫路から和田山に向けて走ってる播但線の車内には、
姫路駅のホームで売ってる立ち食い駅そばをそのまま持ち込むことができていました。汽車の中に持ち込んで、そこで食べて、
お汁まで全部飲み干すことがなくお汁が残ったままでも、
座席下にそのお椀とお箸を置くのが普通で、
電車の揺れでお汁が床に流れてるってことも見たことがあります。
汽車の床が木製だったこともあって、染み込んでもいってたのでしょうが、
まあ、のんびりした時代だったなあと思い起こします)
それでも今しか知らない息子は、
今の「駅そば」も「美味しい」と喜んで食べてます。
お気に入りで、
姫路駅を使うたびに食べてましたっけ。
今回お土産も買いました。
さらに、
よく話題に出す回転焼きの姫路名物「御座候」。
ここは変わらず安定の味。
店の前には必ず数人の人が並んでますね〜。
わたしは赤あんを6つ購入。
あんこも別に購入し、帰ってきて早速ぜんざいを作りました。
さらにさらに、「イカナゴのくぎ煮」。
これの発祥は神戸の方みたいですが、兵庫の海岸沿いは結構
イカナゴの新子が手に入るのでしょう。
まーさんもあちらに住んでいた頃は、その新子を大量に購入、
それでくぎ煮を作ってました。
わたしたちのところにも大きなタッパー2,3つにくぎ煮を入れて送ってくれてました。
関東で買うと、ほんの少しでも数百円もする高価なもの。
今はもちろんまーさんからは手に入りませんので、
買うしかない。
1個購入しました。
ご飯のお供に最高です〜。
そして最後は、「アーモンドバター」。
これはわたしや夫がこちらにいた頃は、姫路にはなかったと思います。
テレビの「噂のケンミンショー」でそんなのがあると知ったのが最初です。
でも今回義妹から聞いた話によると、
彼女が働き出した頃、姫路のある喫茶店で
このアーモンドバターをたっぷり塗ったトーストが売られていたということなのです。
そうすると30年以上前からのものですね〜。
これも二種類購入。
これ、正確にいえばわたしのソウルフードとは言えませんが、
わたしたちよりちょっと若い人たちにとっては姫路のソウルフードかな。
あ、
夫にとっては、
ショウガ醤油で食べる「姫路おでん」もソウルフードの一つ。
今回しっかり食べてましたっけ。
わたしにはさらに「アナゴの押し寿司」もそれに入るかな・・・。
ここら辺は、どこのお店の味というところまでのものはないのですが・・・。
その人にとって懐かしい、そして美味しいと思ってる味。
でも、他から来た人には「そう??」っていう場合も多い味。
これこそがソウルフードの味ですね。
横浜なら崎陽軒の焼売もその一つなのでは??
大阪だったら551蓬莱のブタまん???
好きな人にとっては、これ以上美味しくしなくてもいい、
変わって欲しくない味なんですね。
今の時代、万人に受ける味が求められ、
おいしいけど、どこに行っても同じような味になりがち。
そうではなくて、
その地のベタな味、
他の人からは「なんだこりゃ?」って言われるような味であっても
地元民、地元民だったものにとっては、
少しでも残してほしい、持ち堪えていって欲しいものだと思います。
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